コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ・Cheryy・ —2つの果実—
- 日時: 2010/08/21 16:42
- 名前: 香織 ◆H9YqiiQtJw (ID: ZclW4bYA)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=past&no=18194
↑1話〜58話まで保存されています
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★、ご挨拶
どもーっ!!ついに2スレ目突破しました★
この物語は実話30%、フィクション70%で
登場人物は、全員実在しますが
全員仮名です!!
恋物語ですが、さいきんは何でもアリの
小説になってきています((
是非是非、よんでみてください!!
ちなみに、この小説の略は「桜桃」です←
Cheryy→さくらんぼ→桜桃((
別になんでもいいんだけどねー←
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★、記念日
*/2010.03.12 1スレ目生成
*/2010.04.12 執筆開始1ヵ月経過
*/2010.04.16 1年生編終了
*/2010.05.12 執筆開始2ヶ月経過
*/2010.05.13 2スレ目生成
*/2010.06.12 執筆開始3ヶ月経過
*/2010.07.12 執筆開始4ヶ月経過
*/2010.08.12 執筆開始5ヶ月経過
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★、もくじ
>>0001-0007 登場人物紹介
>>0051 第59話 >>0056 第60話 >>0063 第61話
>>0116 第62話 >>0125 第63話 >>0131 第64話
>>0150 第65話 >>0151 第66話 >>0157 第67話
>>0171 第68話 >>0180 第69話 >>0182 第70話
>>0218 第71話 >>0258 第72話 >>0378 第73話
>>0382 第74話 >>0399 第75話 >>0405 第76話
>>0412 第77話 >>0430 第78話 >>0440 第79話
>>0505 第80話 >>0553 第81話 >>0554 第82話
>>0556 第83話 >>0579 第84話 >>0594 第85話
>>0618 第86話 >>0626 第87話 >>0671 第88話
>>0691 第89話 >>0701 第90話 >>0717 第91話
>>0732 第92話
★、番外編
>>0008 >>0044 >>0283 >>0285
>>0303 >>0333 >>0355 >>0360 >>0362 「小学生★ライフ」孝文side
>>0637 >>0653 >>0655 >>0658 >>0660 「・Heian・—優志と愛可—」
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★、お客様
絵磨様 蒼雅様 tapi様 Faker様 そらね様 まっしー様
夏帆様 夜未様 はるた様 佐月様 仁菜様
★、おしらせ
*/2010.05.24 酉変更!! ⇒◆r/1KAORIEk
★、ぎゃらり〜
香織作 >>0259 >>0369 >>0571 香織、辰雅、孝文、龍夜、康義
すず様作 >>729
★、gdgdな一言
夏休みは、遊びまくる!!
来年の夏はもうそうはいってられないからね……
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★、キャラ図鑑
>>0474 七瀬香織
>>0476 三井優志
>>0479 三井孝文
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- Re: ・Cheryy・ —2つの果実— ( No.436 )
- 日時: 2010/07/11 13:54
- 名前: 蒼雅 ◆CwIDAY6e/I (ID: kx1LgPV4)
平安カップルいらないw(ぇ
キモいし、うz((
わたしはそんなに準備のいいほーじゃ、ないですよーwww
携帯ほじいいい((
- Re: ・Cheryy・ —2つの果実— ( No.437 )
- 日時: 2010/07/11 14:22
- 名前: インク切れボールペン (ID: w79JdDm2)
雨ですか。
もう梅雨の季節ですからねー。
晴れてんのに偶に豪雨が降る時もありますから。
大変ですねー、ホント
- Re: ・Cheryy・ —2つの果実— ( No.438 )
- 日時: 2010/07/11 19:44
- 名前: かおり、 ◆r/1KAORIEk (ID: ZclW4bYA)
- 参照: http://happylovelife612.blog27.fc2.com/
>>436
次の話で、平安カップル
ぎったぎたのめっためたにしてやるからな!(某ガギ大将のあのセリフ)
うちもほしーういういういう(ry
>>437
ですよね〜ww
私の地域では、もうすぐ夏休みだっていうのに
今更梅雨感がでてきました;;
- Re: ・Cheryy・ —2つの果実— ( No.439 )
- 日時: 2010/07/11 19:45
- 名前: かおり、 ◆r/1KAORIEk (ID: ZclW4bYA)
- 参照: http://happylovelife612.blog27.fc2.com/
つーかあの子まともな会話してなくねー
何気に毎日かかさずくるよね(^^;)
まあうちもだけどー
- Re: ・Cheryy・ —2つの果実— ( No.440 )
- 日時: 2010/07/11 21:17
- 名前: かおり、 ◆r/1KAORIEk (ID: ZclW4bYA)
- 参照: http://happylovelife612.blog27.fc2.com/
第79話
まだ、ハンカチを頭に被せれば、雨を防げる(頭だけ)程度だったので、私達は河川敷まで向かった。すでに、たくさんの人たちが集まっている。
「あそこ、いいんじゃないですか?」と来奈が比較的、人が少ない場所を指差した。私と萌と絵磨と来奈は、そこに移動する。うん、人が少ないおかげで、ゆったりして花火をみれそう!
「花火やるかなあ?」と、隣にいる絵磨に話しかけようとした、そのときであった。突然、小石のようなものが、頭上に降りかかってきたかと思うと、音をたてて、雨回しが強くなった。
みるみるまに、ハンカチはべったりと濡れてしまい、髪の毛にまでその水が浸みる。私は、ふいにハンカチをとって、頭を両手で押さえた。皆は、シートなどをとりだして、自分達で雨宿りしている。
「うちら、シートないし〜」
萌がそういう。私達4人が、ぐるぐる走り回りながら困っていると、遠くから聞き覚えのある声がした。「こっちこっち!」と呼んでいる。声のするほうを向くと、龍夜が手招きをしていた。シートにはいっているらしい。
「はやくこいよ!」
「うん!!」
私たち4人は、龍夜たちとおなじシートをかぶって、なんとか雨宿りをすることが出来た。と、そのときである。隣から、嫌な声がした。
「愛可たちもいれてぇ〜」
「俺らびしょぬれじゃ〜ん」
げ、優志と愛可。
しかし龍夜は「ごめん、もう満員」といって、2人に断った。確かに、私、絵磨、萌、来奈、龍夜、康義、孝文、辰雅、慶一の9人になれば、満員になる。
優志と愛可は、平安度をあげた困った顔をして「えぇ〜!?」と驚いた。いやいや、みれば、満員ってわかるでしょ。
「いや〜ん、風邪ひいちゃう〜ん」
「安心しろ! 俺が守ってやる」
髪の毛までびしょぬれの2人は、優志が愛可を覆いかぶさる、という変な状態になっていた。……ってかよくみたら、この2人以外の観客は、皆雨宿りしている。してないのは、この2人だけだ。つか、めっちゃ目立ってるし。
「ぶーっ! 平安の髪の毛、貞子みてえー」
孝文が、小声で私達にそういった。私達は爆笑に鳴る。私も2人のほうをチラッとみた。髪の毛がぺたーっとなっていて、目が前髪で隠れている。その髪からは、大粒の雫が零れていた。
「早く雨やめよな」
愚痴のように呟くのは、慶一。今気付いたけど、慶一は私のすぐ隣にいた。慶一は、龍夜の友達で、眼鏡をかけていて、背は高いほう。
龍夜から聞いたんだけど、この人、2人の女子と両想いならしい。まあーかっこいいちゃあ、かっこいいけどねえ。
**
雨がやんだのは、それから1時間後の20時のことであった。私達は被っていたシートを折りたたんで、夜空を見上げる。さっきまでの雨は嘘だったかのように、紺色に染まった夜空。
「へっくしょん!」
「寒い〜」
私達の傍に、くしゃみをしている平安がいる。私達は半ばスルーしていた。考えてみれば、結構陰険だとおもうんだけど、こいつらはそれ以上に陰険なことやってたからねえ。
「うっ!」
私は突然、変な声をあげた。萌はとっさにこちらをむいて「どうしたの!?」と言う。私は「ちょっと……トイ……レ……」と、言うと、走ってトイレのほうにむかった。
浴衣着てるからちょっと走りにくいけど、今はそんなこと気にしてる場合じゃないから! 尿意のために、走る女、七瀬香織! あートイレー! 早くトイレつきたいよー!!
私は必死の思いで、女子トイレのなかにはいって、用を足した。個室から出ると、手洗い場の蛇口をひねる。水がジャーッとでた。
それを待っていたかのように、ドーンという、かみなりのような音が、鳴り響いた。その瞬間、「おー!」という歓声が聞こえてくる。それから、何回もドーンという音が聞こえてきた。
花火がはじまったらしい。あー、最初の一発見逃しちゃったなあー……と思いながら、トイレからでて、空を見上げた。
「すご……」
と、独り言を呟くほどに、感嘆してしまった。紺色のキャンパスに、突然何色もの絵の具が飛び込んできた感じ。打ち放っては消え、打ち放っては消え、それを繰り返し続けている。私は、チラチラと空を見上げながら、皆のいる場所に戻った。
「ごめん、おま……あれ?」
「あ、香織先輩。絵磨先輩も萌先輩も、彼氏見つけて……あの状態ですよ」
来奈は後ろを親指で、指差した。絵磨は姫吉君のとなりに、萌は伊藤君の隣に座っている。……こうやってみると、すっごいロマンチック!
「いいよねー彼氏。来奈好きな人いないの?」
「いませんよー香織先輩は?」
「私?」
わからない、わからないけど、なんだか勝手にくちが動いたんだ。これは本能なのかもしれないけど、自分のことがわからないなんて、変なの。
「今、前の列の右端の人、かな」
右端の人、坊主頭で私より背が高いのに、なんか幼稚で、変な人で、でも運動神経めっちゃよくて、野球とかすっごい上手で、優しくて。血の繋がってる、平安などっかのバカ野朗とは、全く違って。
その男の名は、三井孝文。
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