コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 魔王ちゃんになりまして。【1/13更新】
- 日時: 2017/01/13 00:57
- 名前: ひよこ ◆1Gfe1FSDRs (ID: yGaMVBz.)
- はじめまして、またはこんにちは。 
 ひよこという者です。
 今回は、悪と正義のお話。
 ※お知らせ
 『甘い悪魔にくちづけを』、『夢で逢えたら』をロックさせていただきました。読んでいてくださった方々、本当に申し訳ありません。これから先、あのスレッドで更新することはありません。
 この二つにつきましては、私も完結させたいと思っています。なので、フルリメイクという形で再度スレをたてさせていただきたいと思っています。
 最後まで書ききってから投稿したいので、かなりの時間があくことになります。
 その間、と言ってはなんですが、こちらを更新していきたいと思っています。
 お暇な時に読んでいただければ幸いです。
 *登場人物(随時更新)
 ・幸野 彩華(こうの さやか)
 ・不渡 拓麻(ふわ たくま)
- Re: 魔王ちゃんになりまして。 ( No.17 )
- 日時: 2016/02/03 23:16
- 名前: ひよこ ◆1Gfe1FSDRs (ID: l6pfUsAS)
- どうしてこうなった。 
 クリーム色の壁に大きなステンドグラス。私の後ろには白い女性の像が堂々と、しかし気品溢れる佇まいで置いてあった。まるで結婚式場のようだと思った、見知らぬこの場所で。私は内心で今日何度目になるだろうか、頭を抱えた。とりあえず現実をちゃんと受け止めなければ。そう思い、目の前の光景をしっかりと見つめる。
 大量の饅頭......ではなく、白い服を着た大勢の人達が縦にも横にも列を作って土下座をしている。よく見ると、最前列のど真ん中にいる人だけは燃えるような真紅のマントのようなものを着ている。思わず、真っ白い雪のようなショートケーキの上にのっている苺を思い浮かべた。そういえば家に帰ってからなにも食べていないんだった。
 そんなくだらないことを考えていると、真紅のマントの人がもぞもぞと動き出した。なぜか銅像のように固まったまま微動だにしない饅頭......ではなく、白い人たちのなかでは非常に目立った。いろんな意味で。そしてゆっくりと、その人が手を床についたまま顔を上げた。
 その人は。
 いま最も会いたかった人で。
 最も会いたくなかった人だった。
 「......た、くま......」
 「......彩華......?」
 幼なじみの不渡拓麻、その人だった。
 拓麻はしばらく放心したように私を見つめた後、勢いよく立ち上がった。その時、マントの下にあったものを見て、私は、ここが現実世界じゃないことを改めて思い知らされた。
 「拓麻......その剣......」
 拓麻は少しだけ目を伏せたあと、私の手をとり土下座している人達に目をやった。
 「少し外に出る。すぐ戻る」
 なんだお前いつからそんなに偉くなったんだよと言いたいことは山ほどあるが、拓麻が無言で手を引っ張ってきたので口をつぐむしかなかった。
 彼に引きずられてやってきたのは、小さな部屋。十字架やらなんやらが綺麗に収納されていて、物置のようだった。というか本当にどこなんだここ。
 「で。なんでお前がここにいるんだ?」
 「それはこっちのセリフだわ。つかなにその格好? ドラ〇エにでてる勇者みたいな? 中二こじらせちゃったみたいな?」
 「うるせえよお前こそなんでジャージなんだよここファンタジー世界だぜ?」
 「着替える暇なかったんだよばか。つかやっぱりここファンタジーなの? 夢じゃないの?」
 「どうせその格好のまま寝たんだろ? 着替えろっていつも言ってるだろバカじゃねえの? 夢だったらこんな格好してねえよ。どうせだったら魔法使いになりたかった」
 しまった、いつもの癖で言い合いに。
 とりあえずなにを聞けばいいんだろう。聞きたいことがたくさんありすぎて整理ができない。まるで私の部屋みたいだ。
 「......ああ、そっか。あいつ呼べばいいのか」
 「あいつ......?」
 いま呼べるんだろうか。でも認めてないとはいえ魔王になったらしいし、それくらいはできそうだけど。とりあえず一発殴っておきたいせめて。
 そう思うやいなや、私はふうっと落ち着かせるために息をはいた。そして込められる怒りを最大限に込めて、あいつを呼んだ。
 「......いるんでしょ? 逃げるならいまのうちだよ?」
 まあ逃がさないけどね?
 すると、ぽんっと小気味よい音と煙をあげながら、あいつが現れた。想像通り、いけ好かない胡散臭い笑顔を浮かべながら。
 「逃げるだなんてそんなそんな。わたくしは魔王様の忠実な下僕でございますよ!!」
 タキシードに黒ネクタイ。某黒い執事さんを思い浮かべたがその考えを振り切るように頭をふった。いかんいかん。
 艶のある黒髪。襟足は鎖骨があるだろうあたりまで伸ばされている。左目のすぐ下の頬には赤い星のような痣? があった。背中には悪魔ですといわんばかりの黒い羽。そしてゆるやかに動いている尻尾。
 「えっ、イケメン......」
 「いけ......?」
 笑顔を貼り付けたままこてんと首を傾げる姿までイケメンだった。普通の人なら気持ち悪いと一蹴されるところだイケメン怖い。
 「......こいつ誰? なんで突然でてきたんだ?」
 「......ただのイケメンだよ」
 この時の私の顔は、拓麻曰く、「目が死んでいた」らしい。
- Re: 魔王ちゃんになりまして。 ( No.18 )
- 日時: 2016/02/03 23:20
- 名前: ひよこ ◆1Gfe1FSDRs (ID: l6pfUsAS)
- スミレさん 
 私は今月テストなのに冬休み中はもちろんいまも勉強してませんよ!! 大変だ!!
 そうなんですよね......私に語彙力がないので尚更なんですが、文字に表すのが難しくって。少しでも私が楽しんでいるのが伝わっていればいいんですが。そして読んでくださってる方も楽しんでいただければもっと嬉しいと思うのです......
 そして大変遅れて申し訳ないのですが、あけましておめでとうございました。いつもとてもお世話になっております。今年もどうかよろしくお願いしますm(_ _)m
 コメントありがとうございました!!
- Re: 魔王ちゃんになりまして。 ( No.19 )
- 日時: 2016/02/05 18:32
- 名前: スミレ (ID: Id9gihKa)
- お久しぶりです! 
 私は今月は高校入試期間、学校が休みになるのですが…そろそろ期末試験1月前になるという…追試…数学…無理…(-_-;)
 伝わってますよ!私は何時も読むたび楽しませていただいています!
 後は経験とかそういうものも大事なので、お互い焦らず着実に頑張りましょう!
 語彙力とかそんなにすぐにあがる訳じゃないですしね!
 楽しんで書くことが、一番大事だと信じています!詰まったら大人しく書かない!!
 そういえば…私は話がワンパターン化しやすいので、三題噺というのを時々やっています!
 その話をしたらなにやら色々話が進んで…気付いたら知り合いの誕生日に物語を書くことになったんです!
 リアルな知り合いとかに見せるのはとても気が進まない…
 という、どうでもいい近況報告でした!
 ひよこさんとはこのサイトでとても長く、頼りになる先輩兼戦友って感じでお世話になっているのですが…
 ひよこさんって誕生日何時ですか?
 とてもプライバシーに関わることなので、気を悪くしてしまったらすいません!
 こちらこそ、今年もよろしくお願いします!
- Re: 魔王ちゃんになりまして。 ( No.20 )
- 日時: 2016/02/16 22:53
- 名前: ひよこ ◆1Gfe1FSDRs (ID: l6pfUsAS)
- スミレさん 
 おやすみですか〜!! 羨ましい......私の方は3月からです。2月さえ終わってしまえばこっちのものですよ!!
 まあ来週テストなんですけどね!! 赤点不可避!!
 あ〜っありがとうございます。゜(゜´Д`゜)゜。
 実は最近スランプ中でして。自分がいまなにを書きたいのかがわからなくなってしまって、とりあえず本編は置いておいて短編を色々書きなぐってます。いつかまとめてスレたてるかもしれません。
 三題噺ですか!! 3つお題を選んでってやつですね。私ああいうのあんまりやったことないんですよね〜今度やってみようかな。
 リア友には奇跡的にまだ誰にもバレてないので、友達のために書くってしたことないです......バレたらバレたでまぁ、いっそ開き直ってネタ提供とかしてもらうかもしれませんね(笑)
 あっ実は昨日丁度誕生日でして......!!
 なんとか16歳になれました〜!!
 スミレさんも差し支えなければ教えていただいてもよろしいでしょうか......?
 コメントありがとうございました!!
- Re: 魔王ちゃんになりまして。 ( No.21 )
- 日時: 2016/02/17 19:50
- 名前: スミレ (ID: Id9gihKa)
- 昨日で丁度三週間まえになっちゃいましたよ(・・;) 
 今日は試験範囲を配られました…さらば数学…
 私もスランプ中です(^_^;)
 なんか全然思いつかなくて…自分がどこに向かって書いているのか分からなくなっちゃって(-_-;)
 色々書いては、途中で詰まってるのが何作も…
 私やっても、結局話が似てり寄ったりなものが多くて…
 知り合いにここで書いてるってことは言ってないんですけど、
 アニメの話から、作者が凄いねって話になって…向こうが軽く趣味で書いてるって話から三題噺の話をして私も書いてるよってあれで…お互いに向けて書いたら執筆力上がるんじゃないかな!って話になって…
 その子は将来集英社の編集者になるのが夢らしくて(^^ゞ
 来月の誕生日に間に合わせようとしているんだけど…無理そう(-_-;)
 えっ(@_@;)
 ゜+o。(*っ^∀^)っ〈(たんじょうび ぉめでとぅッ!!)〉c(^∀^c*)。o+゜
 さっそく携帯のカレンダーに登録しました!
 来年はぜひ祝わせて頂きます!
 私は7月28日です!夏休みだからこれっぽちも祝われません!
 こちらこそ、ありがとうございました!
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