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生きている意味2 〜蛍の命〜
日時: 2011/10/02 13:44
名前: Yuki (ID: ySP8nr/s)

目次  蛍の命目次・・・・・・>>32

プロローグ・・・・・・>>0

後悔の渦・・・・・・>>2

あの人・・・・・・>>4

好きな人・・・・・・>>5

隠し事・・・・・・>>6

疑問・・・・・・>>7

確信・・・・・・>>8

平成22年 7月 16日 今日・・・・・・>>9

未来は、変わるから・・・・・・>>10

最終話 生きている意味・・・・・・>>11

あとがき・・・・・・>>12

ーSide Raitoー・・・・・・>>13

ーSide Yukiー・・・・・・>>18

番外編 いつか二人で・・・・・・>>25

番外編 お兄ちゃんとお姉ちゃん・・・・・・>>28

番外編 10年後・・・・・・>>29

あとのあとがき・・・・・・>>30

コメント&コメント返し

咲世革 未澪 様・・・・・・>>1=>>3

カノン 様・・・・・・>>14=>>15

あゆ 様・・・・・・>>16=>>17

愛利 様・・・・・・>>19=>>20

春香 様・・・・・・>>21=>>22

NAO 様・・・・・・>>23=>>24

雅 様・・・・・・>>26=>>27




プロローグ
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

『生きている意味』って何だろう

『意味』なんてないのかもしれない

私は、『生きてる』んじゃなくて『生かされてる』んだと思う時がある

辛い思いを隠し切れず、聞いてみる時がある

『生きている意味』って何だろうー…

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Re: 生きている意味 ー短編ー ( No.1 )
日時: 2011/07/30 12:14
名前: 咲世革 未澪 (ID: lIcPUiXw)

初めまして
咲世革 未澪です(さかせがわ みれい)

生きる意味は,私もわかりませんよ・・・・?

Re: 生きている意味 ー短編ー ( No.2 )
日時: 2011/07/30 20:03
名前: Yuki (ID: ySP8nr/s)

後悔の渦
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

『後悔先に立たず』

この言葉が今の私には、お似合いだ…

春川 由紀 中学1年生

小学校時代は、全学年1クラスしかなかったから、みんな仲が良くて家族みたいに過ごしてた

いつまでも、みんなで笑いあっていたいなーとか思ったりして…

でも、私は単なる好奇心で皆とは違う中学校に通うことにした…

そこでは、友達と言える友達も出来ず、辛い毎日を送っている…

何度も何度も泣いたけど変わらない過去…

時々会ったら友達は皆楽しそうにしている…

何で私だけ…

運命なら仕方ないとか…仕方なくないでしょ!?

いつしか、冷めた目でしか人を見れなくなっていた


ー7月の初めー

「由紀と咲って夏休みの部活あんまりないじゃん!!いいなー」

「愛果は、テニス部だからね〜
仕方ないよ!!がんばっ!!」

私は、前の席で文句を言っている愛果にそう返した

「あんまりって言ってもほとんど毎日あるんだけど!!」

咲は、「ねっ!!由紀」と言って愛果を励ましてあげてる

私と咲は、吹奏楽部で、愛果は、テニス部だ

咲は、これでも愛果を励ましているつもりらしい…

咲の励まし方にも、もう慣れてきた

端から見れば仲良し3人組、だけど私はこの2人の事を本当の友達だとは思ってない

咲と愛果は、幼稚園からの友達で私は、最近仲良くなった新入り?みたいな感じで…

本当の友達って言えるのは、きっと小学校時代の友達しか居ない

と言うよりそれを越える友達なんか作りたくない…

私がいつまでもこんなんだからクラスの半分以上の女子とは、あんまり仲良くない…

よく、周りに

『由紀って天然だよねー』とか『由紀おもしろーい』って言われるけど私は、全然そんなキャラじゃない

周りに合わせて笑ってるだけ…

いつだって、本気で笑ったことなんてない…

「それ言うんなら、サッカー部の方がほとんど毎日全日練習なんだからなぁー」

「来人は、体力あるからいいじゃないのー」

愛果は、突然入り込んできた来人とそんなやり取りをしている

(サッカー部は、全日か…)

あたしは、何となくそんな事を考えていた

この学校は、小学校からの持ち上がりの子がほとんどだから当然みんな仲良い訳で…

「おい、そこの奴死にかけてるけど…」

来人は、と言うよりもクラスの奴ら全員馴れ馴れしいから、事ある事に私に絡んでくる

「…」

当然ウザイ奴は、シカト

しかも、愛果は来人の事が好きだからあんまり喋って変に誤解されたくない訳で…

「おい、聞いてんのかよ!!春川!!春川!!春川!!春川!!春川さーん」

ウザイ、ウザイ、ウザイ

こういう人ムリ、ムリ、ムリ、ムリー

ぐったりしている私を見て愛果が

「来人、由紀疲れてるみたいだから…」

っと言ってくれた

「疲れてる?何でコイツ何かしたのか?どーせ大した事してないんだろ!?」

カチーーン

前の学校だったらキレまくってたとこだけどこの学校ヤバイ奴が多いからいろいろ訳あってキレらないんだよね…

「おい、コイツ、マジで死んでんじゃねぇーの?」

私は、さっきから机にうつ伏せに倒れているから来人がそんな事を言ってくる

「アハハハ、マジで由紀死んじゃったー?」

「アハハハハ」

二人して笑ってくる、前の学校だったら私がバカにされてたらかばってくれる友達が沢山いたな…

笑ってくる二人に腹が立ってくる

でも、言い返せない唯一の友達を失いたくないから…

そんなに笑わなくてもいいじゃんか…

そんなに、言うんなら死んでやりたいし死んでやる理由ならいくらだってある…

Re: 生きている意味 ー短編ー ( No.3 )
日時: 2011/07/30 12:45
名前: Yuki (ID: ySP8nr/s)

咲世革 未澪さん

初コメントありがとうございました^∀^/

私も、生きる意味はよくわかりませんが私が考えた生きる意味をこの作品で伝えていきたいなと思っています。

Re: 生きている意味 ー短編ー ( No.4 )
日時: 2011/07/30 20:11
名前: Yuki (ID: ySP8nr/s)

あの人
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

私の好きな人は、小学校と塾が一緒なあの人だ、

いつしか、目で追っていた

笑顔が好きで、笑ってもらうために色々やったっけ…

でも、そんな過去を思い出で終わらせたくない…

だから、私は、死なないんだ…

正確には、『死なない』じゃなくて『死ねない』なんだけどね…

言い訳だよ… 本当は怖くて死ねないんだから…

弱い自分…

何を恐れているのか…

わからないけど、ただ

怖いんだ…

「由紀〜そろそろ塾の時間でしょー?」

「はーい」

私は、一階に降りるとお母さんが運転する車に乗って塾へと向かった

私が通う塾は、車で2分とかからないとこにあるためすぐに着いた

「いってきまーす」

バタンッと車のドアを閉めて

一目散に教室へと向かった

ガチャッ…

「誰か来た…って由紀じゃん!!」

「水無久しぶりー!!」

「お久ー」

「つーか、水無何で金曜日に来てんの?」

「こないだ休んだ振り替え〜」

「ふーん」

水無とは、小学生の時からの親友だ

あたしは、教室をぐるりと見回してみる

「お前らじゃま!!」

いきなり後ろからとんでくる声

「怜…」

「じゃまだっつーてんだろ」

「えっ、ああごめん…」

「うるさいなー 聞いてよ由紀!!水無、怜と同じクラスなんだよ!!最悪だよねーー」

「ふーん…」

いいなー… 私も、同じ中学校に行ってたら…

「由紀ー?」

「ん?」

「何かあった?」

「いや、別に何もないよ!!」

「そっか…」

「うん…」


ー1時間後ー

「由紀、先に帰るね〜」

「バイバイ水無!!」

「先生ここわかりません」

「怜君また間違えてるじゃん!!ここは…」

私達の塾は、プリントが終わったら帰っていいことになっていたから次々と帰っていく

(中学生になってから、来る時間が遅くなったもんなー…)

「あれ?端場(水無)は?」

「帰ったけど…」

「ふーん」

「由っ紀!!好きな人できた〜??」

「七々!!」

いきなり後ろから友達の七々が抱きついてきた

「出来たの〜??」

「うるせーな、唯田(七々)」

怜が七々を睨み付けてそう言った

「七々は?」

「ウチー?できたよーん♪」

そう言った後私の耳元で「彼氏が♪」と付け加えた

「えっ?」

「そゆこと〜♪」

「うるせーって」

「そう言う怜だって、恭子ちゃんの事好きなくせにぃ〜♪」

「はぁ〜!?」

「照れてる!!照れてる!!」

「は?お前殺すぞ!!」

「やれるもんなら(笑)」

私は、そんな二人の会話を聞いて一気に落ち込んだ

(誰?恭子ちゃんって、怜好きな人いたんだ…)

次々に浮かんでくる疑問

「由紀は〜??」

「えっ?」

「だから、好きな人!!」

「あ〜…」

「コイツ出来てなさそー(笑)」

怜のその言葉にムカついたのもあって私は、

「できたよ!!」

っと勢いまかせにそう言ってしまった

「ふーん」

「えっ!!誰!!誰!?」

「えっ…と 七々の知らない人」

「えー お願い教えて!!」

「いや… そのー」

「ウチも言うから!!」

「うん…」

「じゃあ、先に由紀から!!」

「えー!!」

「いいから早く!!」

「 …か……いと…」

「は?何?」

「榊 来人!!!!!」

あたしは、勢いまかせに思いっきり叫んだ

いや、来人なんて好きじゃないんだけどね…

「誰?まっ、いっか、ウチは佐々木 冬也!!」

「誰!?(笑)」

「怜はー?」

「俺!?何で俺なんだよ!!」

「いいからー!!」

「俺は、いねぇーよ!!」

「まっ!!怜はどーでもいっか!!」

「おい!!」

「アハハハハハハ」

こんな毎日だったら良かったのに…

今、私の中で何かが変わっていく気がした…


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