コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ∞ 真夏の果実 ...
- 日時: 2010/05/30 21:42
- 名前: 香織 ◆H9YqiiQtJw (ID: ZclW4bYA)
- 参照: −★ 四六時中も好きといって ★−
W E L C O M E ! !
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★、ご挨拶
こんにちはー!!カキコ住民、香織です(・Д・`)+
今回のお話は〜……その、筆者の好きなものを
詰め合わせてみました←
題名、登場人物の名前、内容とかね(`ω´)
わかる人には、わかるかもね!←
男の子目線のお話です★、
どうぞ、お付き合いくださいませー
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★、記念日
*/2010.05.21 スレッド生成
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★、もくじ
>>0002 登場人物紹介
( 真夏の果実 )
>>0001 00 >>0011 01 >>0034 02 >>0038 03 >>0045 04
>>0054 05 >>0055 06
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★、イラスト
◆/他者様作
>>0005 剛田静香/蒼嘉様
★、イメソン
源武⇒>>0029
剛田静香⇒>>0030
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★、お客様
まっしー様/蒼雅様/絵磨様/七瀬リツ様/そらね様/
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- Re: ∞ 真夏の果実 ... ( No.52 )
- 日時: 2010/05/28 20:46
- 名前: 蒼雅 ◆CwIDAY6e/I (ID: ztRXnpN9)
- 参照: 無我夢中で叫んだ。声にならないこの叫び(byナイトdeライト
中毒w
ウチはコナン中毒w
軽蔑してないよw
更新ガンバw
- Re: ∞ 真夏の果実 ... ( No.53 )
- 日時: 2010/05/28 21:49
- 名前: 香織 ◆r/1KAORIEk (ID: ZclW4bYA)
- 参照: http://happylovelife612.blog27.fc2.com/
あれれま、弟の奴ww
録画してたのかよwwwww
どっちやねん←
まあよかった
ありがとう〜
- Re: ∞ 真夏の果実 ... ( No.54 )
- 日時: 2010/05/29 14:31
- 名前: 香織 ◆r/1KAORIEk (ID: ZclW4bYA)
- 参照: http://happylovelife612.blog27.fc2.com/
第5話
「武! さっきはよくも——あれ? なんで戻ってきてんだよ?」
家のドアを開けるなり、英才が玄関に来てそういった。
俺は「今から説明する」と居間に移動する。
居間には、テレビをボーッとみている姉貴がいた。
そして、こちらに気付いて「えっ」と声を漏らす。
「……あれ? 誰この子……」
「あ、剛田静香といいます」
驚く姉貴に、丁寧に自己紹介をする静香。姉貴は、にんまりと笑みを浮かべた。
「へぇ〜……初カノおめっと♪」
「ち、ちげぇし! ……不法侵入者だよ」
慌てて訂正する俺の頬をつつく、姉貴。……あーどいつもこいつも、勘違いしやがって。
俺はイラつきながら、姉貴の手を振り払うと、ソファに座った。
隣に、静香もちょこんと座る。
「今から、この子について説明するぞ」
「えっ……!?」
「なんなんだよ」
姉貴と英才は、首をかしげながらも、俺と静香と向かい合わせの形で、ソファに座った。
そして、俺はさっきのことを事細かに説明した。
テレビを知らないとか、ド○えもんを知らないとか、それはこの時代の人にとって、当たり前なので説明はしない。
説明が終わると、英才は「ふぅーむ」と、真面目な顔で腕を組んだ。
「じゃ、証拠はあんのかよ」
「えっ……うー……」
英才に言われて、静香は天井を睨みつけながら、うなった。そして「あ」と声をあげる。
「何、何かあったの!?」
「はい……ちょっとお待ち下さい」
静香は、手元にある風呂敷を探りはじめた。
そして1冊の赤い、冊子を取り出して、その冊子を開ける。
「アルバムです」
俺は、英才と姉貴と一緒に、食い入るようにしてそれをみた。
この中に、なにか証拠となるものがあるらしい。
当然ながら、写真は白黒。その中には、静香の姿も数枚あった。
しかしこれでは、信じきれない。白黒に加工だって、今では可能なのだから。
「あ、これ……!!」
姉貴は、アルバムの中から1枚の写真をとりだした。
写真には、今より少し幼いセーラー服姿の、静香がおすましをしている。
その後ろの看板には——
“昭和5年度 乙姫高等女学校入学式”
「……どうやら、本当のようだな、はいアルバム」
俺は写真をしまうと、静香にアルバムを返した。
静香は分かってもらえたのが嬉しいのか、にっこりと笑みを浮かべていた。
「すっごぉーい! タイムスリップってありえるのねー!!」
「はい……あ、あの、お名前聞いてなかったですね……」
興奮する姉貴に、ぼそぼそと話しかける静香。姉貴はそれに気付いたようで、自己紹介をはじめた。
「うちの名前は、源スミレっ!! 花の20歳♪ 大学2年生だよん♪静香たん、かわいいーっ」
「……そちらの方は?」
静香は、姉貴を無視するかのように、英才のほうをむいた。
英才は「えっ」といったあと、自己紹介をはじめた。
「俺は、野比英才でえーす!! えいさいとかいてひでとしなんだけどよー、年は16! シズちゃんと同じだな、よろしくう♪シズちゃん、大事にするよぉん」
…………。
コイツは、静香のことをシズちゃんと呼ぶらしい。
ますますド○えもんっぽいぞ……。
「武さん、私これからどうすればいいですか?」
なんと2人を無視したまま、俺に話しかけてきた。
どうやらこの2人は、危ない人とでも察したのだろうか——
まあ……あれだな、当たってないこともない。
「あっ……居候……かな」
「えっ! そんな……申し訳ないです」
静香は本当に申し訳ないと思ってるらしく、おろおろした表情を見せた。
すると、静香曰く“危ない女”の姉貴が、口をあけた。
「なんでー静香たん、明日うち午前の1時間しか、授業とってないから、一緒に渋谷いこーよぉ、ねえ」
「……渋谷って……何があるんですか?」
お、口を利いた。
「ん〜……とりま、オシャレなショップがいっぱいあるよん、静香たんの時代にはないような、ね」
「へえ……」
静香はそういうと、俯いて黙ってしまった。なんだか、重たい空気が流れる。
「私……どうしても、家に帰らないといけないんです」
「なんで?」
英才が、聞いた。静香はそのまま、話を続けた。
- Re: ∞ 真夏の果実 ... ( No.55 )
- 日時: 2010/05/30 21:41
- 名前: 香織 ◆r/1KAORIEk (ID: ZclW4bYA)
- 参照: http://happylovelife612.blog27.fc2.com/
第6話
「実は私、もうすぐ満州へ移住するんです、家族と。
私の家は、5年前(昭和3年)に父の会社が倒産して以来、あまり良い生活をしてなくて……。
でも、満州にいけば良い生活ができるときいて……!!」
……今日、テレビで観たのと同じようなかんじであった。
どんよりした沈黙を破ったのは、俺だった。
「でも、元の時代へ帰れる術がないのなら、仕方ないだろ?」
「……まあ、そうですけど……でも、悪いと思いまして」
「そんなの気にしなくていいよーっ!!」
姉貴が特有の、明るさで静香を励まそうとした。
静香は少し、楽になったらしく、それまで頑なだった表情に、笑みが生まれた。
そして突然、深々と頭をさげた。
「……で、では! しばらくの間、ここで厄介になりますが……よろしくおねがいします!」
「あはは、かったいなあ、静香たん、もっと気楽〜にいっていんだよ」
……そういう姉貴は、初対面の、これから一緒に暮らす相手に対し、少し気楽過ぎる気がするが。
そうおもったが、俺はあえて突っ込まなかった。
「源家に、可愛い子ちゃんが増えたな〜なはははははは」
と、変な笑い声をあげるのは英才。
……コイツの女たらしも、突っ込みたい所だが、やはりあえて突っ込まないことにした。
「んじゃ、ま! そゆことで、源家さいしゅっぱぁつっ!」
そういって姉貴は、静香に抱きついた。
……なんだかな、姉貴のほうが、静香より4つも年上なのに。
なんか静香の方が年上に見えるな……。
こうして夜が更けていった。
前代未聞の、過去から来た人と生活することになったのだ。
- Re: ∞ 真夏の果実 ... ( No.56 )
- 日時: 2010/05/31 12:08
- 名前: 蒼雅 ◆CwIDAY6e/I (ID: ztRXnpN9)
- 参照: 無我夢中で叫んだ。声にならないこの叫び(byナイトdeライト
セーラー服……。
確か、戦争が始まるともんぺに変わるんだっけ?
どーたらこーたらでだっさいもんぺに。
ワシ、頭悪いし、容量も悪いからわかんねw
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