コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 魔王ちゃんになりまして。【1/13更新】
- 日時: 2017/01/13 00:57
- 名前: ひよこ ◆1Gfe1FSDRs (ID: yGaMVBz.)
- はじめまして、またはこんにちは。 
 ひよこという者です。
 今回は、悪と正義のお話。
 ※お知らせ
 『甘い悪魔にくちづけを』、『夢で逢えたら』をロックさせていただきました。読んでいてくださった方々、本当に申し訳ありません。これから先、あのスレッドで更新することはありません。
 この二つにつきましては、私も完結させたいと思っています。なので、フルリメイクという形で再度スレをたてさせていただきたいと思っています。
 最後まで書ききってから投稿したいので、かなりの時間があくことになります。
 その間、と言ってはなんですが、こちらを更新していきたいと思っています。
 お暇な時に読んでいただければ幸いです。
 *登場人物(随時更新)
 ・幸野 彩華(こうの さやか)
 ・不渡 拓麻(ふわ たくま)
- Re: 魔王ちゃんになりまして。 ( No.27 )
- 日時: 2016/03/27 17:39
- 名前: 左右りと (ID: dB4i1UE/)
 こんにちは!!
 やっぱり、イケメンだった—————!!
 使いさんはやっぱりイケメンだった—————!!!
 口調がとある漫画に出てくるおじいさんと似ていて、おじいさんをイメージしていたんですけど……うん、イケメン☆
 続き楽しみにしています(*^_^*)/~~~
- Re: 魔王ちゃんになりまして。 ( No.28 )
- 日時: 2016/03/29 17:23
- 名前: はるた ◆OCYCrZW7pg (ID: J0KoWDkF)
 カキコの方ではご無沙汰しております。はるたです。
 読んではいたのですがなかなか感想を書けなくて「ああああ」と奇声を上げていたものですからせっかくの休みなのでもう長々と感想語らせてください。飽きたら読み流し推奨です(*´ω`*)
 さて、始まりから笑わせていただきました。最初の掴みはもうばっちりすぎてはるたの心臓止まりかけましたよ。彩華ちゃん可愛いと感じるより先に彩華ちゃん面白い、そう感じてしまったうつけがはるたです。
 校長先生の話の時には寝るとか、三十字以内に完結にまとめてほしいだとか、中高時代の私と同じで凄く運命を感じました。まぁ、魔王だとかそんな突拍子もないことを言われて信じる子もいませんよね笑
 そして拓麻くん。彩華ちゃんの彼を語っている最中の彩華ちゃんのリアルのお話が大分ひどいのですが((
 はい、この文章。「外にでれば鳥の糞を高確率で落とされ、車がはねた水と泥が全身にかかり、乗ろうとする電車は事故等で止まり、店やビルの看板等が私めがけて落ちてくる」これは酷すぎます。辛すぎますよ。最後の文章とかよく考えてみてください看板落ちてきて本当にぶつかったら死んじゃいますよ(汗
 運がいい人間と悪い人間でいい感じに調和されてきたのでしょうか。彩華ちゃんが無事に今を生きてくれていて良かったともう母親気分です。
 さてはて、白い人たちを饅頭と例えた彩華ちゃん。そんなにお腹がすいていたのか、それとも本当に饅頭だったのか気になるところですが、そこで拓麻くんの登場ですね。
 他にも魔王様の使いはイケメンですと、ここに過剰にイケメンに反応する奴がおりますよ。これからそのイケメン使いさんと拓麻くんで三角関係なんですね分かります分かります(殴
 とある村人のお話では、第三者の視点で物語が読めて成程と思うことが多かったです。ならば私も村人さんたちと一緒に魔王様にひれ伏していますね。勿論忠実な下僕となりますとも。
 
 長々と感想失礼失礼しました。
 これからも楽しみにしています。更新がんばってください。
- Re: 魔王ちゃんになりまして。 ( No.29 )
- 日時: 2016/05/04 19:41
- 名前: ひよこ ◆1Gfe1FSDRs (ID: cLjt5Wsz)
- スミレさん 
 読んでくださってありがとうございます〜!
 そして1ヶ月以上返信が空いてしまって申し訳ないです......!
 スマホはだいたいLINEとかですからね......メールだとどうしても反応が遅くなりがちで......
 まあ私はLINEもメールもあんまりしないんですけどね! ぼっちつらい!
 ひいい......ありがとうございます......そう言ってくださると励みになります......頑張ります!
 恋人......できればいいなぁ......ぐらいにしか考えてないのできっと結婚なんて程遠いですね!とりあえず幸せならそれで......それで......うっ......
 コメントありがとうございました!
 りとちゃん
 まだタメじゃないころですね、読んでくれてありがとう!
 イケメンにしたかった!したかったんだけど中身が!あれになってしまったの!!顔だけイケメンだよ顔だけ。
 正直最初はほんとにおじさんにしようかなって......思ってたんだけどこれからの絵面考えるとちょっと犯罪臭が......ね......
 コメントありがとうございました!
 はるちゃん
 こちらではお久しぶりです、読んでくれてありがとう!
 実は彩華のモデルはリアルの友達でして。
 実際にノリもあんな感じで、あとかなり運が悪いんです。さすがに彩華ほどではないですが、糞を落とされたのは実話です。そして私はそれを目撃してます。あんな漫画みたいな場面はじめてで衝撃的だったので、つい主人公にしてしまいました。
 彩華は何度か死にかけてます。そのたびに拓麻が助けてくれるので、本人も言っていたとおり拓麻がいないと死にます()
 あとお饅頭はただたんに私がお腹減ってただけです( ^ω^ )
 三角関係......なれば......いいなぁ......(遠い目)
 使い魔さんがなかなか厄介な人......魔物?なので、そういう気持ちをもっても自覚するのはかなり先のことになりそうです。
 ここから魔王彩華無双(笑)がはじまります。どうかひれ伏せずにお待ちください。
 コメントありがとうございました!
- Re: 魔王ちゃんになりまして。 ( No.30 )
- 日時: 2016/05/04 20:16
- 名前: ひよこ ◆1Gfe1FSDRs (ID: cLjt5Wsz)
- こうも見せつけられると、ここがファンタジー世界だということを信じざるをえない。普通の人はなにもないところから突然現れたりしません!! 
 「サヤカ様、いかがなされましたか?」
 憎らしいほどに美しい顔でこてんと首をかしげる。飄々とした様子で現れたそいつに、心の底から殺意が芽生えた。
 「とりあえず一発殴っていい?」
 この時私は、にっこりと擬音がつきそうなほど綺麗に笑えていたと思う。利き手である右手で拳をつくり、顔のあたりにかかげる。するとイケメン__もとい使い魔は、笑みは崩さないものの大袈裟に怯えてみせた。
 「ああ、どうかお許しくださいサヤカ様......!! この使い魔、たとえ我が身が滅びようともサヤカ様の手となり足となり盾となり、誠心誠意尽くさせていただきますゆえ!!」
 まあ、と一拍置いて、その蜂蜜のような金色の瞳を拓麻にうつした。
 「そこの忌々しい剣を持ったか弱い人間風情に、尽くすことなどございませんが」
 「......あ゛ぁ?」
 ぶちっと、隣で切れてはいけないものが切れた音が聞こえた。だが、素知らぬ顔で使い魔はそれはそれは楽しげに煽り始める。なんだかとても面倒くさい気配がする。
 「わたくし、その剣も剣を扱える者も塵となって消え去ればいいのにと思うほど嫌いでごさいまして。ただ運がいいだけの小僧が勇者ヅラをしてサヤカ様に偉そうな口をたたいているところをみて、つい......お気に障ったのでしたら申し訳ございません勇者もどき殿」
 「彩華、こいつ斬っていいかいいよなよし斬る歯ぁくいしばれや」
 「落ち着け短気野郎ども。とりあえず使い魔、ここはなんなのか、どうして拓麻がここにいるのかちゃんと説明して。斬り合い殴り合いはそれが終わったらお好きにどうぞ!!」
 「サヤカ様のご命令とあらば」
 本格的に剣を抜き始めた拓麻を苦笑いしながら宥め、あっさりと引き下がった使い魔に話をするよう視線で促した。
 「ここは、サヤカ様がお住みになられていた世界とは別次元にある世界でございます。決定的な違いは、人間以外の種族がいること。そして、魔法が存在すること、でございますね。
 この国は魔のつくものを最も嫌っており、殺しても罪にならないほどです」
 魔のつくもの。おそらくは魔物や悪魔の類だろう。ファンタジー世界ではもはやお約束の種族。そっか、私もいま仮とはいえ魔王だもんな。
 ......あれ、これって死亡フラグ......?
 「......そんな国にある村が、どうして魔王を召喚なんか......」
 「先ほども言いました通り、魔は忌み嫌われております。そんな魔を恐れ、国中の魔法使いを城に集め、その力を自分たちだけの護りとして使っている貴族の連中に一矢報いるためでございましょう。この村にいた唯一の魔法使いも連れていかれそうになり抵抗したのですが、ほかの魔法使いの見せしめとして殺されたそうです」
 「......貴族たちは、そうまでして集めた魔法使いたちを使ってなにをしたの?」
 「そこの小僧が持っている剣を作り上げたのでございます。全ての魔を率いる魔王様を殺せる、唯一の剣を。ですがその強大すぎる力ゆえ、いままで城で保管されていたのですが......」
 今度こそはっきりと侮蔑の色を浮かべ、使い魔は拓麻を睨みつけた。
 「この小僧が剣に気に入られてしまったのです。この剣は気に入った者が現れると、この世界のどこにいようともその者の前に姿をみせるので」
 なるほど、それは現われないはずだ。なんせ剣が気に入る人物はこの世界にいなかったのだから。拓麻の運は次元をこえるのね......
 「あれ......でも、それならどうして拓麻を連れてきたの? 世界征服がしたいなら勇者の存在は邪魔なはずでしょ。それとも、魔王の召喚に必要不可欠だった......とか?」
 私の質問に、やはり使い魔はにっこりと笑いながら答えた。むかつくからやっぱりさっき殴っておけばよかった。
 「本当なら連れてきたくありませんでしたが、連れてこないとサヤカ様が帰りたがられると思いまして。まさか勇者に選ばれるとは思っておりませんでしたが」
 「......よくわかってんじゃん、私達のこと。言っとくけど、拓麻が帰りたいって言ったら私は速攻帰るよ」
 使い魔の言う通りだ。もし拓麻と会わなければ、私はなにをしてでも帰ろうとした。しかし会ってしまった。
 いま、帰るか帰らないかの決定権は私にはない。ちらりと拓麻をみると、眉間にしわをよせながらも小さく首を横に振った。まだ帰るつもりはないらしい。それはそうだ、あんなところよりもこっちのほうがよっぽどいい。
 この使い魔はなんでもお見通しってわけか。
 「それじゃあもう一つ。村の人達は元々魔王召喚の方法を知っていたの?」
 なんだか質問攻めのようになってしまったが仕方ない。私はこの世界について何一つしらないのだから。
 使い魔は嫌な顔ひとつせず、笑顔の仮面を貫いてみせた。
 「どこかの魔法使いが皆に吹き込んだのでしょう。魔王召喚は城に伝わる禁忌の魔法ゆえ、知っているものはそう多くはありません」
 剣も魔法も、魔王討伐に関するすべては『城』に繋がっているのか。
 うなりながら考え込んでいると、珍しくいままで静観していた拓麻がようやく口を開いた。
 「なあ、さっきから気になってたんだが、世界征服ってなんだ?」
 「あれ? 言ってなかったっけ? 消えちゃった前魔王に代わって世界征服するために私が呼ばれたんだよ」
 いつも拓麻にはなんでも話しているから、つい話した気になってたなぁ。
 「はあ!?」
 「さて、いかがいたしますかサヤカ様。村の者たちにそのお手をかしますか?」
 驚く拓麻をよそに、使い魔が尋ねてくる。金色の瞳はしっかりと私を見据えていた。......相変わらず口角は上がっているけど。
 「......正直、まだ信じられない。力を貸せ、さもなくば殺す。勇者と魔王を倒す剣がガン首そろってちゃ、そういう脅しにしかみえない。それに召喚を教えたっていう魔法使いもちょっと怪しいかな。貴族たちに命令されてやって来た可能性が高い。隙をついて私......魔王を殺すか捕らえるか。どちらにせよ協力するのはもう少し様子を見てからかな」
 「さすがサヤカ様、聡明でいらっしゃる」
 「......じゃあどうすんだよ?」
 そんなこと、決まってる。
 「この村を征服しよう!!」
 「......はぁ?」
 「......ほぉ」
 征服の話をしてからずっと口開きっぱなしだった拓麻の顔がますます面白くなったので、お腹をかかえて笑った。
 叩かれた。解せぬ。
- Re: 魔王ちゃんになりまして。【5/4更新】 ( No.31 )
- 日時: 2016/05/05 14:54
- 名前: 瑞樹 (ID: mextbE/J)
- 初コメ失礼します! 
 どうも、瑞樹でございます。
 普段と口調違って気持ち悪いとか思うかもしれないけれど、なんとか耐えてください。
 ひよこさんの小説、前々から気になって拝読しておりました!
 僕はひよこさんの書くフォンタジー世界が好きです!!
 一度は行ってみたいと思うような世界観。魔王と勇者って素敵ですよねo(*゜▽゜*)o
 願わくば魔王一派に加わり冒険?してみたいなー、って思いながら読んでます(笑)
 続き、楽しみに待っております!
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