コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

一滴の恋
日時: 2010/07/01 20:54
名前: 木苺 ◆PL3z7h/s7g (ID: /ReVjAdg)



初めまして(*´∀`*)ノ
木苺といいます!!

小説書くのは初めてなので、下手かもしれません(ノД`)・゜・。
でも、読んでいただけたらうれしいです♪*゜

  。.。:+£ ゜ ゜゜ £+:。.。:+£ ゜ ゜゜ £+:。.。.:+£ ゜ ゜゜ £+:。.。

   一滴の恋 〜ひとしずくのこい〜


        あたしは泣いていた。

        そのとき、君はそっと抱きしめてくれた。

        そのぬくもりが、今でも忘れられない。

        いや、忘れたくないんだ。

        忘れてしまったら、あたしの記憶から君が消えてしまいそうだから—————— 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 

 
 

 

 
 

        

Page:1 2 3 4



Re: 一滴の恋 ( No.7 )
日時: 2010/07/01 21:36
名前: 木苺 ◆PL3z7h/s7g (ID: /ReVjAdg)



 今日はここまでにしたいと思います!
 明日、早いので…><

 では、おやすみなさいzZZ*゜

 
 

 
 

Re: 一滴の恋 ( No.8 )
日時: 2010/07/02 20:12
名前: 木苺 ◆PL3z7h/s7g (ID: /ReVjAdg)









〜翌日〜





「おはよー、茜…」

「…緊張してんの?」

「当たり前でしょー…?」

「健人ごときにそんなに緊張しなくたって…笑」

「あたしは茜とは違うのっ!
 いいよね、茜は…健ちゃんと仲いいから」

「別にそうでもなくない?」




でも、確かにいろんな人から言われる。




健人と、仲いいねって。




うらやましい、って。




「放課後、よろしくね…」

「うん!」

「今日、祈休みだよね」

「あぁ、用事でしょ?」




祈は、昨日言っていたように、用事で学校を休んでいる。




「久しぶりだね、二人で登校するの」

「そうだね…祈が、風邪で休んだとき以来じゃない?」




あたしと伶菜は、登校中、いつもと変わらずくだらない話をしていた。


 

 

 
 

 
  
 
 
 
 

Re: 一滴の恋 ( No.9 )
日時: 2010/07/02 20:19
名前: 木苺 ◆PL3z7h/s7g (ID: /ReVjAdg)








『中島くん、これっ!!』

『ちょっと、あんたズルイ!』

『あたしが先よ!』




あたしたちが学校へ着くと、玄関は女の修羅場になっていた…。




その女子たちの中心に、健人はいた。




「…健ちゃん、人気だね……」

「…大丈夫!」




健人は、自分が大切と思っている人からしか、プレゼントなどを受け取らない人だった。




「ほら、他のヤツのなんか、受け取ってないよ?」

「でも、あたしのは…」

「大丈夫だってば!」

「…放課後でいいかなぁ?」

「……まぁ、いいんじゃない?」




健人は、すごく迷惑そうな顔をしていて、こっちには気づいていない。




伶菜は、落ち込んだ表情をしていた。
 
 

 
 














 
 
 
 

 
 

Re: 一滴の恋 ( No.10 )
日時: 2010/07/02 20:46
名前: 木苺 ◆PL3z7h/s7g (ID: /ReVjAdg)








あたしと伶菜が教室に入ると、まだ誰も来ていなかった。




「はぁ……」

「伶菜、大丈夫だって!」

「…うん〜」




−ガラッ




「疲れたー!!」

「あ、健人」

「おはー^^」

「…健ちゃん、おはよ」

「おはよー、桜木^^」

「朝、すごかったね」

「もう疲れたよー…」

「で、何個もらったの?」

「いらないって言って、受け取らなかった!」




やっぱり、健人はそういう人。




健人に彼女ができたら、その彼女は幸せだろうなぁ。




「…あのねッ、健ちゃん…」

「ん?何、桜木^^」

「…これ……よかったらもらってくれない…かな?」




そう言って伶菜が差し出したのは、綺麗にラッピングされた、プレゼント。




ラッピングもすべて、伶菜が自分でやっていた。




「え…いいの?」

「…うんっ!」

「…さんきゅ^^」




やるなぁ、伶菜。




でも、伶菜のプレゼントを受け取ったってことは、健人にとって、伶菜は大切な人…?




「茜は?」

「ん?」

「茜はくれないのー?」

「…はぁ?」




…健人、あんたKYすぎる。




伶菜の前で、そんなこと言ったら……。




伶菜は、うつむいている。




「……ごめん、買ってない」

「えぇ!?」

「忘れてたー笑」

「ヒドー!!」




…でもね、本当は忘れてなんかないよ?




プレゼントだって…買ったよ?




だって、あたしたち友達じゃん。




でもね、あたしが健人にプレゼントをあげたら、




伶菜が、不安がるから。




だから…あげられない。




ごめんね、健人…。




「まぁー、来年くれよ!」

「…忘れなかったら」

「おいっ!」




健人は笑っていた。




でも、伶菜は……。




笑っていなかった。





 
 

 
 
 

 
  

 
 
 
 

 

Re: 一滴の恋 ( No.11 )
日時: 2010/07/02 20:56
名前: 木苺 ◆PL3z7h/s7g (ID: /ReVjAdg)









お昼休みに入ると、あたしと伶菜は屋上へ行った。




屋上には、健人もいた。




「おぉー、偶然^^」

「一人?」

「うん♪」




よく健人は、一人で屋上に来ている。




健人は、空を見上げるのが好きと、前に言っていた。




「そーいや、茜と優生、どうなの?」

「…へ?」

「進展は〜?」




優生とは、あたしの好きな人で、健人の親友。




だから、よく健人に相談にのってもらっている。




「別に…なんも」

「まじかー」

「まじですー」

「…」

「…健人?どうかした?」

「いや…別に^^」




あたしには、その笑顔がつくり笑いに見えた。
 
 
 
 

 
 

 
 



 
 
 


Page:1 2 3 4



この掲示板は過去ログ化されています。