コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 暗がりの中のひまわり 【第二章突入!】
- 日時: 2012/11/01 20:07
- 名前: らぶりーめめ☆ (ID: SDxUVldQ)
なぜ、
自由にしてはいけないの?
なぜ、
恋をしてはいけないの————?
胃がんから奇跡の生還を果たした少女・菜乃子の想いをのせた物語り————。
クラスで飼育する事になったハムスター・きらりの飼育担当に選ばれたのは春日井 菜乃子と岡野 レン。きらりを飼育しながら、次第におもいを寄せていく2人だが・・・・!?
【1】出会い
【2】きらきらりんっ!
【3】私の自由って・・・
【4】好きって気持ち
【5】笑顔の裏側
【6】私を求めてくれる人
【7】絶望
【8】本当の『好き』
【9】真相
【10】悲しい過去
ティアラ様が描いてくださった菜乃子 >>37
参照100達成 記念イベント >>30
次の参照回数目標
↓ ↓
2 0 0
☆今ままで投稿してくださったオリキャラ☆
藤本美紀ちゃん >>18
卯島ルリちゃん >>24
使わせていただいたのは・・・
卯島ルリちゃん
美紀ちゃんはこれから使います♪
◎オリキャラ作者様◎
美紀ちゃん メジロ様
↑ ↑
いつもコメントいただき、有難うございます♪
ルリちゃん けいおん様
↑ ↑
かわいいオリキャラ、有難うございます♪ルリちゃんすごく気に入ってます☆
- 暗がりの中のひまわり 【4】 ( No.6 )
- 日時: 2012/07/25 20:53
- 名前: らぶりーめめ☆ (ID: rRkS7ah/)
いやだ。いやだぁ・・・。
私だって自由がほしいよ。それが、たとえ不完全な自由だったとしても———。
支配された世界に締めつけられたくないよ・・・。
と、思いながらも
恋夏ちゃんに悪いし・・・。
岡野君も嫌かもしれない。
胃がんのときみたいに迷惑をかけることになるかもしれない。
みんなから嫌われちゃうかもしれない。
なんて、思う自分もいた。
なんて言えばいいかわからない。
手が震えちゃう。
「春日井さん。どぉするの?ま、アナタは自由にできない身だけど。」
でも、やっぱり・・・・行きたい。
岡野君の所に・・・・行きたい。
私だって・・・・生きてるんだもん。
自由が許されるはずよ。
「私、いきます。岡野君の所に。」
「えぇっ!?な・・・何いって・・・。じ・・・自由にしちゃ、いけないのよっ!!」
「私も、自由にする権利はあるはずです。私は私なりの答えを探すだけですっ。」
私は走り出した。おもいっきり。岡野君のところまで。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
「あ!!菜乃子!!」
「お・・・岡野・・・君っ。」
———今、ふと頭をよぎった気持ち・・・。
なに・・・?この暖かくて・・・不思議な気持ち・・・。
『岡野君が 好きです』
これが『好き』って気持ち・・・なのかな・・・。
初めての気持ち。ダイスキって気持ち。
「お・・・かのくん・・・。私・・・好きになっちゃった・・・。」
「えっ・・・。」
- Re: 暗がりの中のひまわり ( No.7 )
- 日時: 2012/07/25 21:20
- 名前: メジロ (ID: rRkS7ah/)
わぉ〜っ!!
毎回、続きが楽しみになりますッ!!
これからもいい小説いっぱい書いて下さいね☆
期待してますッ!!!!
- Re: 暗がりの中のひまわり ( No.8 )
- 日時: 2012/07/26 07:52
- 名前: 玲奈 (ID: rRkS7ah/)
適当にクリックしてみたら・・・・
やばいッ!!
2人はどーなっちゃうのか・・・。
楽しみです^^
がんばってくださいね(◎^o^◎)
- Re: 暗がりの中のひまわり ( No.9 )
- 日時: 2012/07/26 08:02
- 名前: らぶりーめめ☆ (ID: rRkS7ah/)
メジロ様
精一杯がんばりますね☆
続きがきになると、ワクワクしますよねッ!!
これからも応援よろしくお願いします^^
玲奈様
二人はどーなっちゃうのか・・・。
初めての読者のイトコにも言われましたッ!!
私もよく考えずにそのときの気分でかいているので、
どうなることやら・・・。
1つのスレにまとめさせていただきました。
(なんか、ごめんなさい・・・)
- 暗がりの中のひまわり 【5】 ( No.10 )
- 日時: 2012/07/26 14:12
- 名前: らぶりーめめ☆ (ID: rRkS7ah/)
「お・・・・かのくん・・・のことが・・・好きになっちゃった・・・。」
「・・・。菜乃子・・・よく聞いてくれ・・・。俺は・・・まだ菜乃子
にそういう気持ちが・・・ないんだ。だから、今はまだ付き合ったりとか俺にはできない・・・———。」
「・・・・そうか。分かったよ。」
コレが『振られた』ってこと・・・?そうか。私は振られたんだ。
そのとたん私の目から涙のつぶがこぼれ落ちそうになる。
「トーゼンよねー。春日井さんなんかが岡野君につりあうわけないもの。」
えっ・・・・!?
私はおどろいて振り返った。そこには、恋夏ちゃんの姿があった。
「そ・れ・にぃ、この子去年まで胃がんだったのよ?奇跡の生還っていってもなぜ神様がこんな生きてるイミない子に生きる権利を与えたのかわからないわ〜。」
「お・・・おい!いいすぎだろ!荒木!」
「あら。岡野君。うそっぽい言い方〜。」
「なにいってんだよッ!!」
「ふふ。」
ちゅっ。
見てしまった。岡野君が恋夏ちゃんと唇をあわせていたところを。
たった今、私は好きな人の『キス』というものを見てしまったんだ。
失恋・・・・した・・・。
私は走り出した。絶望の色にきらめく涙を流して———。
ないたのは、うまれて初めてだ。ずうっと我慢してたから。
同室だったおばあさんが死んじゃったときも。
小さい頃、友達にいじめられたときも。
がんが発覚したときも———・・・。
笑ってたらうまくいってた。
がまんしたらうまくやれた。
いつでも、へらへら笑ってればうまくいくと思ってた。
でも、違ったんだ・・・・。
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