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天空の覇者
日時: 2011/01/01 21:11
名前: ai (ID: qd1P8yNT)

初めまして、aiです。
これから小説を書きたいと思います。

まず、最初に軽く登場人物を言っておきます。

リア…主人公。
   「天空の覇者」の刻印を持って生まれてきた。
   本人は、それが何なのか良く分かっていない。

トゥル…国家に仕える騎士。
    幼いときから父に英才教育をされていた。
    そのため、まだ18という若さなのだが、剣の腕は一流。

…まずはここまでです。それでは、早速始めたいと思います。

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Re: 天空の覇者 ( No.2 )
日時: 2011/01/01 21:29
名前: ai (ID: qd1P8yNT)

“目を…覚ましなさい、リア”

誰…?

“ここは、あなたが生きる場所ではないのです”

誰なの…

“王都へ向かいなさい。そこが、あなたのいるべき場所です”

王都…?



“リア、しっかりしなさい…あなたは…の覇者なの…から…”


…よく聞こえない…


“このまま…いずれ…割れる…人々は…”


何、何…

“飢え…死に…”


どういうこと?


“天空…扉…”


何が言いたいの?



“…リア…”



何、何、何???





「——————————!」


リアは目を覚ました。






「あれ、ここは…」

リアがいる場所は、リール村から少し離れた森の中だった。

中はまだ昼間だというのに、少々薄暗い。

そして、驚くほど———寒い。

今がまだ真冬だからであろうが、この寒さは尋常じゃない。

少しの風も通らないように丁寧に縫われたマフラーと、

温かい毛皮の耳あて。

さらに、手袋をそれぞれ二重にかさねていても、なお寒かった。

「うぅ、寒い…」

森の近くのリール村に住んで、もう15年。

この森に通うこと、もう10年。

だが、この寒さには中々なれないものだ。

夏は森の頑丈な木々たちが日よけをしてくれて、以外にも涼しいものなのだが、冬はその頑丈な木々たちが日の光をさえぎってしまうので、かなり寒い。

毎年毎年のように防寒をきっちりしていくのだが、それでもあまり効果は見られない。

(早く実を取って帰ろ…)

この森にある木の実を採ってきてくれと姉に頼まれていたのだ。

しんみりとした風が吹く中、少し凍えながらも必死に前に進む。

ザッ ザッ ザッ…

足音が、森中に響いているような気がした。

(私の足音しか聞こえないや…)

そう思っていたその時だった。


ザクッ


別の足音が聞こえた。

「ん?」

ザクッ ザクッ ザクッ

足音が自分より力強い。

どうやら、相手は大人みたいだ…

(キキアのおじちゃんかな?)

キキアというのは、リアの友達である。

そのおじちゃん———キキアの父である———は、リール村で数少ない大工業を営んでいる。

なので、たまに木材を取りに森へ来ることがあるのだ。

「…どっちだろう。」

一人は少しさみしかったので、おじちゃんのところへ行くことにした。

大きな足音を聞きながら、リアはその足音のほうへと向かって歩き出す。





その時、リアのすぐ近くの草むらで、誰かがリアの後姿をしっかりととらえているのを、リアは気付かない。

Re: 天空の覇者 ( No.3 )
日時: 2011/01/01 21:32
名前: ai (ID: qd1P8yNT)

優葵さんへ

上手く書けないかもしれないですが…頑張ってみます(^_^;)

Re: 天空の覇者 ( No.4 )
日時: 2011/01/01 22:01
名前: 優葵 ◆ga.utyGe9Q (ID: efhcM1Cd)

いえいえ!!

すっごく上手いですよ!!!

わたしなんか・・・((泣

Re: 天空の覇者 ( No.5 )
日時: 2011/01/01 22:40
名前: ai (ID: qd1P8yNT)

「…ん?」

しばらく歩いていると、急に馬の声が聞こえた気がした。

ヒヒーンと、一鳴きしたような…

…だが、あたりを見回すも、馬のような生物はいない。

「…気のせいだな。」

そう思っていた。


…アレを見るまでは。



***




それからまた歩いていると、ふと思い出したように気付いた。


…足音がやんでいる。

「あれっ…」

さっきまで、いやというほど聞こえていたのに。

…少なくとも、さっきの馬の声を聞いたような気がしたときまでは聞こえていた。

それが———急に消えた?

(いや、それはない)

現実的に考える。そんな可能性は塵に等しい。

…そう思った時、一つの疑問がリアの心に生まれた。


(じゃあどうやって、ここまで歩いてきたんだろう)


もうキキアの父(多分)の足音はしていない。

じゃあ、どうしてここまで来たのか。

どうしてここまでこれたのか。

その疑問が脳裏を彷徨っている…その時だ。



「そこで何をしている!!」


大きな怒鳴り声が耳を突き刺した。

急なことだったので、驚いて体制を崩しそうになる。

そこをなんとかこらえ、声のした方向である、背後を振り返ってみる。

すると、そこにはこの辺では全く見かけないような立派な馬と、それに乗っている18歳くらいの少年がいた。

その少年は、どこかの隊服だろうか…立派な服を着ていた。

それに、腰にはこれまた綺麗な剣を差している。

「…誰?」

少し慎重に話しかける。

「俺は国衛の騎士だ。」

そうきっぱりと言い放つ。しかし、リアは…

「こくえい?」

国衛という単語の意味が分からなかった。

だからそう言って聞き返してみる。だが、少年はというと…

「お前は?ここで何をしている。」

全く相手にしてくれていない。

そのことに少しショックを受けつつも、少年が「早く返答しろ」と言わんばかりに睨んでくるので、慌てて口を開いた。

「えっ、えー…私は、リール村の…リール村の…民?だ!です!」

言い方がよくわからなかったから疑問符をつけてしまった。

さらに、やはり少年は自分より年上っぽいし、騎士というのだから結構すごい人なのかと思い、つけようかつけまいか迷っていた敬語を、つけようと思ってあとから足してしまったので、なんか変な言葉になってしまった。

だが、それを少年は笑いもせず、呆れもしなかった。

それどころか、少年は今はリアを見ていなかった。

少年が見るのは、リアの後ろの木々の陰。

「…」

そこをしばらく睨みつつ、腰に差している剣のつかに手を添える。

(何だ…)

少年は察知した。あの陰に誰かいる。

敵か味方か分からないので、とりあえず戦える準備はしておく。

だが、それを知らないリアは、

「…あの〜、」

少年に話しかけていた。

が、しかし、少年は今は別のことに神経をとがらせているため、話を全く聞いていない。

「…?」

少年の様子を理解できずにいるリア。

その間少年は、ずっと神経をとがらせる。

「…」

瞬きすらせずに、ただひたすらに木陰を見つめる…その時だ。

キラッ

何かの刃のようなものが、この森に漏れる太陽のわずかな光に反射し、一瞬だけだが光った。

“刃のようなもの”と認識しているため、その可能性は低いのだが———相手は刃物を持っていることが考えられる。

刃物というならば、敵なのか…いや、もしかしたら自分と同じ騎士なのかもしれない。

そうしたら、相手は味方である。

…すると妙だ。

自分の味方であるならば、わざわざこんなに遅い登場をするだろうか。

このことから考えてみると…つまり、あそこにいるのは、味方ではない可能性が高いのだ。

そう思いながらまた見つめる。

すると、さっき光った刃のようなものが、また反射し、姿をあらわにした。

それは…短剣であった。

しかも、刃先はこちらに向いているように見れる。

(敵…か)

そう考えるのが妥当である。


少年は静かに馬から降りると、腰に差していた剣を、ゆっくり抜き取った。

Re: 天空の覇者 ( No.6 )
日時: 2011/01/01 22:44
名前: ai (ID: qd1P8yNT)

いえいえ、そんなことはないですよ!
全然です!上手くないですよ!!

…ってか、私が言えることじゃないんですけど、
あんまり自分を責めないでくださいね?



あれ、もしかして責めてなかったですか?


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