コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

小日向さんはボクっ娘。*キャラ募集!
日時: 2011/06/14 17:43
名前: 陽菜、 ◆CamRz/shCQ (ID: xEKpdEI2)

容姿端麗、頭脳明解、スポーツ万能。

男女共に憧れの的となっている彼女、

高校2年生の小日向湊(17)。


実は極度のショタコン&ロリコンで、

一人称がボクなのだ。




* * *



こんちわ。蜜羽です。

息抜きに書いてみる((

強がりハムスターがメインですけど、

こっちがメインになっちゃいそうな

予感がする。

ちなみに私はロリ・ショタコンじゃないよ!

あ、でも二次元のショタは好き!

三次元は嫌い! 弟いるけど嫌い!←



オリキャラ募集中!
>>05

Page:1 2 3



Re:  小日向さんはボクっ娘。 *オリキャラ募集中。 ( No.8 )
日時: 2011/06/13 21:20
名前: 蜜羽(陽菜) ◆CamRz/shCQ (ID: xEKpdEI2)

*ヴィオラ様
わーっ、なんたる可愛いキャラ・・・!!←
ぼ、ボイn((ry !!?
貧乳の小日向さんにとっては羨ましい存在でありますn((
ありがとうございますっ♪


*柴揮様
私、誡くんのような男の子大好物でs((やめろ
洸くん中2゜∀゜!((何
小日向さんがギリギリハァハァする学年ですね←
素敵な兄弟ありがとうございます☆



お二人方ありがとうございます!、
イメージ通りにできるか心配ですけど、
精一杯頑張らせて頂きます^ω^


あ、オリキャラはまだまだ募集中です♪

Re:  小日向さんはボクっ娘。 *オリキャラ募集中。 ( No.9 )
日時: 2011/06/13 21:50
名前: 蜜羽(陽菜) ◆CamRz/shCQ (ID: xEKpdEI2)


05



「ちくしょおおお!!」


何だってあいつマジで誘拐されてんの!?

バカじゃん!!


僕は教室を飛び出る。
疲れなど吹っ飛んだみたいだ。


しかし、待てよ。
僕は伏せてたからミナトを見ていなかった。
だからどんな奴に連れ去られたのかも分からない。

いや、まだ連れ去られたとは限らないけど・・・
ミナトは一人でふらふらしたりしないだろう。


・・・仕方ない。
超話しかけづらいが、そこら辺の生徒に聞いてみよう・・・。
明らかミナトがタイプっぽい男子。
なんとなくオーラで分かる。


「ちょっと、そこの人」
「・・・チッ。・・・何?」


うわ、舌打ちされた。
ミナトの隣にいるだけで舌打ちなんてされた。
この際どうでもいいけど・・・。


「ミナト、どこ行ったか知らない?」
「小日向さん? ・・・そういや何でお前傍についていないんだよ」
「・・・・・・誘拐された。だから聞いてるんだよ」
「知らねーよ。でも、なんか怪しい男らが4人くらいでどっか歩いてったな」
「・・・どこに」
「学校裏ら辺じゃね? 多分」

・・・・・・学校裏。
何をするつもりなんだろう。
いや、その男達じゃない可能性もあるけど。

「そう、うん。・・・じゃ、ありがと」
「あっ、もし小日向さん見つかったら、俺の手柄だって言えよ!!」
「分かったから、うん」


そう言って僕は学校裏へと走る。

・・・俺の手柄、ね。
言うわけないけど。


学校裏にいてくれ。
外れたら探す気失せてくるから。



 *


学校裏、芝生の上を歩いていると。

「・・・あ」


いた。

ていうか何であいつ木の上登ってんの?
そして何でモヒカン頭の奴とか蹴ってんの?

これはどういう状況?



少し遠くから眺めていると。



「・・・あぁぁぁ!! 日向くん! 日向くんじゃないか!!」


気付いた様子のミナト。
ていうかうるさい。


「何を突っ立っているんだ! はやく僕を助けろ日向くん!」
「・・・いや、助けるも何も」


お前何十回蹴ったのか知らんけど、男らもうボロボロだよ、顔が。


「・・・ぬ? おぉ、くたばっている! これは日向くんのエスパー!?」
「断じて違う。やったのはお前だ」
「僕か。へぇ、意外と強いな僕」


と、ミナトは自分で変に関心しながら、
木をスルスルと下りて僕の元へ駆け寄ってくる。


「全く・・・護衛のくせに助けにくるのが遅い!」
「・・・ごめんって。まさかマジで誘拐されるとか思ってなかったし」
「それは僕も同意見だけど」
「・・・だろ」
「うん。・・・でも助けに来るのは遅かった!!」


あーはいはい、

ごめんなさいって。



女子ってこんなにネチネチしてるの?



「・・・・・・でも、」



と、ミナトは恥ずかしげに俯いた。


でも、なんだろう。



「僕は日向くんが助けに来てくれるって信じてたよ」



ミナトは珍しく照れ笑いを浮かべながら言った。

その姿はホントに普通の可愛らしい女の子で。
これが野蛮なボクっ娘とはとても伺えない。




これで普通に私、とか言ったら僕だって多分惚れるのに。

Re:  小日向さんはボクっ娘。 *オリキャラ募集中。 ( No.10 )
日時: 2011/06/13 22:17
名前: 蜜羽(陽菜) ◆CamRz/shCQ (ID: xEKpdEI2)


06





「日向くん」


それは突然だった。

あれから数日たったお昼休み。
ミナトはケータイの画面を見ながら、隣で読書する僕に呼びかける。


「何」

「今日は僕を送ってくれなくてもいい」


・・・・・・


いきなりどうしたんだろう。



「何かあるのか?」


いつも護衛だ護衛だとか言って僕を家まで送らせてるくせに。
いや、ミナトを家まで送らないでいい、というのには大喜びなんだけど。
何故いきなりそんなことを言い出すのかが気になった。


「ふふふ・・・気になる?」



・・・。ムカつく笑顔を浮かべるミナト。
これはムカつく、マジでムカつく。


「はやく教えろ」

「全く日向くんはせっかちだなぁ。まぁいい、教えてあげよう」



すると、ミナトは僕の目の前に立ち、
ケータイの画面を見せてきながらこう言った。


「今日の放課後、僕は友達と遊ぶからだ!」


画面には、


-----------------------------

今日の放課後空いてる?
空いてたら遊ぼ〜☆

-----------------------------


というメール文。



「・・・・・・ミナト、お前友達いたのか!?」


驚くべきはここだ。
まさか、こんな奴に友達がいるわけ・・・。


「なんだ日向くん、失礼だな。僕にだって友達くらいいる。単にもててるわけじゃあないんだよ!」
「・・・」


モテる、の意味よく分かってないくせに。
こいつはただキャーキャー言われたらモテている、と思っているようだ。
例えば・・・怖い話をするとするだろ。
それで最後の怖いオチに皆がキャーッて喚く。
それを、話をした人はモテている、とミナトは思っている。



・・・まぁ、そうだよな。

一応美人だし人気は高い。
友達は沢山いることだろう。


「数ある友達の中、この子は僕と一番気が合うというかな!」


なんだか嬉しそうにミナトはケータイの画面を見つめている。
つか、こいつと気が合う人間って・・・相当のもんだな。
興味はある。


「へぇー、じゃあ僕は勝手に帰っていいんだよな」
「あぁ、寂しいかもだけど・・・許してくれ」
「全然そんなことないから、大丈夫」


気が軽いよ。


Re: 小日向さんはボクっ娘。*キャラ募集! ( No.11 )
日時: 2011/06/14 18:10
名前: 蜜羽(陽菜) ◆CamRz/shCQ (ID: xEKpdEI2)


07




放課後。
ミナトがとても楽しみにしていた時間だ。
お昼ごはんのときも、授業中も。


「・・・じゃあ僕、帰るから」

ほぼ何も入っていない鞄を肩に掛けると、
席に座って待っているミナトに一声かけた。

「ん? あぁ、じゃあね日向くん」
「うん」


そう言って、教室の扉を開けて出ようとすると


ドンッ!!という音と共に、僕は床に尻餅をついていた。

「何だよ・・・」

と、ズボンをパンパンとはたきながら顔を上げると。


「いったぁ〜・・・誰、まったく!」
「・・・・・・」


長い茶色の髪、青い瞳。
まぁ、一言でいうと美人。

誰だ、こいつ。


「あ、丹生くん!」


・・・・・・ミナトの友達か!
ていうかミナト、女でも君付けなんだな。


「小日向ちゃん! 迎えにきたよっ! ・・・ていうか、この人誰?」


と、“丹生”と呼ばれる人は僕を指差す。


「ぬ? あぁ、楠日向くん。僕の護衛だよ」
「奴隷!?」
「護衛だ」
「あぁ、護衛ね・・・」


奴隷になってたまるか。

“丹生”は、僕をジロジロ見たあと、
つまらないような顔して言った。


「何か冴えない感じだね。こんな人が小日向ちゃんの隣に・・・へぇ〜」


・・・なんか物凄く失礼だな。こんな人とはなんだ。


「日向くん、もう分かってると思うが、この子が僕の友達・・・海月丹生だよ」
「くらげ?」
「うん、くらげだ」
「へー・・・」


丹生の時点で思ってたけど、変わった名前だなぁ。
僕は、海月丹生を少し眺める。

すると


「日向くん、そんなに丹生くんを見て・・・どうした? どこを見ていた? 胸か? 胸なんだなこの変態日向くん!」
「ばっ・・・違ぇよ!」

確かに大きいとは思ってたけど、見てはいない!


「ふっ・・・そうだろうな。僕なんかじゃ見る胸も無いものな」
「ちょ、だから違うっt」
「言い訳などいい! ・・・さぁ、丹生くん、時間も無いことだし行こうじゃないか」
「んー? あ、うん!」


と、二人は僕を置いて教室を出て行った。


・・・・・・ええー、なにあれ。

マジで見てないのに。

ミナトが勝手に羨ましがってるだけだろ、あれ。

Re: 小日向さんはボクっ娘。*キャラ募集! ( No.12 )
日時: 2011/06/14 21:25
名前: 蜜羽(陽菜) ◆CamRz/shCQ (ID: xEKpdEI2)


08




とあるファーストフード店。
目の前の丹生くんは、フライドポテトを頬張っている。


「ねー小日向ちゃんっ」
「何?」
「楠・・・日向、だっけ? 何であんな人が小日向ちゃんの護衛なの?」
「・・・何で、か」


僕は少し考える。

・・・・・・たしか・・・理由は・・・


「名前が似ているから、だと思う」
「名前ぇ?」
「うん。ほら、僕の名字は小日向。そして、日向くん。似てるだろ?」
「小が付くか付かないかね」
「そうそう」


その他に、特に理由なんてない。
なんか流れで言ったようなもんだ。
ホントのところ、護衛という存在が必要なほど告白なんてされていないし・・・どこかのお嬢様でもない。

日向くんはどこかクセがあるから面白い、それだけだ。


「初対面でアイスの当たり棒を投げてきたからな。相当の強者だと感じた」
「え、棒投げてきたの!? きったな!」
「汚いかどうかは別として・・・。気になるなら絡んでみてはどうかな。僕が何とか上手いことして・・・」
「あっ、別に気になるとかそんなんじゃないからいいよ! 全然興味無いし、あんな人」
「そうか、まぁそうだろうな。日向くんに興味を持つ人間は、相当の物好きだろう」










・・・・・・ちくしょう、こいつ等ムカつく話しやがって。
別にアイスの棒は汚くなどない! 溶けちまったんだよ!


・・・ん? ・・・なんで僕がいるかって?

つけてきたんだよ、なんか色んな意味で心配だったから。
変態とか言うなよ!

一応バレないように眼鏡とマスクと着用している。
そしてギリギリ話が聞こえる席に座っている。
・・・だから変態じゃないって。
変人?  ・・・・・・。



「・・・ぬはぁ! 見てみろ丹生くん!」
「どうした!?」
「そこの青い服を着た子!」
「・・・きゃ、きゃあ! 可愛い!!」
「丹生くんったら、口からジュースが出てるぞ」
「えへ〜、ついつい」



・・・な ん だ こ い つ ら !!

ていうか、海月もショタ好きだったのか・・・
だからミナトの奴気が合うとか何とか言ってたのか!?

ていうか勿体無いなこいつら・・・。
二人とも美人なのになぁ・・・。
最も海月なんて胸も大き・・・・・・おっと。





Page:1 2 3



この掲示板は過去ログ化されています。