コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 妹さんの誕生日
- 日時: 2015/08/16 07:50
- 名前: 独楽林檎 (ID: e6h1dNNB)
- 初めまして。 
 独楽林檎と申します(これ「こまりんご」って読みます)。
 ちなみに、小説カキコに投稿するのは本作品が初めてなので、初々しいところなどあると思います。
 もしも読んでいただけるのであれば、誤字、脱字など指摘していただければ幸いです。
 それでは、よろしくお願いいたします!
 〜来てくださった方〜
 てるてる522様
 美奈様
 はるた様
 Garnet様
 参照2300、ありがとうございます!
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- Re: 妹さんの誕生日 ( No.28 )
- 日時: 2015/02/08 17:37
- 名前: 美奈 (ID: Dbh764Xm)
- はじめまして、美奈と言います。 
 題名も内容も、とても面白いですね!
 読んでてすごく楽しいです( ^ω^ )
 これからも頑張ってください!
- Re: 妹さんの誕生日 ( No.29 )
- 日時: 2015/02/09 21:14
- 名前: 独楽林檎 (ID: iFTmHP4V)
- わあ! 
 美奈さん、コメント、ありがとうございます!
 ああ、上にある「〜来てくださった方〜」に人数が増えると、本当にうれしいです!
 面白い、だなんて!
 これ、カキコの中で1番の駄文作ですから!
 読んでいて、楽しい!?
 わあっ、どんな誕生日プレゼントよりもうれしいお言葉です!
 はい、がんばります!
 「おいっ、独楽林檎!」
 はい?あ、ラミ?
 「あんた、そういえば、今日誕生日なんだってな?」
 え?何で知ってるわけ?
 「上に、さりげなく「誕生日プレゼント」って書きやがって、なあ?」
 う、見られてた……じゃなくて!
 何で、誕生日の事知ってるのか、聞いてるの!
 「さあ?まあ、これで用は終わりだ」
 だーかー……あ、行っちまった。
 ていうか、最後に置いて行った、これは何?
 『おめでと』
 メッセージカードの奥には……図書カードだ!
 !
 使い古しのっ!
 ああ、もうっ!
- Re: 妹さんの誕生日 ( No.30 )
- 日時: 2015/02/14 13:48
- 名前: 独楽林檎 (ID: chZuMjzt)
- 「ほら、早く」 
 右手を差し出されて、私は身構える。
 心の中で、数秒待ってから……5、4、3、2、1、
 「おいっ!」
 ぜっ……ん?
 左下から声がして、三人で一斉にその方向を向く。
 そっちにいたのは、なんと!
 妹さんだった!
 何も言わずに、私を図書室の近くまで移動させて、私と真矢たちの間に立ちはだかるけど。
 え?何で?
 何で、妹さんがいるの?
 膨れ上がる疑問を抱えている私をよそに、妹さんは言葉をぶっ飛ばす。
 「あんたら、何だ?うちのパーティー係に何の用だ?こいつ、図書室に行きたいようだが?」
 初対面のはずの先輩にも、偉そう!
 その口ぶりに、私が感動していた、その時。
 妹さんが、持っている手提げから何かを取り出して、自らの背中に設置した。
 白い画用紙に何かが書かれてる……
 ん?
 『先に、図書室に行ってろ』
 ああ!
 さっきの移動には、そんな意味があったのか!
 小さく頷いて、そのまま、図書室に入った。
 「あっ、ちょっ……!」
 真矢たちが追いかけてくるけど、無視。
 ほかに、することが山ほどあるし。
 それに。
 「通さねぇ」
 妹さんがいるもん、大丈夫!
 これも、妹さんの誕生日を、盛り上げるためだから……!
- Re: 妹さんの誕生日 ( No.31 )
- 日時: 2015/02/10 18:16
- 名前: 独楽林檎 (ID: chZuMjzt)
- 「春宮さん」 
 飲み物のアイデアを聞くため、声を掛ける。
 「……何……」
 相変わらず、三点リーダが多い返事。
 が聞こえた、その時。
 バッシーーーーーーーーーーーン!
 学校中に響くのではないかというぐらい、大きな音が、
 ドアが閉まっている、図書室の中にまで、
 聞こえた。
 けど、あの画用紙には、こんなことも書かれていたから。
 『何があっても、今日、学校で私に反応するな』
 そして、きっと、今のは、妹さんか真矢たちが立てた音。
 反応しちゃダメ。
 と、先に、メモセットを装備する。
 「今度は、パーティーに出す飲み物のアイデアが欲しいんだけど……」
 私が平然と答えることに、春宮さんは少しばかり驚いたみたいだけど、何かを理解したように、長文で答えた。
 「緑茶、こぶ茶、玄米茶、豆茶、漬物茶、オレンジジュース、アップルジュース、クリームソーダ」
 本当にスラスラと答えるよね、この人!
 「ありがとう」
 答えて、次に、
 「3月3日って、空いてる?」
 聞いておいた。
 呼んでね、って言われていたから。
 予定を聞いて、日にちを伝えないと。
 「……うん……空いてる……」
 「そう?」
 なら、いっか。
 「じゃ、パーティーはその日だから。詳しいことは、後日、ね」
 また、春宮さんに、何か聞くはずだし。
 「……わかった……」
 「じゃあね」
 立ち去る。
 それにしても、春宮さんって、本当に3点リーダが多いよね。
 中身はすごくいい人だし、声だってかわいいのに。
 何より、顔を半分隠しているのが、めっちゃもったいないと思わへん!?
 あっ、ごめん。
 なぜか、1週間に2回ぐらい、関西弁を発するようになっててさ。
 自分でも、変だと思ったけどさ。
 止められ……わ!
 い、妹さんの事、忘れてた!
 何で、忘れるの、私!?
 メモセットに触る前までは、覚えてたのに!
 やばい!
 真矢たちって、自分たちと同じかそれより目上の人には回りくどく攻撃するけど、下の人たちには容赦がないもん!
 妹さん、大怪我してないといいけど……!
 いや、ダメだ。
 というか、きっと、大丈夫だ!
 だって、昨日の事を思い出してよ!
 >>14
 あろうことか、プリンターをブッ飛ばしたんだよ!?
 きっと、大丈夫だって!
 ね、ね!?(焦)
- Re: 妹さんの誕生日 ( No.32 )
- 日時: 2015/02/10 20:37
- 名前: 独楽林檎 (ID: chZuMjzt)
- きっと、大丈夫だぁ〜。 
 大丈夫だぁ〜。
 自己暗示を掛けながらの授業は、流れるように終わった。
 そういえば、何の単元を勉強したっけ?
 なんていう疑問も、
 「さようなら!」
 「「「「「「さようなら!」」」」」」
 このあいさつで、吹っ飛んだ。
 でも、このまますぐに走って村咲家へと急行できる……なんて、都合のいいものではない。
 なぜなら、私が、みんなが帰った後に教室の後ろのドアを閉める係だから。
 それで、最後の一人が教室から出るなり、かまえていたドアをピシャッ!
 鍵をかけて、当番の仕事を終わらせたことを示すマグネットを裏返す。
 最後に、
 「さよーなら!」
 大声で先生にあいさつをして、ものすごい速歩き。
 言ってなかったけど、私の速歩きって、速いんだよ!
 走ってないのに、普通に走るの以上に速い!
 階段を下るのも得意で、これに追いつける小学生は、きっといない!
 じゃなくて。
 早く妹さんの家に行かないと、私の心臓が持たない!
 そのために、こんなに急いでるんだからね!
 ピーンポーン♪
 インターホンの音が、リズミカルに響く。
 と。
 「来いっ!」
 誰かの……妹さんの声が轟いた。
 「はい!」
 ぱっと返事をして、玄関を通過。
 そして、妹さんと私が行きついたのは。
 <迷宮>
 な、何だってぇ!?
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