アローン・パニック | コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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アローン・パニック: 日時： 2011/03/20 19:47; 名前：こはな ◆zK1NnKGOB. （ID: E7aQ60YV）; はじめまして。
ここでの小説は初めてとなります、こはなです。
春から中１の１２歳です。

駄小説になるとは思いますが、
コメントや応援してくださると、嬉しいです。
よろしくお願いします!!
（アローンパニックのアローンとは、独りという意味です。）

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Re: アローン・パニック ( No.1 ): 日時： 2011/03/20 19:53; 名前：こはな ◆zK1NnKGOB. （ID: E7aQ60YV）; キャスト

(主人公)
泉　楓花　huuka izumi　♀
明るく優しく笑顔の耐えない少女

(その他)
古夜　利人　rihito huruya　♂
人助けをする不思議な少年

曽根田　弥生　yayoi soneda　♀
ボランティアのおばさん

Re: アローン・パニック ( No.2 ): 日時： 2011/03/20 19:55; 名前：こはな ◆zK1NnKGOB. （ID: E7aQ60YV）; プロローグ

家の中の何から何までが、

くずれ、こわれ、

私の大切な物たちが、

いっしゅんでなくなった。

怖くてたまらないけれど、

呆然と立ち尽くすしかなかった。

口が閉じないけれど、

閉じる気力もなかった。

あれは、

学校から帰宅し、

独り。

家族を待っている中での、

出来事だった。

Re: アローン・パニック ( No.3 ): 日時： 2011/03/20 20:02; 名前：こはな ◆zK1NnKGOB. （ID: E7aQ60YV）; /01

ひどい。

私のいるテーブルの下以外に、
安全な場所は1つもない。
地震により、くだけた家は
むざんな姿だった。

初めに、お母さんに電話をする。
つながらない。
お父さん、兄、つながらない。
何かニュースがやっていないかと、テレビをつけてみる。
でもそれも、無駄な行為だった。
電気のスイッチをパチパチ動かしても、これも無駄だった。
おまけにガスも、ネットもつかえない。

急にこの世界には私しかいないように思えた。
真っ暗で、誰もいない。
どっちを向いても、声も明かりもない。
やがて、地面にはゆっくりひびが入っていく。
そして・・・私は、落ちる。

「きゃーーーっ!!!」
周りを見ると、そこは昨日のまま。
冷たいフローリングの上で、独り、寝てしまっていた。
「夢・・・か。」
でもそれは全てが夢という意味ではなかった。
悲しくつらい現実が私の体を突き抜けていく。