コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- —歌えない人魚姫—【イラスト募集です】
- 日時: 2012/10/09 17:54
- 名前: マリン ◆eVFVquZhMQ (ID: RHpGihsX)
初めまして、マリンです。
小説を書くのは初めてなのでお手柔らかにお願いします。
今回はわりと誰でも思いつく(笑) 歌えない人魚の話を書きます。
誤字・脱字等は指摘してくださると嬉しいです。
コメントはいつでもウエルカム! 状態です。
寧ろくれると泣いて喜ぶんで←
……途中から話がずれてしまいましたが、よろしくです……
—きゃら絵—
>>71 なな 碧斗(白玉団子様作)
>>92 なな(ななしの様作)
>>108 なな(碧斗のシャツ着てる)
>>110 碧斗
>>112 なな 碧斗(油塚ユジン様作)
—キャラクターボイス—
>>99 花田蜜柑&田中薫(CV:モモタ様)
>>100 田中薫(CV:らぶ様)
—お客様—
黒猫ミシェル(夜々いちご)様
う〜る空様
かがみ様
リスク様
ダイヤモンド(^^♪様
幸姫様
akari様
ジル様
るな様
由真様
うえってぃ様
りんご様
かなめ様
sakura様
ネコしゃん様
白河夜舟様
みかん様
カイン様
凛嘉様
—ただいま【19】人なのですっ!—
〜★お知らせ★〜
イラストを募集しています。
絵が得意でなくても大歓迎です!
目次作りました! >>78
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23
- Re: *歌えない人魚姫* ( No.1 )
- 日時: 2012/09/21 23:26
- 名前: マリン ◆eVFVquZhMQ (ID: RHpGihsX)
*キャスト*
人魚名 ナナ
人間名 北風 なな
性別 女
容姿&服装 胸元までの金色の髪 青目 紅い尾びれ 白に近い肌色 細身 膝丈の白いワンピース
名前 北風 碧斗
性別 男
容姿&服装 銀髪短髪 紅目 左頬に黒い星のタトゥー 左耳に銀色のピアス 白いシャツ 破れたジーンズ
名前 渡部 月魔
性別 女
容姿&服装 腰のあたりまでの黒髪 緑の垂れ目 月のマークが入った黒いシャツ 白いミニスカート
名前 花田 蜜柑
性別 女
容姿&服装 オレンジ色のショートヘア 黄緑の目 薄ピンクのキャミソール 黒い膝丈スカート
名前 遠藤 康平
性別 男
容姿&服装 薄紫の髪を後ろで縛っている 左の目は髪で隠れている 黒目 黄緑のタンクトップ 茶色のズボン
名前 田中 薫
性別 女
容姿&服装 足の関節あたりまでの翡翠色の髪 ピンクの垂れ目 眼鏡をかけている 水色のだぼだぼのシャツ オレンジのミニスカ
名前 エミール・モア
性別 男
容姿&服装 肩までの金髪 濃い紫目 王子様っぽい恰好
名前 ミル
容姿 青い金魚 本身は海そのもの
- Re: *歌えない人魚姫* ( No.2 )
- 日時: 2012/05/24 17:03
- 名前: マリン ◆eVFVquZhMQ (ID: iAb5StCI)
プロローグ
人魚は、みんな歌える
綺麗な声で、歌う
歌えない人魚は、『人魚』じゃない
ただの『魚』だ
魚
いっそ そうなれたらよかったのに
私はまだ中途半端に
『人魚』を
やっている
いっそ
『魚』に
なれたら、
- Re: *歌えない人魚姫* ( No.3 )
- 日時: 2012/06/30 03:28
- 名前: マリン ◆eVFVquZhMQ (ID: iAb5StCI)
第一話 魚になりたい
私は岩に縛り付けられて、虐められていた。
少し虐めっ子と目が合うと……、
「赤魚が俺様に逆らおうってのか?」
……赤魚。
それは私のあだ名。
何故かというと……尾びれが紅いから。
「何とか言えよ、赤魚。」
「…………」
何も言えないよ、私。
「カイトー、こいつ声出ないんだよ?
言えるわけないじゃん! キャハハ」
メイ(虐めっ子)がキンキンと煩く響く声で笑った。
「ねー、お姫様」
お姫様……。
そうか、私人魚姫だったっけ……。
暫く忘れてたことだった。
城に帰っても誰もいないから……。
「ああ、あんた親に捨てられたから姫じゃなかった?
でもお城に住んでるわよね。
あの城、あんたの物でもなんでもないのに。」
「…………」
「はあ……、泣かなくなっちゃったしつまんないわね。」
ため息をはきながらメイが私から離れた。
「メイ、今日はいいものがあるぞ。」
「ん? 何カイト。」
カイト(虐めっ子)がメイに何か耳打ちしている。
途中メイがすごく明るくて……それでいて黒い笑みを浮かべた。
「なるほど、それは面白そうね。
赤魚が大切にしてる物を奪うのは気持ちがいいでしょうし……。」
何を言ってるのか聞きとれない。
「……で、道具持ってきてるの?」
「安心しろよ。持ってるから。」
どうやら話が終わったらしい。
「赤魚!」
今度は何だろう。
殴られるのかな?
それなら慣れてるからいいや。
メイが私に近づいてくる。
……鋭く光る、ナイフを持って。
「……赤魚。」
私を殺す気なのかな……。
やだなあ、怖いなあ。
でも楽になれるならいいかなあ。
「聞いてるのかしら? 赤魚。」
「…………」
メイの話なんて聞きたくもない。
「まあ、いいわ。
今から……」
ブチッ
「アナタの髪を切る。」
メイが言い終わる前に金色の髪が飛び散った。
髪は砂の様に海に溶けて消え、跡にはなにも残らない。
ナナの髪は何故か切ると水に溶けてしまう。
「…………」
何が起こったのか把握できなくて暫く茫然としていた。
「キャハハ、ご自慢の髪、切れちゃったわねえ。」
メイはまたキンキン声で笑った。
『髪、切れちゃった』
その言葉が頭の中を児玉する。
「…………!」
髪……! 私が唯一褒めてもらったことのある、髪……!
切れたなんて嘘でしょう?
自分の髪に触れてみると自分の身長ほどあった髪が胸元までしかない。
確かに切れている。
そんな現実が私に突き刺さり、また茫然とした。
「今日はこれで勘弁してあげるわ。
じゃ、また今度。」
カイトとメイは私を縛っていた縄を解き、どこかへ行ってしまった。
「…………」
私は力なく崩れ落ち、岩の突起にひっかかって止まっていた。
どうして……。
なんで……。
どうして虐められるの!?
私何も悪いことしてないじゃない!
いくら叫ぼうとしても声は出なかった。
涙も、出なかった。
「…………!」
叫びたいのに、思いっきり泣きたいのに。
こんな事なら魚に生まれたかった。
魚なら声が出なくたっていい!
どうして……、
「…………!」
私は魚じゃないの!?
- Re: *歌えない人魚姫* ( No.4 )
- 日時: 2012/05/26 17:52
- 名前: 黒猫ミシェル (ID: 4V2YWQBF)
素晴らしいです//
読んでいて、ワクワクしました(^-^)/
嗚呼…。
何か私が悲しくなってきます(涙)
人形にとって命より?
大切な綺麗な髪の毛が切られてしまうなんて!!
いじめっ子どもぉ〜(怒)
私がお前ら全員ハゲにしちまうぞー?
何故お城に誰もいないのか気になります!
更新頑張って下さい♪
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23
この掲示板は過去ログ化されています。