コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ∞ 真夏の果実 ...
- 日時: 2010/05/30 21:42
- 名前: 香織 ◆H9YqiiQtJw (ID: ZclW4bYA)
- 参照: −★ 四六時中も好きといって ★−
W E L C O M E ! !
------------------------------------------------------------------
★、ご挨拶
こんにちはー!!カキコ住民、香織です(・Д・`)+
今回のお話は〜……その、筆者の好きなものを
詰め合わせてみました←
題名、登場人物の名前、内容とかね(`ω´)
わかる人には、わかるかもね!←
男の子目線のお話です★、
どうぞ、お付き合いくださいませー
------------------------------------------------------------------
★、記念日
*/2010.05.21 スレッド生成
------------------------------------------------------------------
★、もくじ
>>0002 登場人物紹介
( 真夏の果実 )
>>0001 00 >>0011 01 >>0034 02 >>0038 03 >>0045 04
>>0054 05 >>0055 06
------------------------------------------------------------------
★、イラスト
◆/他者様作
>>0005 剛田静香/蒼嘉様
★、イメソン
源武⇒>>0029
剛田静香⇒>>0030
------------------------------------------------------------------
★、お客様
まっしー様/蒼雅様/絵磨様/七瀬リツ様/そらね様/
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
- Re: ∞ 真夏の果実 ... ( No.32 )
- 日時: 2010/05/26 18:22
- 名前: 香織 ◆r/1KAORIEk (ID: ZclW4bYA)
- 参照: http://happylovelife612.blog27.fc2.com/
>>31
今から更新かもw
ありがとう☆
- Re: ∞ 真夏の果実 ... ( No.33 )
- 日時: 2010/05/26 18:32
- 名前: まっしー (ID: SyV4.Cvk)
マジカww(え
いやいや!
本当のことを言っただけだww
更新、がんばってね☆
同じ、小説仲間として!!
- Re: ∞ 真夏の果実 ... ( No.34 )
- 日時: 2010/05/26 21:40
- 名前: 香織 ◆r/1KAORIEk (ID: ZclW4bYA)
- 参照: http://happylovelife612.blog27.fc2.com/
第2話
自分の部屋のドアを開けた途端、むわ〜んと暑い空気が自分の顔にあたった。
気持ち悪いというか、なんというか……。無理もない、リビングは冷房ガンガンだったから。
俺は、すぐにリモコンを操作して、冷房をつけた。
……さて、もうすぐアイツもくるころだろう。
「武〜」
なんと、ドア越しから声がした。
声がしたことに驚いたのではなく、驚いたのは、その声色だ。
姉貴の声ではない。姉貴はここまで、ハスキーボイスではない。
「……いつのまにきてんだよ、英才」
「へっへっへ〜」
変な声を出しながら、無断で俺の部屋にはいってきた。
俺は軽くため息をつく。
……どうやら、少しは勉強する気があるみたいで、片手に勉強道具が入った、鞄をもっていた。
……いや、これは宿泊用品をいれてある鞄か……?
「んなら、英才。勉強すっぞ」
「え」
俺はすでに机の上に、教科書を開いていたが、英才は眉をひそめた。
俺は「勉強したいんだろ?」と、少し強めな口調で問う。
「あ〜……う〜……えっとぉ〜……スミレさ——」
「はいはい、姉貴とご対面は、勉強のあとな」
「ちぇっ」
英才は、つまんなさそうな表情を浮かべた。
全く……勉強しようと言い出したのは、そっちのほうだろうが。
**
「あー! もう無理!!」
2時間後、数学の難問を解いている最中、英才が立ち上がって叫んだ。
「……終わりにしようぜ、武!」
「待てよ、まだ問題の途中——」
俺が言い終わる前に、英才は部屋から飛び出していた。
俺は「やれやれ」と呟きながら、英才のノートをみる。
…………。
ノートには、少しだけ問題がかかれているだけで、あとは全て落書きだった。
それも、小学生が描いたようにしか思えないほどの、落書き。
「……アイツ」
まあいいや、俺もとりあえず終わりにしよう。
俺は、ノートと教科書を片付けると、1階へ降りた。
案の定、姉貴が夕飯の準備をしている台所に、英才がいた。
姉貴は少し鬱陶しそうに、英才と話している。
「で〜スミレさん〜……」
「あ〜……はいはい」
「スミレさん〜……」
「もう、あっちいってろ」
姉貴は、どうやらキレたらしい。
あまり様子からいって、それは読み取れないが、声でわかる。
姉貴はキレると、声色が男のように低くなるのだ。
もともとそんなに高くはないので、尚更、だ。
英才もそれを悟ったらしく、速やかにリビングへと移動した。
そして勝手にテレビをつける。
まあ、コイツとは物心つく前から友達だし、俺もコイツの家は、第二のふるさとだと思っている。
「……ん?」
英才がパラパラチャンネルを変えてる途中、アル番組が目にとまった。
“日本史ミステリア”
……こ、これは見なくては!!
俺は「待て!」と叫ぶと、テレビにしがみついた。
「……武、チャンネル変えて良いか?」
「待てよ、これみたいんだよ!!」
そして、俺はテレビに釘付けになる。
……昭和戦前期の話であった。
( はい、歴史話はじまるよー。苦手な方は思いっきりスクロール )
昭和6年9月、満州にて関東軍が列車爆破。
その後、満州国を建国したが、外国から非難をうける。
それにより、国際連盟を脱退した日本は、完全に世界から孤立してしまった。
世界恐慌により、銀行が潰れたり、凶作続きになるなど、不景気が続いた。
そのため、農村などでは娘を身売りするものも現れた。
満州にいけば、沢山の仕事がある……資源があると聴かされた日本人は、満州へ移動。
よって、日本の満州占領は実現してしまったのである。
「…………」
「お〜い武、もうかえていいか?」
「お、おう」
俺はなんとなく、その番組が頭から離れなかった。
その頃の日本人は、どんな気持ちを抱いてたのだろう?
……きになる。
今すぐにでも、その頃生きていた人にききたいものだ。
「なあ、姉貴」
「ん?」
夕食中、俺は姉貴に話しかけた。
姉貴は美味しそうに、自分の作ったカレーを頬張りながら、俺を見る。
「……昭和の人から話ききたいんだけど」
「はぁ!? ウチ平成生まれなんすけどー勘違いしないでほしいんだけどー」
「……いや、あの……」
姉貴は、20歳で平成2年生まれ。
「てかさ、おとんかおかんにきいたら?」
「……そのおとんとおかんは、家にいないだろ」
そう。
父も母も今は、海外で働いている。俺は姉貴と2人暮らしなわけだ。
別に、こんなの俺が中学のときからだし、もう慣れている。
「……ん〜、でもなんでまた?」
「いやあ、戦前を記憶している人から話ききたくて」
「ふぅん」
姉貴は「興味ない」といわんばかりに、俺から視線を離した。
……学校の先生も、戦前を記憶している人はもういないだろう。
近所からといっても、この近所は住宅街で、比較的若年層の住民が多い。
最高齢でも、68歳であり戦時中生まれだ。
となると、戦前の事をしっている人は、身近にはいない。
ネットで調べるっつっても、姉貴のパソコンだし(パスが掛かってるので勝手に触れない)
図書館でもなあ……。
「はあ、アホくさ……ごっそうさん」
俺は独り言のように呟いて、食べ終わったカレーを流し台にもっていった。
そして部屋に戻る。
さて、ベットでちょっと横になろうかな——
「……っ!?」
俺がベットで横になるのは、不可能だった。
なぜなら“そこにすでに人がいるから”だ。
それも、小柄で和服を着ていて、黒い髪で——
明らかにおかしかった。
「……え」
- Re: ∞ 真夏の果実 ... ( No.35 )
- 日時: 2010/05/27 17:39
- 名前: 香織 ◆r/1KAORIEk (ID: ZclW4bYA)
- 参照: http://happylovelife612.blog27.fc2.com/
さて、更新でもしませうか((
- Re: ∞ 真夏の果実 ... ( No.36 )
- 日時: 2010/05/27 19:17
- 名前: 蒼雅 ◆CwIDAY6e/I (ID: ztRXnpN9)
- 参照: 無我夢中で叫んだ。声にならないこの叫び(byナイトdeライト
わぉw
謎の少女、降臨ですなwww(何
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18