コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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Satan×Heart
日時: 2010/07/18 21:56
名前: リコ☆ (ID: GWJN/uhe)

新しい小説です^^
タイトルは紫雲sがかんがえてくださいました!

目次————————————

☆キャラクター >>1
☆この小説の用語 >>2

***

☆プロローグ >>3
☆第一話 「変えてやろうか?」 >>4
☆第二話 「悪魔?」  >>5
☆第三話 「とりあえず=ずっと」 >>10
☆第四話 「あたしの過去、ジーナの二日酔い」>>11
☆第五話 「ジーナの役割(仮)」
☆第六話



お客様———————————

むーみん様  遮犬様

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——プロローグ—— ( No.3 )
日時: 2010/07/14 21:30
名前: リコ☆ (ID: GWJN/uhe)

人間が悪魔を悪魔が人間を憎しみ始めた日——

それからずっと人間は悪魔を憎しみ続けてきた。
悪魔も人間を憎しみ始めてきた。


だがいつになってか、ある一部の悪魔が人間側につくようになった。




それがこの物語の始まり——————

第一話 「変えてやろうか?」 ( No.4 )
日時: 2010/07/18 22:01
名前: リコ☆ (ID: GWJN/uhe)

「遅れる!」

靴をつっかけてカバンをすぐ背負う。

「いってきます」

大きな家に響く一つの声。

返してくれる人はいない。

少女はそれを気にせず、出て行った。

            ☆

「あのさ、聞いてよ! 昨日のテレビでさ…」

「オレ、みたんたぜ。こんなでっかい蛇…」

「みーちゃーーん! 宿題見せてーー」

たわいもない会話。

だが、あたし———千野梨江はそんな会話にはまれずにいた。

そんな会話をしたってなんの得にもならないし、第一あたしには、そんな会話を出来る友達なんていなかった。

そんなことだから人から冷めているといわれるのかもしれない。

(息苦しい…)

あたしだけがこの教室の中で__異端だった。

           ☆

キーンコーン…カーンコーン…

下校のチャイム。

男子は飛びだし、女子は集団で話しながら、教室を出て行った。

(今日は部活もないし、明日は土曜だし、ちょっと寄り道して行こうかなぁ…)

あたしは、いつもの道とは違う、気に入っている道に行くことにした。

「はぁ…」

なにもかも、つまらない。

学校に行くことも家にいることも。

「はぁ…」

二回目のため息を漏らす。

だが、次の瞬間、そのため息がかき消された。

ピンク色____。

今日は、オレンジ色でもない、少し青い色でもない、ピンク色の夕焼けだった。

(きれい———)

息をのんだ。

(つまらないことだって、ココに来れば全部なくなるんだ)

あたしはずっとこの道があればいいと思っていた。

それだけで十分、あたしの不満が満たされると。

だけど、あの人の一言。


「あんたを、変えてやろうか?」

きれいな女の人の声。

木の上にいるあの女の人が————


あたしの運命を変えた。


続く



第二話 「悪魔?」 ( No.5 )
日時: 2010/07/17 16:47
名前: リコ☆ (ID: GWJN/uhe)

(『変えてやろうか?』?)

なんでそんな言葉を口に出すのだろう。

なんで木の上にいるのだろう。


(きっと変な人なんだ——帰ろッ!)


あたしはそう、判断した。

すたすたと木の下を通りすぎる。


その時____

ふわぁっと女の人が木の上から、落ちた。

(危ない!!)


……


あ、れ?

いたく、痛くない?

(なんで?)

自然とつぶった目を開けた。


目の前には——女の人の笑いをこらえてる顔。


「…!!」


浮いてる!?


(え、なに、は!?)


なんで浮いてるの!?

「あ…」

あたしは、声を出せなかった。

女の人の顔が少し歪んだ___気がした。


「あっはっはっはっは!!」


「…は?」


「人間っておもしろいわ〜。ちょっとしたことでも驚くなんて、人間しかいないわよ」

そういうと女の人はあたしの顔近くに迫ってきた。


に・ん・げ・ん?


(えっと…あんたも人間なんじゃ……あれ?)


宙に浮いている+『人間っておもしろいわ〜』=わたしは人間じゃないのよ〜?


(……人間じゃない?)

「ひぃいいいいいいいい!!」

あたしは逃げようとした。

だが____


「なんで逃げるの? わたしから逃げるなんて100年早いわよっ」

と制服の後ろをつままれた。

(なんでーーーー!?)


「なんであたしなんですかっ」

あたしはほぼ、半泣き状態で言った。


「なんであたしって……あんたはココロで『変わりたい』って思ったでしょ?」


「は?」


「変わらせてあげるわよ…あんたが望むなら!」


女の人はあたしの顔を両手で触った。

一瞬怖くて、ぴくっと顔をひきつらせてしまった。

「〜〜〜〜」

女の人は声にならない言葉を言った。


(あれ?)


怖く、ない?

「どう? 涙目の人間さん」


「……」

なにも返す気にはならなかった。


「じゃ、改めて自己紹介するわ。ジーナ・エミリール__悪魔よ」


意味がありげにふっと笑った女の人__否、ジーナはそう言った。

(悪魔…)


怖いはずなのに、怖くない。

(悪魔?)


あたしは再度、その言葉を飲み込んだ。


続く

Re: タイトル未定。 ( No.6 )
日時: 2010/07/15 22:07
名前: むーみん (ID: 2.GeU6Nm)

おぉ! 新しく立てたんですね!
お久しぶりです、むーみんです。

更新楽しみにまってますね←!

Re: タイトル未定。 ( No.7 )
日時: 2010/07/16 21:09
名前: リコ☆ (ID: GWJN/uhe)

あ、お久しぶりです〜

コメ、ありがとうございます!!

ウチの小説は駄文すぎるy(


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