コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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—歌えない人魚姫—【イラスト募集です】
日時: 2012/10/09 17:54
名前: マリン ◆eVFVquZhMQ (ID: RHpGihsX)

初めまして、マリンです。
小説を書くのは初めてなのでお手柔らかにお願いします。

今回はわりと誰でも思いつく(笑) 歌えない人魚の話を書きます。


誤字・脱字等は指摘してくださると嬉しいです。
コメントはいつでもウエルカム! 状態です。

寧ろくれると泣いて喜ぶんで←

……途中から話がずれてしまいましたが、よろしくです……


—きゃら絵—

>>71 なな 碧斗(白玉団子様作)
>>92 なな(ななしの様作)
>>108 なな(碧斗のシャツ着てる)
>>110 碧斗
>>112 なな 碧斗(油塚ユジン様作)

—キャラクターボイス—

>>99 花田蜜柑&田中薫(CV:モモタ様)
>>100 田中薫(CV:らぶ様)

—お客様—

黒猫ミシェル(夜々いちご)様
う〜る空様
かがみ様
リスク様
ダイヤモンド(^^♪様
幸姫様
akari様
ジル様
るな様
由真様
うえってぃ様
りんご様
かなめ様
sakura様
ネコしゃん様
白河夜舟様
みかん様
カイン様
凛嘉様

—ただいま【19】人なのですっ!—


〜★お知らせ★〜

イラストを募集しています。
絵が得意でなくても大歓迎です!

目次作りました! >>78

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Re: —歌えない人魚姫—【イラスト募集です】 ( No.85 )
日時: 2012/08/19 15:42
名前: 幸姫 (ID: Wz/uC4rR)

お久しぶりぃ〜(笑)

すごい———!!見てない間に進んでいたわ—!!

なんか、詩も作っていたしすごいっ!!

頑張ってね!!(>_<)♪

Re: —歌えない人魚姫—【イラスト募集です】 ( No.86 )
日時: 2012/08/19 16:23
名前: みかん (ID: JkVnDcbg)

イラストのところの3号のところに人魚の絵を描きましたぜひ見てください

私は、あの頃は、を書いていますこっちも見てください

Re: —歌えない人魚姫—【イラスト募集です】 ( No.87 )
日時: 2012/08/22 00:33
名前: マリン ◆eVFVquZhMQ (ID: iAb5StCI)
参照: http://cdn.uploda.cc/img/img501de2c955f21.jpg

>幸姫ちゃん

久しぶりぃ〜!
詩を書いてもらったんだよ!! 嬉しいですww

うん、頑張るっ!
ありがとね〜

>みかん様

見てきました!!
とっても可愛くて嬉しかったです!

ありがとうございました〜

Re: —歌えない人魚姫—【イラスト募集です】 ( No.88 )
日時: 2012/08/22 01:13
名前: マリン ◆eVFVquZhMQ (ID: iAb5StCI)
参照: 睡眠を邪魔されたマリンは衰退しました。

第十話        私も君も


……なんで。
碧斗には親がいないんだろうか。

「だから何も気にすることないって!」

笑っている碧斗。
そんなことを平然と言える、そして笑える。

何でそんなことができるの?

「お腹空いてないか? さっきレモン皮のままかじってたもんな」

そんな言葉が通り過ぎるように聞こえた。
無意識に頷くと、碧斗が、

「じゃあなんか作ってくるから待ってろ!」

と言い、下に降りて行ってしまった。

私はベッドに座り、考え込んでしまう。

……私は親がいないなんて声が出たとしても言えないだろう。
例え言えたとしても、笑えないだろう。

君も私も、親がいないのに。
どうして違うの?

足をぶらぶら揺らし、ボケッーとしていると、下から『できたぞー』の声。

あ、行かなきゃ。

—下の階—

私は机の前に座り込んでいた、隣にはニコニコしている碧斗。


机に置いてあったのは、野菜がのった茶色の長細い物が皿に乗った物だった。
何かは分からなかったが、美味しそうな物だということは分かったので、食べようと思えた。

あれ……これ何で食べればいいんだ?
海藻しか食べてなかったから……な。

人魚の世界では手で食べてたけど、これベタベタしてるし。
んー……?

「どうした? 食べないのか?」

碧斗が不思議そうに私の顔を覗き込む。

「焼きそばっていうんだ、美味しいぞ。」

説明をされましても……。
何で食べるか分からないので。

食べさせて、とこの年で頼むわけにもいかんし。
やばい、冷や汗が垂れてきた……。

「食べさせてほしいのか?」

!?
私はブンブンと頭を横に振る。
14歳ですよ! 14歳!

「……もしかして、何で食べるか分からないとか。」

「!」

それそれ!
目をキラキラさせて頷くなな。

「はあ?
 人間じゃないらしいけど、まさか箸も使わない国にいたとは。」

〝はし〟?

何だそれ。

「口開けろ。」

え、口開けたら入ってくるシステム!?
なんて便利なんだ!!(感動)

焼きそばという物に向かって口を開けた。

「そっちじゃなくて……」

呆れ顔の碧斗。

「?」

違うの?
なんで?

「俺に顔向けて口開けろ。」

碧斗に向かって口を開ける。
なんか恥ずかしい……。

でもこれで口に物が入ってくるシステ……、

「はい」

言い終わる前に焼きそばを口につっこまれた。
食べさせてくれるつもりだったのか……(多分)同い年の奴に食べさせられたのか……。

「どうせ箸使えないだろ?」

もうやだ恥ずかしい……。

少し顔を赤らめながら焼きそばを食べた。

——美味しい。
こんなの食べたことない!

まさか世界で一番美味しい食べ物とか!?


やべえ……まじ碧斗様ありがとうございます。

—で、食べ終わり—

美味しかったあ!

「さて、これから営業始めるか。
 今日も忙しくなるぞ。」

営業……は知ってるけど!
何で営業?

首を傾げていると、碧斗が言った。

「俺海の家の主人とモデルやってんの。
 今日は海の家な。」

海の家ってなんだよ。
モデルは分かるよ! それぐらい。

人魚の世界でもイケメンがモデルやってたりしたなあ……。
中でもフィーデルはそれはそれは美形で(以下略)

とりあえず、営業ってのを見たいっ!
というか手伝いたい!

せめてもの恩返し、にね。
_______________________________________

更新早くするとか言ったのにさぼってスミマセンでした、反省してます。
てかツイッターやってました(笑)


今日は特別に私がネタ考えるときの過程を紹介します。

①即興

これだけ。
ほぼその場で考えてつくってます、ぶっちゃけ適当です。
そのせいで矛盾が多いですけどww

Re: —歌えない人魚姫—【イラスト募集です】 ( No.89 )
日時: 2012/08/27 01:53
名前: マリン ◆eVFVquZhMQ (ID: RHpGihsX)
参照: 睡眠を邪魔されたマリンは衰退しました。

第十一話          悪魔の襲来(訳:営業開始)


とりあえず営業手伝わなくていいという碧斗に付きまとい、結局折れた碧斗に手伝わせてもらうことになった。

「んじゃまあ……料理運んでくれる、か?
 本当は小さい奴にはやらせたくないんだがな。」

小さくないし! 14だし!
繰り返すようだが14だし!

というか……さっきから扉がダンダン叩かれてないか?
壁ドンもあるェ……。

「今開けるって……煩い奴等だな」

そう言って私に笑いかける碧斗。
やっぱ優しいなあ……。

「じゃ、ななはここで待機しとけよ。
 俺が言うまで動くなよ? 危ないからな?」

私が頷くと碧斗は行ってしまった。
暫くするとすごい金きり声が聞こえてくる。

それと同時に、また恐怖という感情が芽生えたのが分かった。
忘れていた。

人間が怖い、そういう感情を忘れていた。
碧斗が怖くなかったから……。

私は台所に座り込み、蹲った。
まだ聞こえる声が恐怖を倍増させる。

駄目、立たなきゃ。
手伝わなきゃ、頑張らなきゃ。

人間の世界に住むんだから。

必死に自分を奮い立たせ、立ち上がった。

そうこうしている間に声は止んでいた。
それとほぼ同時に碧斗が台所に来る。

「もう大丈夫だぞ。
 って……なんで震えてるんだ?」

フルフルと頭を横に振る。

碧斗の頭上には?マークが浮かび上がっていた。

「……まあ、いいか。
 それじゃあまず水持ってってくれ。

 全部の席にな。」

コクコクと頷き、コップに水を入れた。
お盆に5つコップを乗せると、水が揺れている。

自分が震えているから揺れてるんだろう。

それでも、それでも私は台所から出てテーブルの所まで行った。
チラッと覗くと女の子の大群。

な、何人いるんだろう……?
10人、20人、30人……いや、もっと沢山かもしれない。

深呼吸して部屋に入った。
一瞬にして私に注がれる視線に逃げ出しそうになったが、そんなことできないという思いでテーブルにコップを置いた。

「……アナタがななちゃんかしら?」

ふいに横から声が聞こえた。
隣を見ると、つやつや光るオレンジ色の髪の人がした。

「あたしは花田 蜜柑よ。」

黄緑の目でもあり蜜柑を連想したが、その連想はあながち間違ってもいなかったようである。

「よろしくね」

手を差し出された。
私は怖いのを我慢して手を握った。

蜜柑さんは握り返してくれて、その手は温かかった。


あっ……。
その時蜜柑の匂いがして、まるで蜜柑畑にいるような気分になったのである。

手を離した時、少し名残惜しかった。

「アナタのことは碧斗君から聞いたわ。
 一緒に暮らすんですって?」

正直に話したのか……。

「碧斗君の妹ってことになるのかしら?
 ふふっ、碧斗君の妹なら私の妹だもの。

 ……碧斗君……ふふっ、ふふふふふ」

蜜柑さんが妄想に浸りだしたので黙って台所に戻ってきた。


そして、そこには何かを見入っている碧斗がいた。


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