コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 風が吹いて 〜番外編更新中!〜
- 日時: 2010/10/04 15:55
- 名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)
こんにちは、というか始めまして!
夏休みも終わって忙しくなってきました
そんなこんなで更新も大変になるかもしれませんがよろしくお願いします
来てくださった人は(・∀)チラッ
です(^∀)アリガトウ
登場人物(。・∀)
神風 海(かみかぜ うみ)
いわゆる萌え大好きなアニメオタクに近い人、恋には興味が無いというか面倒らしい。明るくて優しいところもあって結構友達も多い、主人公のような存在。
勉強は普通の成績、運動神経もちょっといい。凄い手が器用なためか趣味はアニメだけではなくて菓子つくりや料理もする
部活:雑団(!? 能力:幻覚を見せること
属種は『光』『夢』
風見 春(かぜみ はる)
普段は大人しくて天然でマイペースなためか友達に裏切られしまうことが多い、友達に受けた虐めと束縛によってサディスト状態になることもある。
勉強は優秀で運動神経は微妙に悪い、手は不器用だが努力家で頑張り屋さんなところがある。特技はバイオリンとパーカッション全種
部活:吹奏楽 能力:悪魂を使っての攻撃(洗脳)
属種は『風』『音』『悪』
桜貝 琥珀(さくらがい こはく)
普段は明るい青年だがツンデレ(そのためか色々と狙われる)なところもある転校生、とりあえず姿は可愛いというか・・・眼鏡男子なんだけど眼鏡外した瞬間『ギャー!!』と本当に主人公とかに狙われちゃったりする人。勉強はとてつもなく悪い、運動神経は普通
部活:秘密 能力:なし
属種は『空』
オリキャラは募集終了しました、応募してくれた方・・・ありがとうございました!
- Re: 風が吹いて ( No.1 )
- 日時: 2010/09/11 20:43
- 名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)
1.テレレレッテレー♪
この学校は『杉田魔法学校』って呼ばれている学校(本当は『私立杉田学園』なんです)で偏差値も低ければクラブだって合唱部と琴部が有名だけど地味すぎる学校だ、その学校の『中学 2年A組』はとてつもなく・・・
カオスだった。
その生徒の中の私と風見さんと・・・誰かの物語が始まるとは思わずに私と風見さんと他のクラスメートでアニメや漫画の話をしていた、それしか話の内容も無くて他のクラスメートが『昨日、あの深夜アニメ見た?』と質問している。
それを風見さんは知らないらしくつまらなそうな顔でじっと私とクラスメートの話を聞いていた、彼女の趣味は固定してあってほとんど漫画が多かったし深夜アニメに興味はなかった
「先生が来た!」
そんな一声で私と風見さんたちの会話も終わってそれぞれの机に座っていく、先生はまず・・・
一人の生徒が退学処分されたと言った、その生徒の属種は『天』だった。
その生徒は暴走の果てに人を切り捨てたらしい、なんだか血なまぐさい話でもあって切ない話でもあった・・・そして一人転校生がやってくることを私たちは聞いた
「新しい仲間です、みなさん仲良くしましょう^^」
先生が微笑むと同時に彼は扉から少し緊張したように歩いてきた、コイツ・・・ダ○ガネだろ・・・そんな第一印象から彼は自己紹介をすると そのまま空いてしまっている机に座った。
意外と可愛い顔をしていたし一瞬だけだが『萌えるんじゃないのか』という感じがした、仲良くしないと・・・こんな奴、多分ほとんどいない☆
「ねぇ、琥珀って言ったっけ?」
「は?」
そんな彼の第一声が寂しいことになったが・・・彼は友達になってくれたようだ、風見さんも紹介してあげた・・・友情だけで終わろうとしていた話は今、変わる。
彼の眼鏡にホコリがあったらしく彼は眼鏡拭きを取り出すと・・・眼鏡を取ったのだ、
その時だった・・・目はちょっと幼くいわゆる『萌え』というものを感じて心の中が歓喜につつまれたような感じになった。
風見さんもこれには驚いたらしく、ちょろっと見て『可愛い』と口パクで言っていたのがよく分かった気がした
「意外と・・・可愛い」
「なんだよ〜って眼鏡取るなああぁぁ」
こうしてカオスな毎日がまたはじまった
続く
〜あとがき〜
今回は恋とかそんなんないです、とりあえず主人公の海が琥珀に萌えてしまう感じを出したかっただけです。
ご感想ありましたらお願いします
- Re: 風が吹いて ( No.2 )
- 日時: 2010/09/12 22:49
- 名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)
2.一時間目とその間
そんなこんなで一時間目なのだが・・・私の苦手な実戦魔術だった、そんなに戦うことを好むわけでもない私は春がどんどん悪魂で倒して行くのを応援しながら見ていた。
彼女はもともとそんな子で実戦魔術は体育よりは楽だと言っては簡単に人を倒すような人だった、彼女は・・・ずっと前から虐められていていたような人で笑うこともなかった。
彼女の悩んでいた人間は『踊り』を主張する魔術を使っていて属性は『悪』の弱点の『天』だった・・・彼女は悩んでいた人間の性格も属性も嫌っていたためか彼女が縄に縛られているところを何度も見たことがあった、舌で・・・唇を舐められては彼女は涙を浮かべていた『こんなやつを愛さないで』ではなくて『友達は恋人じゃない』という感じだった。
そんなある日の彼女は笑いもせずにただそこにじっとしていた、廊下にずっと授業なのにじっと見ていた
先生が言うには体が壊れてしまったらしくて精神的にも少し危ないらしいので人と離れているらしい
「そうだ・・・友達になってみない?春さんの」
「・・・はい、もちろん。あの子が私も心配だったんです」
そして私は春と友達になれた、
その後、カラオケに出かけたり彼女の悩みを聞いたりした・・・もちろん今でも悩んでいた人は同じ吹奏楽部で不安な顔をしていることもあるのだが笑うことも増えた
「おい!海、お前・・・あの転校生と対決だ!」
一人の男子生徒が私を呼びかけた、とりあえず彼の属性は『空』だ・・・サブメイン属性の『夢』を使って攻撃するしかなかった。
まずは幻覚でもう一人の分身を作ると彼は剣を出す、また少し増やしてからサブメイン属性の『夢』・・・小さな流れ星を操作するようなものだったので集中しないとうまくいかない。
彼もそれを切り捨てようとするが私の操作している星は金属物質などを錆びさせることが可能なのですぐに剣で切り捨てようとしてもサブメイン属性のない彼はすぐに負けるだろう・・・、笛が鳴ると彼はさびしそうな目で剣を見ていた
「サブメイン属性、作ったほうがいいよ」
「あ、うぅ・・・」
ちょっと涙目だ・・・萌え・・・そんな言葉が胸に響いたときに授業は終わった、そして急いで彼がさびしそうに教室を出て行くのを見ると私はあることを思いついたのだった。
そうだ・・・『雑団』に入らせちゃえばいいんだ・・・私の作った部活だが先生は『非公認』とか言っている、そんなことはどうでもいいがとりあえず彼のうでを引っ張って春も一緒に誰も人気のないような廊下に連れて行った
私はどうにか逃げないように春に琥珀を押さえつけさせる、春は一瞬で『あぁ、あの話なのか』と思ってニヤニヤしていたので押さえつけて逃げないようにするのに成功した。
彼はバタバタせずにただ話を聞こうとしていた、
期待のような目をせずに彼はじっと私の話を聞こうとしていた・・・、そして私は警戒心がなくなるように微笑むと言った
「『雑団』に入らない?・・・ほら、魔術のアドバイスとかするようなもので・・・サブメイン属性を増やすこともできるからさ・・・いいかな?」
「は?いいにきまってんじゃん」
彼は少しはにかむと春の手をはずそうとしたがはずれないので、あきらめたようにそのまま掴まれたままになっていた。
それに私は喜ぶような満面の笑顔を作ってから『雑団』に桜貝 琥珀が加わることを確認した、
そして・・・なんだかはにかんだ瞬間に何かドキッとしたものが生まれた気がした。
チャイムが鳴って急いで教室へと戻った、
二時間目は『魔法経済』である・・・。
続く