コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

天使と悪魔と交換条件!!
日時: 2011/10/22 10:06
名前: ナナ☆ (ID: JfFpjBhB)

「わたし——————死ん……じゃったの——————?」

ポロポロと涙を流す。
視界がボヤけていた。
落ちつかなきゃ・・・。
けど、涙は止まらない。

「どうして・・・。まだ、やりたいこともたくさんあったのに・・・・・・」


両手で顔を覆って、「うっ…うっ」と声をあげながら泣き続けた。
そのとき、わたしのほうへ近づいていてくる足音が聞こえる。
顔を覆っていた両手をゆっくり離して、目の前を見た。


「人生を———やりなおしたい?」


「えっ?」


翼の生えた美女が、わたしへ問いかけた。


わたしの物語は、ここからはじまりました。




———————「天使と悪魔と交換条件!!」




こんばんわっ!ナナ☆といいます><
よろしくおねがいしますっ!


+MO★KU★JI+

第一章「はじまり」

第1話>>1 第2話>>2 第3話>>4 第4話>>7
第5話>>9 第6話>>10 第7話>>11 第8話>>13
第9話>>15 第10話>>16 第11話>>17 第12話>>18
第13話>>21 第14話>>22 第15話>>23 第16話>>24
第17話>>25 第18話>>26

★お客様★

王翔さま 苺川らびさま 杏さま

Page:1 2 3 4 5 6



Re: 天使と悪魔と交換条件!! ( No.1 )
日時: 2011/09/26 20:38
名前: ナナ☆ (ID: JfFpjBhB)

第1話


「名前は?」
「おぼえていません」
「死んだ原因も?」
「おぼえていません」

さっきから同じような答え方。
でも、本当にわからないの。
自分のことが。

ここは、天国なのかな。
さっきからフシギに思っていた。
まわりは白い霧ばかり。
でも、目の前には天使がいるんだ。
やっぱり、天国なんだよね・・・。

「あの」
「なに?」
「あなたは一体・・」
「見ての通りよ」
「天使…。それじゃあ、ここは天国」
「とは、限らないわ」
「えっ?」
「ここにはね、ある条件でやってくることしかできないの」
「ある条件?」
「そう。いわば、ここは・・・『仮天国』なの」
「仮天国・・・。」
「あなたのように自分がわからない、なぜ死んだかわからない。という、あやふやな記憶を持った者がくる世界」
「そうなんですか」

美女の天使は、数枚の資料をもっていた。
わたしは、今でも、自分が死んだことが納得できなかった。
けど、どうしてかはわからないの。
それに、記憶がほとんど思い出せない。

いったい、どうして?
ここは、どこなの?
わたしはこれから、どうすればいいの?


Page:1 2 3 4 5 6



この掲示板は過去ログ化されています。