コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 指先女子高生⌒Y⌒∮*
- 日時: 2011/04/27 15:50
- 名前: 愛芽 ◆NqnIZqOf5M (ID: CFE7lDA5)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=oOVFuSP26Qg&feature=related
@00./*
私はごく普通の女子高生
…だと思っていた。
普通に勉強して
普通に遊んで
普通に恋もして。
なのに
ある日、一つの小さな事故のせいで
私の中の常識がぐるりと覆された。
—“エスパー”なんか存在しない—
ある科学者があんなに自信を持って言っていたのに
それが本当なら私は
世界にたった一人の
—指先女子高生。
■初めに■
クリック(*・艸・)。+:*○тнайк чоц。+:*○
小説カキコ汚初の愛芽CHANでs(ぐh←
以前までは別のところでコツコツ執筆をしていたんですが…
今回からゎここで制作させていただくことになりました(人∀`●)
どうぞよろしくお願いしますデス升☆(
それかr(略
この作品は多分超駄作になると思われますw
でも、あまりに雑な作品を出すのは折角見てくださる方に失礼なので
①文字の変換間違い
②脱文字
③言葉の表現間違い等ゎ、言ってくださるとコチラとしては大助かりですヽ(*´U`*)
ご協力お願い致します★
commentなどなどゎたくさん欲しいでぷっ!←
えぇ、激辛でも覚悟はできてまs(略
何気に友達募集してたりw(*ノェノ)キャッ♪
訪問してくださった方の小説にゎ必ず米踏みますんで+.゜(●´I`)b゜+.゜
更新は亀以上に遅いかと;;
でも完結まで頑張りますのでw(←
気長に緩〜く見守ってやってくださぃなッヾ(´c_,`*)
ちなみに、このお話はある日突然体に不思議な力が宿ってしまった
女子高生の完全フィクションラブコメです★゛
ェロorグロor犯罪行為などは私の性格上一切出ないと思ゎれます←
㊤記を期待していた方、荒らしさんは『戻る』を押しましょうw
予想以上に前置きが長くなってしまったので、
登場人物などは別ページに表記することにします((人´ω`;スミマセン
†*†*†目次†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†
:story⇔
>>0000 プロローグ・筆者の挨拶
>>0001 登場人物紹介
第Ⅰ章『普通≠女子高生っ!?』
>>0002 @01./*
>>0011 @02./*
>>0015 @03./*
>>0016 @04./*
第Ⅱ章『本当に好きな人は…』
>>0039 @05./*
>>0046 @06/.*
>>0050 @07/.*
>>0055 @08/.*
>>0071 @09/.*
第Ⅲ章『新品のランドセル』
>>0075 @10/.*
:etc⇔
>>0017 %キャラ絵『綾城 未奈美』
>>0038 %キャラ絵『橋森 輝太』
>>0053 %キャラ絵『大川 櫻』&リク源スレ紹介
>>0062 %キャラ絵『縁谷 ラム』
>>0070 %キャラ絵『奏&陽歌』&初企画を終えて
☆;:*:;☆参照300突破企画☆;:*:;☆
>>0064 ♯01/.*
>>0066 ♯02/.*
>>0068 ♯03/.*
>>0069 ♯04/.*
♪゜+.o小説履歴゜+.o♪
2011/1/29 執筆開始!((*U∀U〆))
2011/1/31 イメソン(仮)決定っ!
↑の参照から視聴できまs(略
2011/2/6 キャラ募集開始⌒★
2011/2/12 キャラ募集〆切⌒☆※ご報告>>0049
2011/2/24 TOPリニューアルしました♪
2011/2/27 緊急アンケート〆切っw
*お客様*←感謝感謝です、、、
∮抹茶様 ∮アガサ様 ∮棗 鈴様
∮笑羅様 ∮桐乃様 ∮ブラックチョコ様
∮五十嵐様 (緋翠様) ∮まいめろ様 ∮林檎様
∮ヴィオラ様 ∮だいこん大魔法様 ∮麗羅様
∮パーセンター様 ∮夕詠様 ∮未咲様
†*†*†目次†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†
筆者ゎ今…↓
いる[] PC起動してないw[] 更新中[○] 他のサイトorスレ[]
それではどうぞっ★
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- Re: 指先女子高生⌒Y⌒∮* ( No.64 )
- 日時: 2011/03/17 19:47
- 名前: 愛芽 ◆NqnIZqOf5M (ID: CFE7lDA5)
- 参照: 復活!!___(&P'`q)゜+.* 4話に分けて更新します;;↓
♯01/.* 日向 陽歌side
本を読むには最適な、穏やかな昼下がり。
「ねえねえ、もうすぐバレンタインだよーっ!!」
ふと、そんな声が耳に入ってくる。
——クラスメイトの綾城さんだ。
そういえば、もうそんな時期なんだっけ…。
私—日向 陽歌(ヒナタ ヨウカ)には、秘かに好きな人がいる。
小学校のころから、ずっと、ずっと…。
「奏ー!!シュートシュート!!!」
「りょうかいっ!」
校庭から突然聞こえてくる声に、私は耳を刹那に澄ました。
彼の名前は小林 奏(コバヤシ ソウ)。
バスケ部所属・腕もなかなかで、橋森君と仲がいいの。
そしてそして—…私の好きな人。
だけど、この恋は叶えられない。叶うはずがない。
理由は1つ。
私が名前負けしてる女子ってこと。
黒ぶち眼鏡に地味なオサゲ、脛まで伸びた長いスカート。
学校では本が唯一の友達。
顔も可愛くないし、今の流行なんておさえてない。
色っぽさなんて限りなく0に近いと思う。
ただでさえモテる奏君が、私なんて選んでくれるワケがないじゃない?
でも、今年のバレンタインは勇気を出して告白するつもり。
ダメならダメで、ピリオドを打たなきゃいけないと思うようになれたから…。
その日、私は家に帰るついでに本屋へ寄り道をした。
「あった、これだ」
ただ一人の友人・白舞 春子から教えてもらった『☆バレンタイン特選!!手作りレシピ☆』。
内容には定番カップチョコや上級者向けのトリュフまで、幅広いお菓子が展開されている。
ついでに『make』というファッション雑誌も購入した。
「これくらいでいいかな」
次に近くのスーパーへ寄り、トレーシングペーパーとデコペンとマフィン用カップとラッピング袋を購入し、そのまま帰宅した。
「ただいまー」
もちろん、返事はない。
私は一人っ子で、両親は共働き。
最初のうちは少し寂しかったけど、今では当たり前になりつつある。
私はレシピの『マフィン』のページを開き、
さっそくエプロンを肩に掛けた。
- Re: 指先女子高生⌒Y⌒∮* ( No.65 )
- 日時: 2011/03/15 16:08
- 名前: 愛芽 ◆NqnIZqOf5M (ID: CFE7lDA5)
⇒夕詠.
こちらこそ来てくれてぁりがと━(◎*'艸`q*)━.+.☆!!
また何か力になれる事があったら言ってn(略←
何でww超上手いじゃん^q^
またお願いしますっっヾ(●゜∀゜●)ノ
- Re: 指先女子高生⌒Y⌒∮* ( No.66 )
- 日時: 2011/03/17 19:09
- 名前: 愛芽 ◆NqnIZqOf5M (ID: CFE7lDA5)
♯02/.*
「まず卵と牛乳をバターと混ぜ合わせて…190℃で15分か」
そういえば、一人でお菓子を作るのって初めてかもしれない。
材料を混ぜれば混ぜるほど漂う甘い香り。
どこか懐かしかった。
私は空白の15分の間に、トレーシングペーパーの上にデコペンでいびつなハートマークを描いてみた。
「ああっ、またはみ出ちゃった…;;」
焼けたマフィンの上にハートマークを小さく飾り、
赤色がベースの袋にいれ口を結んだ。
「〜できたっっ!」
焼けたマフィンは正直とてもキレイとはいえなくて
ハートもいびつだし、味もプロ並みなんかじゃないけど…
「後は…」
私は少し恥ずかしい気持ちを抱え、makeを開いてみた。
「今はこういうのが流行ってるんだ…」
ペラペラとページをめくる度に現れたのは、流行のファッションを身に纏ったオシャレなモデル達。
私は早速ドレッサーの前に立ち、髪型を真似してみた。
「駄目…何度やってもモッサモサだ…」
思い切ってオサゲをほどき、顔の横にまとめようとしても、くせ毛が祟ってうまくまとまらない。
「〜っ、もう一度やり直し!」
ほんの少しでも可愛くなれたら、貴方に告白する勇気が持てるような気がして———。
私は制服の胸ポケットに入っていた携帯を開き、
奏君のアドレスを開いた。
《明日、放課後残っててもらえますか?(>_<)》
情けない、指が震えてる。
私は何度も打ち間違いながら、結局最後まで打ち切った。
《送信しますか? Yes/No》
「返事来ますようにっ」
思い切ってボタンを押す。
《送信しました》—…
自分でピリオドを打つんだとか高らかに謳ってたくせに、たった17文字に後ろめたさを感じたのは事実。
だけど、もう逃げないよ。自分にも、あなたにも。
私は折角ちょっとキレイにまとまってきた髪をほどき、ベッドに倒れこんだ。
「受け取ってくれたらいいんだけど」
今夜の月はとても明るく、私の頬を照らした。
- Re: 指先女子高生⌒Y⌒∮* ( No.67 )
- 日時: 2011/03/16 10:38
- 名前: 愛芽 ◆NqnIZqOf5M (ID: CFE7lDA5)
- 参照: 参照400突破⌒Y⌒☆*
…
…
Σ ゜ロ゜≡( ノ)ノ エェェエェェエ!!??(ちょw
参 照 が 4 0 0 突 破 し て い る 件 ←
いつもぁりがとうございます!。゜゜(PД`q゜*)゜。
これからもょろしくお願いしますbb
- Re: 指先女子高生⌒Y⌒∮*※参照400突破!! ( No.68 )
- 日時: 2011/03/20 14:57
- 名前: 愛芽 ◆NqnIZqOf5M (ID: CFE7lDA5)
♯03/.*
「いってきます」
2月の空気は身が凍るほど冷たく、吐くと白い息が出てくる程だった。
「あれっ!もしかして日向陽歌?」
急に背後から声がした。
私の体が過敏に反応し、カタカタと震えだす。
もしかして、もしかして——…
「あ……ひ、柊…那美さん…」
「やっぱし!!あんた此処にいたんだ〜」
あれは中学時代の事だった—…。
『ひゃははははははははっ!!!!』
毎日のように浴びせられる大量の水と罵声。
毎日のように傷ついていく心—…。
『…っ!』
『濡れちゃったねー。拭いてあげよっかあ♪』
『ちょっと那美、それもう何日も洗ってないモップじゃんww』
『ごめんなさいっ、ごめんなさいっ…!!!』
理由もなく謝り続ける私。
先生に報告する生徒など一人もいなかった。
柊さんのお父さんは土地の権力者で、地域を牛耳っていたから。
誰も逆らえなかったのだろう。クラス中が私の敵だった。
とうとう私は耐え切れなくなり、遠い遠いココへ引っ越してきたというのに…。
「何で…ここに?」
喉から声を絞り出し、後ずさりしたい気持ちを抑えながら尋ねる。
柊さんはニヤッと薄気味悪い笑みをうかべ、私の胸に抱かれている“モノ”を奪い取った。
「あっ!」
「ふーん、あんたマフィン…あ、そっかあ、今日バレンタインなんだっけ♪」
「返して下さいっ…!!!」
私は柊さんの手首を強くつかんだ。
「痛っ…何すんのよっ!」
柊さんが私の手をきつく払いのけた反動で、その“モノ”が地面にたたきつけられてしまった。
「あっ……」
私が拾おうとしたとき、黒い影が伸びてきた。
グシャッ!
「どーせクソマズイんでしょ?髪型だってさあ…ブスは何したって変わんねえんだよっ!」
柊さんはおまけに、とでも言いたげに飲みかけの缶ジュースを頭の上からぶっかけてきた。
「それと一緒に、コレも捨てといてッ☆」
中身が空になった缶を私に思い切り投げつけると、柊さんは姿を消した。
「う…っ…あ…」
言い返せない自分が憎い。悲しくて。悔しくて。
したたったジュースの雫と涙が入り混じり、踏みつぶされたマフィンに落ちた。
「どうして…」
私はよろよろと立ちあがると、原形をとどめていないマフィンをカバンの中に入れ、おぼつかない足取りで学校へと向かった。
マフィンの力がなくても、メイクの力がなくても。
私、あきらめない。
もう、後戻りなんてできないよ————…。
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