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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 44ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 逃走中 魔石商編 MM○○中
*11*
………ああ、最悪だ
この悲劇を、繰り返したくない
……分かっていた、誰が『元凶』なのかは分かっていたんだ
だから、今度は………今度こそは、あいつを止めてやる。
絶対に………
絶対だ!!
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時空列車は逃走中に向けてキャラを乗せながら運んでいく
今回、応募で参加出来たメイドウィン達は一足先にたくっちスノー一行と共に列車に乗り込んでいたのだが………
たくっちスノー
「…………メイドウィン諸君、今回は一番乗りとばかりに来てくれたのはありがたい、けど」
ネクスタ
「………」
霊歌
「………」
Konakun
「…………」
エイジア
「………」
アスカ
「………」
たくっちスノー
「これ、剥がすの手伝ってくれない?」
それはあまりにも突然のことだった
たくっちスノーが時空列車に乗り込んだ時、前日まで普通だった列車内の床、窓、天井まで至る所にキャラクターのポスターが貼られていたのだ
作者たちも足の踏み場が無いほどに埋め尽くされたポスターをたくっちスノーは剥がしていく
Konakun
「なんやこれ……前来た時はこんなん無かったやん」
エイジア
「誰かの悪戯か?」
霊歌
「全部おなじキャラクターね………なんて愛の重さ」
アスカ
「誰が何の目的でこんなことを………」
たくっちスノー
「わかんねぇ」
メイドウィン
「あっはっは!随分と面白いことするやつもいるんだな!」
たくっちスノー
「はっきり言うと1番怪しいのお前だからな?なぁ?」
メイドウィン
「俺は女は好きだけどグッズは買わんぞ、そんな金あるなら別の創作買うわ」
たくっちスノー【オルタ】
「ある意味清々しい奴だ」
ジャガー
「なっさけないクローンですね」
リーン
「なぁなぁやめなよー?一応俺の後継機が見てるんだからさ」
メタルメイドウィン
「あ、自分様は気にしないので」
アスカ
「なにこのオールスター」
雪
「………あー、本当は父さんとたくっちスノー、あとメタルメイドウィンだけのつもりだったんですよ」
雪
「でも父さんが僕がいないと出たくないって言って、ブラウンさんが勝手に乗り込んできて、緑風が当たり前のようにメタルメイドウィンの隣に」
エイジア
「お前、子供は大丈夫なのか?」
雪
「うん、僕も心配だけど黒影旅館の人達はみんないい人だから………大丈夫だと思う」
たくっちスノー
「ルミナ様は本当にいい方だ、それにひきかえあんたはなぁ」
メイドウィン
「俺そんな悪い?」