コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 軽音部って、なんだっけ?-戦隊なんて御免です-
- 日時: 2011/10/04 18:43
- 名前: 由羽 (ID: Lay1j2X4)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=25271
↑魔女守り! です。一番目のやつです。
どうも!由羽です。二つ目の小説です!!こいつ何個書くんだとか思わないでください><
魔女守り! との同時進行で書いていきます。がらりと感じを変え、ラブコメで行きたいと思います!
☆目次☆
——キャラ紹介——
>>1
——卯月——『シワスンジャーって、なんですか?』
>>5 >>15 >>18 >>20 >>25 >>26 >>27 >>28
——皐月——『商店街のPRに出動!』
>>31
☆お客様☆
王翔様
アクア様
ミルクチョコレート様
スカイ様
杏様
あんず様
コメントをいただけると舞い上がり、書くスピードが早くなるかもしれません☆
それでは、プロローグをどうぞ!↓
桜が舞い散る、卯月。入学式。
あたしは、胸を躍らせてこの部活に入った。
だけど——。
「我らはシワスンジャー!悪の手下め!退治してやる!」
「あたしは、シワスンジャーイエロー!」
……なんで、こんなことしてるんだろう……。
これは、師走高校軽音部兼バンド戦隊シワスンジャーとして活躍する、少年少女の青春の軌跡である。
- Re: 軽音部って、なんだっけ?-戦隊なんて御免です- ( No.25 )
- 日時: 2011/10/01 19:07
- 名前: 由羽 (ID: Lay1j2X4)
- 参照: 早く十月三十日になんないかな!
——卯月——『シワスンジャーって、なんですか?』
「じゃあ、あたしの自己紹介から行きますね。あたしは一之瀬 睦月です。できればギターをやりたいな、と思ってます。あ、全然リア充じゃないです。やめてくださいピック投げないでください! 痛いんですよってかどんだけピック持ってるんですか!」
弥生先輩のポケットから、次々とピックが出てくる。
あ、ピックとは、弦を引くときに指が痛くないように、代わりに使うプラスチックの板……みたいなもの。
ポケットを叩けばピックが一つー、と、隣で卯月先輩がのんきに歌う。
「止めてください、本当に痛いんですよ!イタイイタイ、ってか本当にやめろやこらっ!」
行き成りキレたあたしに、ビクッと肩を震わせた弥生先輩。
ようやくあたしを信じたのか、渋々、ポケットから手を離す。
「ふう。あたしがギターをやりたい理由は、中三までギターをやっていたからですよ。でも、受験勉強で手、つかずな状態になって」
ふんふん、と、皐月先輩が聞いているのか聞いていないのか、生返事をする。
「これを機に、大好きだったギターに没頭したいな、と思って入りました。というわけです。お願いします」
ぺこりと頭を下げたあたしに、先輩たちが拍手。
う、嬉しくない……。
顔をしかめていると、隣にいた如月が前に出てきて、自己紹介を始めた。
聞いてやるか。仕方ない。
- Re: 軽音部って、なんだっけ?-戦隊なんて御免です- ( No.26 )
- 日時: 2011/10/02 10:03
- 名前: 由羽 (ID: Lay1j2X4)
- 参照: プロット友達に見られた……↓
——卯月——『シワスンジャーって、なんですか?』
「俺の名前は如月 玲人。希望楽器はドラムです。一応小三からドラムやってます。なので腕はいいほうだと思います」
淡々と、敬語をうまく使って、自己紹介をする如月。
ドラム、と聞いて、先輩が目を輝かせた。
「ギターに、ドラム……そ、そろったー! 全員、そろったー!」
全員?
「あ、ううん。何でもないの。卯月、黙れ」
ポケットからピックを出して、投げつける、弥生先輩。その隣で、やさしく微笑んでいるが口元だけの皐月先輩。
そして、小さく悲鳴を上げる卯月先輩。
「何でもないっす。そんじゃあ、活動を説明しますね」
活動っ!?
これはあれか!? 路上ライブとか、学園祭とか、ライブをやる活動っ!?
「まあ、まずはこれに着替えて」
卯月先輩が、『門外不出』と書いた箱から、布のようなものを取り出す。
黄色の布と、緑の布。
そのうち、黄色のほうをあたしに、緑のほうを如月に渡す。
なぁに?これ。なんか、不安なんだけど。
「まあまあ。着てみたらわかるって」
そういって、先輩は物の陰にあたしを連れ込んだ。
「じゃあ、終わったら言ってね」
ウインクをする卯月先輩に、あたしはますます不安になった。
- Re: 軽音部って、なんだっけ?-戦隊なんて御免です- ( No.27 )
- 日時: 2011/10/02 19:02
- 名前: 由羽 (ID: Lay1j2X4)
- 参照: プロット友達に見られた……↓
——卯月——『シワスンジャーって、なんですか?』
バンド戦隊、シワスンジャーとは、ここらへんの地域をPRする、ヒーローである。
シワスンジャーレッド、シワスンジャーブルー、シワスンジャーピンク、シワスンジャーイエロー、シワスンジャーグリーンの五人によって編制されているが、最近はイエローとグリーンの行方が分からない。
彼らは一年ごとに新しい人がやっているらしく、去年までイエローはお腹がポッコリと出ていて、動きが鈍い人がやっていた。
——なぜ、シワスンジャーの説明をしたかというと——
「……これって……」
あたしが右手と左手の親指と人差し指でつまみ上げた洋服をみて、唸ったのは。
黄色い、全身タイツの一歩手前のような形、中央には『S』と、でかでかと書かれている。
こ、この服、見覚えあるぞ……。
そう、これは去年、近くの商店街のPRイベントで見た……。
シワスンジャー。詳しく言うとイエロー。
ああそうか。うん、引っかかっていたものが取れたような感覚だぞ。
って、
「ちゃうだろ——!」
関西弁で突っ込んだあたしに、弥生先輩が駆け寄ってきた。
「どうかした!?」
どうもこうもないですー!
「なんなんですか、このシワスンジャーイエローの服! まさか、これを着ていつも歌っているんですか!?」
ん?でも、学祭の時は制服だったはず。
よくわからなくなっていたとき、如月が顔を出した。
あたしの服の、緑ヴァージョン……シワスンジャーグリーンの服装。
「これ、何のコスプレなんですか? そういうプレイなんですか。ってか何プレイというんですか。羞恥プレイの一つですか?」
淡々と聞く如月。顔は、恥ずかしいのか怒っているのか、夕日のように真っ赤だ。
「睦月君、如月君、よくぞ聞いてくれた! そう、我々師走高校軽音楽部の裏の顔は——」
あー、あ、聞きたくないぞー。
「シワスンジャーなのだ!」
- Re: 軽音部って、なんだっけ?-戦隊なんて御免です- ( No.28 )
- 日時: 2011/10/03 19:33
- 名前: 由羽 (ID: Lay1j2X4)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=25271
——卯月——『シワスンジャーって、なんですか?』
「シワスンジャーなのだ!」
ほこらげにそういう卯月先輩。
シワスンジャー、と聞いて、あたしは全力で教室を出ようとする。
だけど、その先に皐月先輩。
「皐月先輩ー! 常識人のあなたは、私を助けてくれますよねー!」
涙目で言ったあたし。
すると、皐月先輩があたしの襟首をつかみ——、
「逃がすかこんにゃろう!」
え?
「弥生先輩捕まえましたー! はい、無理やり印」
皐月先輩があたしの人差し指に、朱肉を押し付ける。
そして——、取り出したのは、入部届。
「あきらめなさい。はい。入部」
もはや戦意喪失。なるようになってください……。
「はい、如月君も印。印ー」
無言の圧力。
黒い笑みを浮かべて、如月に近寄る弥生先輩。
「わかりました……自分で印を押すので、怖い顔で近寄らないでください……」
顔に縦線を浮かべた如月が、自分の意志で朱肉に親指を押し付ける。
なるほど、これが上下関係か……。
お、恐ろしい……。
「と、言うわけで。ようこそ、シワスンジャーへ!」
シワスンジャーって言わないでくださいー!
「さて。睦月さん。早く、自分の衣装に着替えてきて。終わったら、バンド練習するから」
そういわれて気合が入ったあたしは、結構扱いやすい人だと、自覚します。
——卯月——『シワスンジャーって、なんですか?』 完
- Re: 軽音部って、なんだっけ?-戦隊なんて御免です- ( No.29 )
- 日時: 2011/10/03 19:53
- 名前: 咲野留季 (ID: 8bddVsaT)
コメ返しです^^
シワスンジャー!!
・・・すいませんノリにのってやっちゃいました
というか文章力がぱないです!
私のと比べものになりませぬ!
おもしろいし・・・!
更新がんばってください♪
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