コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- あおはるっ!
- 日時: 2010/08/07 10:46
- 名前: 苺侍 (ID: Yc865qQL)
はじめましてでふ〜(>_<)
苺侍(いちござむらい)といいまふっ!
初めての投稿ですんごくつたない文章ですが、見てくれるとうれしいです。
題名の由来はそのまんま
青春・・・・・あおはる!?
みたいな感じですww
それではコメントおまちしてま〜っす☆(^_-)-☆
- Re: あおはるっ! ( No.8 )
- 日時: 2010/08/09 19:21
- 名前: 苺侍 (ID: Yc865qQL)
Case1,森悠輝の場合 —新学期を迎えて①—
四月。
『俺は胸躍らせながら学校へ登校した。』
と言ったほうが学園物っぽくて良いだろうが、実際のところ普段と心情は変わらない。
むしろ人ゴミ(本当は“人込み”だが“人ゴミ”としておく。捉え方はご自由に。)が嫌いだからクラス発表なんて面倒臭いこと行きたくもなかった。
俺は着なれたYシャツに袖を通した。
階段を下りてリビングに行くと姉が朝食を運んでいる最中だった。
「おはよう姉貴。」
俺が声をかけるとこっちを振り向いた。
「おはよう。ゆうくん。」
可愛らしい、花のような笑顔だ。
「運ぶの手伝う。今日の味噌汁は何?」
「ん〜?今日はねぇ〜・・ん〜っと筍とワカメ。ゆうくん好きよね?」
「ああ・・・旬だ」
「ふふっそうねぇ。じゃあおいしく頂きましょ」
姉はエプロンを取ると、テーブル越しで座って待っている俺に呼びかけた。
「いただきます」
手をきちんと合わせる。
あぁ日本の良き習慣だな。
ちなみにパンの日は少ない。
毎日朝は姉の作った味噌汁でスタートする。
だからやはりご飯が多いのだ。
まあ どちらも嫌いじゃないけど。
姉は味噌汁から器用に筍を箸でつかみながら、俺に話しかけた。
「そういえば今日、ゆうちゃんち中学校はクラス発表よね?」
「ああうん。」
素っ気なく答える。
姉はぷぅと膨れた。
「もう!今年こそ友達連れて来てよねっ!私楽しみにしてるんだから。」
またこれだ。
「気が向いたらで。」
そう言うと俺は立ち上がり食器を重ね、流しに運んだ。
はてさて俺の気が向くのは何万年後だろうか?
生きていないが。
玄関で靴を履いていると、後ろから姉が肩をポンとたたいた。
「今日、私バイトあるから遅くなるかも。」
「わかった。いってきます。」
俺はリュックを背負うと玄関のドアを開いた。
姉が「行ってらっしゃい。」といつもの笑顔で見送っている。
ここまでは普段と変わらなかった。
- Re: あおはるっ! ( No.9 )
- 日時: 2010/08/12 19:23
- 名前: 苺侍 (ID: Yc865qQL)
Case1,森悠輝の場合 —新学期を迎えて②—
学校に着くと、やはり予想通り。
人ゴミだ。
自分のクラスだけ見たら中へ入ればいいのに。
そこでいつまでも話し込んでいたり、他人の名前を探したり…迷惑な話だ。
俺は人ゴミをかき分け見える所まで移動した。
1組・・・違う
2組・・・・違う
3・4・・・森・森・森っと あった。
どうやら俺は4組らしい。
それだけ確認すると俺は昇降口へ歩いていく。
「イエーイッ!!ルリ!一緒のクラスだぜ!」
「うわぁ〜い。ドラゴン君、また同じクラスなんです
ねぇ〜僕うれしいですぅ〜」
前方で、美少女と小型ゲーム機を持っている男が話している。
俺は追い抜かそうとした。
その刹那。
デデデーン テラリララン♪
男の悲鳴に近い叫びが広がる。
「あ゛ーーーーっオレのマイケル・Dがああああっ」
「あらら。ドラゴン君、モンスターさんに食べられちゃったぁ」
喚いているが俺には関係ない。
今のうちにと二人の手前までぬかした。
「くっそーこれからラスボスと戦うってんのに!ちっくしょーっ!!」
ガクッ
え?と思っていた次の時には
俺は地面に膝を附いていた。
貧血?
いや違う。
俺はこいつに『膝カックン』をお見舞されたのだった。
おそらくこいつは手前の石を蹴ろうとしたんだと思う。
石の奴。
ぜってー笑ってやがる。
何で俺が蹴られなきゃならないんだ・・・・
男が地面にへたり込み土下座しまくる。
「すっすいまっせーん!!いやホントあんたに恨みがあるとかじゃないんで!マジすいません!!」
俺はまだ動揺していたが、顔には出さないようできるだけ配慮した。
早く立ち上がろう。
「っつ・・・」
ズキッと痛みが襲ってきた。
蹴り一つでだ。
どんだけ威力あんだよ…
「わわっ大丈夫ですか?」
美少女が砂を払う。
何だか恥ずかしかった。
俺は彼女の手首を掴むと
「大丈夫だから」と笑って言う予定のところを
「俺に触るな」
と吐き捨てた。
あぁ毒・・・
美少女は目にウルウル涙を溜めながら「すみませんっ」と言った。
イヤ悪いのは俺だから・・・
俺は罪悪感で胸が痛かったが膝も痛かったので早く席に座ってしまいたかった。
何も言わず、そのまま靴箱に向かった。
2年4組は中央階段を上がるとすぐのところにある。
もう2,3人中にいるようだった。
女子だ。
楽しそうに話していたが、俺が入ると気まずそうに教室の隅に移動した。
そしてチラチラ見ている。
「あれってさ、“森悠輝”でしょ?」
「あー聞いたことあるぅ〜何だっけ?」
「日向小の・・・氷王子(アイスプリンス)だよ」
「うっそ!やった同じクラスだって—」
聞こえてんだけど…
黄色い声ってやつか。
俺は睨みつけた。
・・・はずだった
「ちょっ!こっち見てるよ!ミカの事だって!」
「うそぉ〜サユリじゃない?」
おいおい。そう捉えるのもすごくないか・・・
にしてもさっきのはどういうことだろう。
『氷王子』。
いつからそんな涼しい異名が付いたんだ。
などと考えているうちにHRが始まろうとしていた。
クラスのスタートにする事と言えば在り来たりだが自己紹介だろう。
俺は毎年聞き流すことにしているが。
担任の紹介。
厳しそうな女教師だ。
20代前半だな。
次は生徒の紹介に入る。
俺は森だから後ろから3番目と余裕がある。
誰の紹介にも耳を傾けず黙々と本を読んでいた。
が。
ガターンッ!!
椅子が勢いよく当たる音がしたので顔を上げた。
俺の席の近くではないらしい。
音の主に視線が走る。
なんと今日の朝のゲーム男だった・・・
「佐野隆也でっす!えっとバスケ部に入ってます!好きな食べ物はチョコレート!!1年間よっしくお願いします!」
・・・うわ。
↑第一印象は「うわ」だった。
ぜってー関わりたくなかった。
なのに。
- Re: あおはるっ!【イイ感じの名前&オリキャラ募集中★】 ( No.10 )
- 日時: 2010/08/12 19:34
- 名前: 苺侍 (ID: Yc865qQL)
★イイ感じの名前(どんなだ)募集中です!★
悠輝のお姉さんの名前が思い浮かびませぬ!
貴女様のその文才豊かな頭脳で考えてくださいまし
お願いします<(_ _)>
★オリキャラについては男1人・女1人です
どちらか1人ずつでおっけーです。
【名前】
【ふりがな】
【性別】
【性格】
【口調・口癖】
【その他】
↑ファッションとか髪形など好きに書いてください
貴女様のアイデア盗ませていただきますww
- Re: あおはるっ! ( No.11 )
- 日時: 2010/08/13 16:00
- 名前: しのぶ (ID: p6e1/yUG)
【名前】森 遥夏
【ふりがな】もり はるか
↑森 悠輝くんのお姉さんの名前!
こんなテキトーなのでよければ。
- Re: あおはるっ! ( No.12 )
- 日時: 2010/08/25 11:14
- 名前: 苺侍 (ID: Yc865qQL)
しのぶちゃんサンキュウなのですm(__)m
遥夏か・・イイ名前だ!!
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