コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 落ちこぼれ剣士ですが、何か?
- 日時： 2010/10/10 09:12
- 名前： むーみん ◆LhGj6bqtQA （ID: 20F5x0q3）
クリックありがとうございます!
亀更新、内容グダグダな小説でございます。
もしそれでもよければ下のMENUからどうぞ（＾ω＾）
コメントいただけると飛び跳ねて喜びます←
——MENU——
◇Episode 00 Prologue >>1
◇Episode 01 今までお世話になりました。 >>8 >>13 >>15
◇Episode 02 とりあえず、泊めてください。 >>25 >>31 >>32 >>35 >>38
◇Episode 03 仕事でもさがそうか。 >>43 >>44 >>48
◇Episode 04 これには俺らの生活がかかっているんだ! >>53 >>57 >>69 >>76 >>82 >>89
◇Episode 05 なんか悪い予感がするのは俺だけか? >>95 >>98 >>103 >>107 >>111 >>114
◇Episode 5.5 運命と未来 >>122
——CUST——
◇アルトリート・ロカ とことん運のないかわいそうな少年。
◇クレメント・レオ クールな外見とは裏腹に、完全なアホ。
◇ブルーンス・エルナ 強がりなくせにド天然な少女。
——IMAGE SONG——
◇Chnges/BaseBallBear >>72
——GUEST——
◇インク切れボールペン様 ◇三浦ファン様 ◇遮犬様 ◇土御門様 ◇日乃様 ◇ヴィオラ様 ◇金魚様 ◇クロ＋様 ◇神無月様 ◇たぶん武士様
——INFORMATION——
只今番外編準備中。
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- Re: 落ちこぼれ剣士ですが、何か? ( No.121 )
- 日時： 2010/10/06 20:11
- 名前： むーみん ◆LhGj6bqtQA （ID: 20F5x0q3）
えぇ、吐きました。吐いちゃいました。
それよりレオのキャラ崩壊が激しすぎる←
どうしようｗｗ
- Episode 5.5 運命と未来 ( No.122 )
- 日時： 2010/10/10 09:05
- 名前： むーみん ◆LhGj6bqtQA （ID: 20F5x0q3）
Episode 5.5 運命と未来
「いいか、お前は俺の跡を継ぐんだ」
「ええ、分かっています。充分に。だからもういいですか? つか眠いから寝せろ」
「親に向かってその言葉遣いはやめなさい! 何度言ったら分かるんだ!」
「はいはい、お休みなさい。父上」
俺は軽く舌打ちをして、糞親父のいる無駄に広く、息苦しい部屋を後にした。
だから、嫌なんだ。
親父はいつもいつも、俺に向かって家を継げと言う。
一人息子ということもあり、俺は常に「名家、クレメントの跡取り」ということを意識して生活させられてきた。
性に合わない言葉遣いをさせられ、礼儀作法も、全て親に注意される。やりたくもない勉強を無理やりさせられる。
俺なんかよりもっといい人がいるだろう。なんで俺なんかがこんな家を継がなきゃいけないんだ?
毎日、俺には広すぎる部屋に置かれたベットにもぐってそんなことばかり考えていた。
普通の家に生まれたかったと、心から思う。
家出してやろうと思ったことは数えきれないくらいあるし、事実家出したこともある。
しかし、どれも親に見つかり失敗に終わった。
あいつに会うまでは——
そいつはたまたま街に出た時に出会った。剣士と名乗るくせにやけにオーラがなく、馴れ馴れしい奴。
だが、そいつに出会ったことで、俺の運命は確実に変わったのだろう。
過去も、生まれた家庭も変えられない。
でも、未来はきっと変えられる。
- Re: 落ちこぼれ剣士ですが、何か? ( No.123 )
- 日時： 2010/10/13 18:36
- 名前： むーみん ◆LhGj6bqtQA （ID: 20F5x0q3）
うお、全然更新してねぇ!
とりあえずあげ。
- Re: 落ちこぼれ剣士ですが、何か? ( No.124 )
- 日時： 2010/10/16 22:11
- 名前： むーみん ◆LhGj6bqtQA （ID: 20F5x0q3）
「だから、俺家出やめるわ」
レオがそう言った。
急な展開続きに、俺の頭のメモリーがついて行かないんだけど。
え、え? 今なんと? 家出をやめると?
横目でエルナを見ると、俺と同様に首をかしげていた。こっわい顔で。
「いやいやいや、ちょっと待て! なんでそうなる!」
「そうよ、別にやめなくてもいいじゃない」
「俺が家に戻れば全部解決するの。めんどくさいことしたくねぇだろ? もう戻るよ」
その言葉を言い終えるのと、俺とエルナが席を立ったのは同時だった。
ダンっと机を叩いた重い音が響き、フィルも驚いたようにこっちを見た。
「へぇ、貴族の生まれがそんなに偉いの? くそメガネっ! お前むかつくのよ、いいとこ育ち気取りしてっ!」
「そーだ、何気取ってんだっ! お前はもう貴族でもなんでもない、
ただの、俺らと一緒に家出した仲間だろうがっ!」
重い、沈黙。
吐息の音までが聞こえ、息をするのも躊躇してしまうような息苦しい状況がしばらく続いた。
するとレオはニヤっと笑い、口を開く。
「お前らがそこまで言うならいいけど。国家権力相手にすんのか?」
「いーわよ、あたしこの国に何の未練もないし。記憶もないし」
「ふたりがいいなら、俺もいいよ」
こんな変人が集まって、これは奇跡しか言いようがない出会いだ。俺は、なんでこいつらと一緒にいるんだろうとたまに思う。
でもこれが神の定めた運命ならば、俺は神をうらむことは絶対にないだろう。絶対に。
「今日は遅いですし、泊まっていってください」
外を見ると、確かに、日が傾いている。
「まじで! フィル、ありがとなっ!」
レオがそう言った。
いつも通りの口調で。
- Re: 落ちこぼれ剣士ですが、何か? ( No.125 )
- 日時： 2010/12/08 18:07
- 名前： 真珠 （ID: X2wsDvW1）
読ませていただきました
とっても、面白いです！！
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