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MM逃走中 〜走れよアンジェ彼方まで~【完結】
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 44ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 逃走中 魔石商編 MM○○中 
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10~ 20~ 30~ 40~

*12*

メイドウィン
「そういえばさー、今回の舞台になってた世界の話だけど、最近大開拓?っつーか発展?したみたいでさ、1か月前に急に大都市になったんだよ」

霊歌
「急に大都市に?」

アスカ
「あの世界のメイドウィン、そんな思い切ったことしたのか」

ネクスタ
「一気に発展させたら色々と大変なのになぁ………」

たくっちスノー【オルタ】
「………神(メイドウィン)なんてのは気まぐれだ、そういうことも有り得る」

メイドウィン達が雑談をしていると、列車が止まり扉が開く

ネクスタ
「どうしたんだろう?」

Konakun
「どうやら版権世界に停まったみたいやな」

アスカ
「ああ、なんか突然道端に留まって、切符を握った人間は不思議と列車に足を運ぶんだっけか?」

霊歌
「なんか都市伝説として広まってそう」

エイジア
「実際アレどうやって誘ってるんだ?」

たくっちスノー
「雪の知り合いに【超高校級の催眠術師】ってのがいてな………」

メイドウィン
「なんでそんなことを」

たくっちスノー
「時代的に逃走中知らないキャラとかもいるしさ……前回の仗助らみたいな」

………

クロエ
「あっ、既に誰か乗っていたの」

ミシェル
「……………随分と広い乗り物だな」

たくっちスノー
「ほら、あんな風に列車の概念も知らない人だっているんだから」

エイジア
「………子供か?」

メイドウィン
「ミシェル・ダランベール、天才ヴァイオリニスト少年として有名な奴だ、その隣にいるのはクロエ・アルデンヌ、歴史的作曲家の父に育てられたピアニストだ」

たくっちスノー
「おい親父、俺の仕事奪うな」

クロエ
「隣いい?」


「あ、どうぞ」

………

ミシェル
「…………」

たくっちスノー
「最初は慣れないと思うけどま、肩の力抜いてほら」

クロエ
「♪~」


「ほら、君の友達はもうリラックスしてるよ」

ミシェル
「君はよくこんな分からないところでくつろげるよね………」

クロエ
「大丈夫なの、この人たち優しいから」

たくっちスノー『オルタ』
「ただしそこの白髪には近づくな、こいつ可愛いならなんでもいいから」

たくっちスノー
「実質生後数ヶ月にも手を出そうとしたからな」

ミシェル
「気持ち悪っ!!」

メイドウィン
「誤解を招く発言やめろぉ!」

ネクスタ
「…………あの人達って、いつもああなの?」

アスカ
「まぁ、そうだな。」

霊歌
「貴方も大変ね」


「もう慣れましたよ」

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