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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 44ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 逃走中 魔石商編 MM○○中
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スバル
「カーム!」
カーム
「っ!?」
カームからしたら予想外の人間が助けに現れた………ナツキ・スバルだ
カーム
「お前なんでここに!?ていうかよく俺だと分かったな!!」
スバル
「ま、まあな!今ほどくからちょっと待ってろ!」
スバル
「マールが」
マール
「カーム……………!!?」
カームの女装姿をまじまじと見たマールは反応に困るような表情をして固まる
カーム
「あっ、これは…………違う!!訳があって!!」
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94:42
シンシア
「ふう、ふう………」
叫んで暴れ回ったシンシアが落ち着くまでにそれなりの時間が経過した
いかにシンシアの性格が悪くともここまで逆上する彼女を知るものは誰もいなかっただろう
ベルント
「シンシア、大丈夫?」
シンシア
「少しは………」
アンジェ
「あんな怒ってるシンシア初めて見たわ………」
シンシア
「私としたことがアンジェの前ではしたない真似を………」
メイドウィン
「むっちゃキレてたな」
Konakun
「ボス戦始まったわけでもないのに服に血ついたんやけど」
エイジア
「………だが、本当にあいつらの行動には問題があるな」
メタルメイドウィン
「そうだな、普通は安全のために市民は非難するんだけど」
たくっちスノー
「クロノス社に連絡して避難警告でも出しとくか?」
メイドウィン
「いいよめんどくさい、システムにした以上レッドハート社が強情してくるぞ」
シンシア
「クッ………」
アンジェ
「いいよもう、あたし捕まりに行く」
ベルント
「アンジェ!?」
アンジェ
「別にお金が欲しいわけじゃないし、皆に迷惑はかけたくない」
エイジア
「………悪いな、気を使ってるみたいで」
アンジェ
「気にしないで」
シンシア
「待って、アンジェ……」
アンジェ
「ベル、シンシアをよろしくね!!」
アンジェは勢い良く駆け出してガラスをかけ破り、デパートから抜けていく
たくっちスノー
「おい馬鹿野郎!ここ2階だぞ!!」
メイドウィン
「あいつマガイモノじゃなかったっけ?」
たくっちスノー
「あっそうか不死か………ってそういう問題じゃねぇ!!」