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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 44ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 逃走中 魔石商編 MM○○中
*29*
庵樹里華
「そしてこれが、オープニングゲーム!」
庵樹里華は赤い渦から長い導火線が付いた巨大な爆弾が落ちてくる
リーン
「爆弾?」
メタルメイドウィン
「解析してみたけど殺傷力は無さそうだよ」
アンジェ
「これがオープニングゲーム?」
庵樹里華
「聞いたことない?【ふーふーどうかせん】」
たくっちスノー
「あれか!!」
スバル
「あー………なんだっけ、それ」
たくっちスノー
「マリオパーティのミニゲームだよ、交互に導火線に息をふきかけて短くしていき、相手が吹く時に導火線が無くなるように調節しながら短くしていくっていう」
エイジア
「要するにチキンレースか」
庵樹里華
「元ネタは爆発させたらダメっていうゲームだけど、今回はその逆」
庵樹里華
「息だけで導火線を短くして、爆発させられたらゲームクリアよ」
庵樹里華
「全員参加でひとり10秒ずつ、全員合わせても爆発できなかったら失敗」
庵樹里華
「順番は自由だから盛り上げてね、アンジェとその一行?」
レオン
「俺たちはこいつのおまけかよ!!」
………
爆弾を輪で囲み………長い導火線に火をつけて順番を決める逃走者達
アンジェ
「あたしは最後でいいわ、あいつの事だから贔屓してくるかもしれない、それでゲームがメチャクチャになるなんてイヤ」
レオン
「いい子気取りかお前!元はお前が原因でこんなことになってるんだぞ」
シンシア
「……………!!」
エミリア
「おさえて、おさえて」
トール
「私やりますよ?息だけで導火線を爆発させればいいんですよね?」
雪
「僕もメイドウィンブラストを応用して………」
ジョナサン
「女の子にばかり任せられないよ、ここは紳士として僕が1番手を」
たくっちスノー
「あーもうキリがねぇ、俺がやるよ俺が」
メイドウィン
「なぁ、これって息吹きかけないとどうなるんだ?」
たくっちスノー
「え?元はチキンレースなんだから音速で導火線が燃えて爆発するに決まって」
たくっちスノー
「あー、多分それは無いと思うぞ今回、それやったら抜け穴ってレベルじゃねーしな」
たくっちスノー
「口扇風機」ブオー
メイドウィン
「それはいいのか」
たくっちスノー
「だって何してもいいって言ってたし」