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MM逃走中 〜走れよアンジェ彼方まで~【完結】
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 44ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 逃走中 魔石商編 MM○○中 
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10~ 20~ 30~ 40~

*21*

たくっちスノー
「…………」


「お久しぶりですトールさん、ニコニコ動画の件では迷惑かけました」

トール
「ああ、もしかしてあの時の方でしたか、小林さんから色々話は聞いてますよ」


「そっかー、あの人も元気そうで何よりだ」

エイジア
「えーと、話がよく分からないんだが、たくっちスノーが時空犯罪者で………何をしたんだ?」

たくっちスノー
「メイドラゴンの世界を1度ほろぼした………」


「そして、唯一存在が残った【小林】がマガイモノキラーになって、今は新しいメイドラゴン世界でメイドウィンになったときた」

トール
「あっちの方は結構気さくで明るいんですよ、吹っ切れたみたいな」

Konakun
「へー、会ってみたいなぁ」

たくっちスノー
「冗談じゃねーっ!」


「たくっちスノー、この件は完全に僕らが悪いんだ、受け入れるんだよ」

たくっちスノー
「くっ………」

【次は~、グリムノーツ、グリムノーツ】

たくっちスノー
「グリムノーツ?」


「霊歌さんと近い世界、ほら童話がなんとやらってやつ」

たくっちスノー
「俺童話には嫌な思い出しかないんだよな……」

霊歌
「なんで!?」

たくっちスノー
「聞きたいか?【黒い森の怪物】の童話」※たくっちスノーはLobotomyCorporationの新管理人になっている

メイドウィン
「あれ童話なの?」

カーリー
「…………」

霊歌
「カーリー!来てくれたんだ」

カーリーは何も言わず座席の隅に座る

リーン
「彼女ってああいう子なんだ」

ジャガー
(まあ、人付き合いとかあまり興味無さそうな雰囲気してますが)

と、その時たくっちスノーの背中から電話音が

アンジェ
「ちょっと電車内よ、ミュートにしなさいよ」

たくっちスノー
「ちっうっせーな、はいたくっちスノーですが?」


たくっちスノー
「…………はぁ!?」

たくっちスノー
「いやいやいや今は無理!!無理だっての!!」

たくっちスノー
「…………準備が出来次第、そいつらを探し出して俺の近くに送る?」


たくっちスノー
「何馬鹿みたいなこと言ってんの?なぁ、俺に不可能はないがやりたくないことはあるんだからな、おい聞いてんのか、アンジェ………


たくっちスノー
「ちっ、切りやがったあいつ……ったく、アブノーマリティがコンビ組んでくるとか、嫌な時代になったものだよ」

ネクスタ
「何の話?」

たくっちスノー
「仕事の話だよ!クロノス社とは別のな!」

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