コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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*愛迷華* (実話) 完結!
日時: 2013/09/07 21:40
名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: YjkuwNYn)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=28088

さぁ、誰を傷つける?


誰が傷つく?





(●´・ω・)ノ☆☆☆HELLO☆☆☆☆ヽ(・ω・`○)

*2010.3/25*第一期『*切恋華*』完結!!
*2010.4/6*第二期、*切恋華*の続編『*君想華*』すたーと
*2011.1/25*『*君恋華*』完結!!
*2011.1/25*『*叶恋華*』すたーと
*2011.7/12*『*叶恋華*』完結!!
*2011.7/13*『*叶恋華*Ⅱ』すたーと
*2012.5/01*『*叶恋華*Ⅱ』完結!!
*2012.5/01*『*迷恋華*』すたーと
*2012.10/19*『*迷恋華*』完結!

*2012.10/19*『*愛迷華*』すたーと

↑のURLは【*迷恋華*】です!
(今作は高校生一年生前期編です


一応この小説は恥ずかしながら私、絵磨の過去の実話を元にしたお話ですm(__)m
【実話を元にした】話なので、キャストの思考とか台詞は手をくわえたりしているのでご理解してくださると嬉しいです。


作者の名前一覧*
絵磨◆VRtMSlYWsU


       掲 示 板 編 集 中 !
(今は見づらいですが、次第に見やすくなるように修正していきます><)

☆注意☆
*実話をもとにしていますが、細かいところや市名や名前、全部仮名&フィクションです
*基本フリーダムな書き方です←
*馬鹿な作者は恋すると更に馬鹿になりますので、自意識過剰が酷くなると思います; それにつれ色々むかつく点がチラホラ出てくると思いますが、暖かい目で見守って下さると嬉しいです;ω;
*中傷・ケンカは×!!
*長編なので、ぜひ! 暇つぶしに読んでください♪
*亀更新
*文章力ないので、勉強中です。描写なども下手くそなので、ぜひアドバイスしてくださると嬉しいです^^*
*コメ返しなどで「w」や顔文字など乱用します(特に「w」)ので、苦手な方はご注意ください。
*小説内でメールや手紙の時だけ絵文字顔文字が使われます。ご理解頂けると嬉しいです!




≪君も、貴方も、私も≫
【*愛迷華*】(アイマイカ)

         〜↑目次↑〜

Prologue-ぷろろーぐ->>3
MainCast-めいんきゃすと->>5
CastⅠ-きゃすと1->>7


0話>>8
(魔法のiらんど限定連載『*始恋華*』のざざっとまとめたらしき話)

*01*【高校一年生】
1.『新たなstart』>>9 2.『久しぶりの連絡』>>14 3.『誕生日』>>16 4.『再会』>>18
5.『相対思考』>>19 6.『言葉と重荷』>>21 7.『誕生日デート』>>22 8.『会いたい気持ち』>>23

*02*【揺れ動く歯車】
9.『メアド交換』>>23 10.『遠距離恋愛』>>24 11.『懐かしい音』>>26 12.『疑想』>>27
13.『半年前の事情』>>30 14.『ハチとのメール』>>31 15.『ハチの好きな人』>>35
16.『暴露メール』>>36

*03*【すれ違う心】
17.『突然の、』>>37 18.『つかの間の時間』>>40 19.『矛盾とすれ違い』>>41
20.『喧嘩』>>42 21.『彼女定義』>>44 22.『仲直りと、』>>45
23.『はじまる日常』>>46 24.『七ヶ月と心の動き』>>47 25.『空振り思考』>>49
26.『疑問情報』>>53 27.『知りたい気持ち』>>54 28.『一方的』>>56
29.『うそつきILoveYou』>>57 30.『彼の存在』>>60 

*04*【さよならと、】
31.『わからない関係』>>63 32.『やっとの決断』>>64 33.『別れ』>>68
34.『優しさとやりとり』>>69 35.『涙と決心』>>70 36.『突然の訪問』>>73
37.『雨と静寂』>>74 38.『口だけのLOVE』>>77 
39.『あやふやな気持ち』>>79 40.『遅咲きの気持ち』>>82

*05*【恋愛と友情】
41.『カミングアウト』>>84 42.『友情と戸惑い』>>86 43.『悩む心』>>87
44.『皆の好きな人』>>88 45.『交わらない関係』>>92 46.『複雑環境』>>93
47.『傷付く人』>>94 48.『難しい状況』>>97 49.『信じられない真実』>>98
50.『逃げ道』>>99 51.『加耶の決意』>>101 52.『勇気を振り絞った結果、』>>102
53.『協力とメアド』>>104

*06*【傷付けあい】
54.『恋のお話』>>106 55.『悪化する関係』>>107 56.『わからない思考』>>109
57.『駄目な私』>>110 58.『ズルイ』>>112 59.『秘め事』>>113 60.『向き合う真実』>>116
61.『傷付ける人』>>117 62.『眩しい色』>>118 63.『物語の終止符』>>122
64.『キモチの答え』>>123 65.『手に入れたキモチ』>>124

*06*【新しい恋≒すれ違い】
66.『coupling』>>128 67.『軽い考え』>>129 68.『祭と自己嫌悪』>>132
69.『秘密』>>133 70.『約束』>>134 71.『考え方』>>137 72.『知りたい答え』>>138
73.『誤解と謝罪』>>142

*07*【少量甘味】
74.『宿泊学習』>>143 75.『宿泊学習と思い出』>>145 76.『突然のお話』>>146
77.『四人の写真』>>147 78.『席替えと気持ち』>>149

*08*【切れた糸】
79.『10月29日』>>152 80.『強制終了』>>153 81.『届かない声』>>154
82.『不幸は蜜の味』>>157 83.『思い知った現実』>>158 84.『過去の存在』>>161

*09*【強がりと本音】
85.『四日ぶりの、』>>164 86.『エゴイスト』>>167 87.『大きな決意』>>168
88.『嘘≒真実』>>172 89.『空回りな言動』>>173

*10*【チャンスと覚悟】
90.『裏表チャンス』>>177 91.『11月29日』>>178 92.『玉砕覚悟』>>180
93.『答えと応え』>>183 94.『代わりの人』>>184 95.『1%の期待』>>189
96.『期待の裏返し』>>190 97.『儚い希望』>>191 98.『ネガティブハート』>>192
99.『一方通行の言葉』>>196 100.『本当の真実』>>197 101.『本当の言葉』>>201

*最終章*【愛迷華】
102.『伝えたい言葉』>>202 103.『好きと本題』>>204
104.『伝えたい声』>>205 105.『愛迷華』>>207



.:*゜..:。:.::.*゜お知らせ&イベント.:*゜..:。:.::.*
返信100突破記念>>100
過去の小説から今までを見たい人は>>179
gdgdなあとがき>>208


■お客様□\(^o^)/
□もっプル様 ■恋歌様 □笑苺様 ■ミム様
□藍玉様 ■佳織*様 □陽菜様 ■秋保様


皆様の温かいコメントに、手が震えてます←
本当にありがとうございます><
更新やる気MAXになります///w


※この小説は魔法のiらんど限定公開の作品の続きとなっております。
いきなり飛びますが↑URLの話とも繋がっているので色々ややこしいですが、ご了承くださいm(--)m
一応順番的には『*迷恋華*(URL前作)⇒*始恋華*(魔法のiらんど限定公開作)⇒*愛迷華*(今作)になっています^^


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Re: *愛迷華* (実話) ( No.97 )
日時: 2013/05/25 20:36
名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: KZLToguX)
参照: ぼよよよん

第四十八話『難しい状況』


恋愛は、難しい。


誰かが笑ってる時に誰かが悲しんでいるなんて、


そんなの残酷すぎる。


**


その日の夜——。
振られた時ぶりに、ハチからメールが来た。


今日の日付は、七月五日。
ハチに最初に告白されてから、約二か月経っている。
そして私が告白して振られてから、今日で四日が経った。


たった数日間しか間が空いていないのに、私は凄く嬉しかった。
嬉しかった、が——……。


from.ハチ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ところでさー
水城彼氏いんの?
孝仁が気になってたよ♪
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


どうして話題がコレなんだろうか。


from.依麻
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
いない
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


即答。
そういえば、フリーになってもう少しで一か月が経つ。
最近色々あって誠の事について触れていなかったけれど——……。
……誠、元気かな。


そう思っていると、ハチから返事が来た。


from.ハチ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
じゃあ孝仁と付き合えば^皿^(笑)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


ど う し て こ う な る


from.依麻
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
なんでそうなるの?(笑)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

from.ハチ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
だって孝仁は付き合いたいらしい♪
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


やっぱり、あの事実は本当なのか——?
まぁ孝仁自身からも色々質問責めされてる訳だし、本当に事実なのかもしれない。
だけど、やっぱり信じられない。


from.依麻
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
気持ちは嬉しいけど、
今は恋愛休憩したい(笑)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

from.ハチ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
休憩すんな(笑)

孝仁いいやつだぜbb
一途で優しいぜ♪♪
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


好きな人に違う人を進められる、この状況。
凄く複雑だが、やっぱりどうしたらいいかわからない訳で——。


from.依麻
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
一途で優しいのはいいと思うよ(笑)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

from.ハチ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
じゃあ付き合え^^
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

from.依麻
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
だから休憩したいの(笑)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

from.ハチ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
何でそんな休憩すんの?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


攻めますねぇ、ハチ君。
私は小さく溜息をつきながら、携帯の文字を素早く打った。


from.依麻
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
色々あったから!(笑)
小八ならわかるでしょ?(笑)

だから今は休憩したいの
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

from.ハチ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
リセットしな♪
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


OH……。
そう簡単にリセット出来たら、今頃悩んでないわぁぁぁ!!
私は再び深い溜息をつき、返事を返す。


from.依麻
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
そんな簡単にリセットできてたら
もうリセットしてるよ(笑)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

from.ハチ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
じゃあ孝仁とは付き合えないの?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


やっぱり孝仁で攻めてくるのか……。
私は複雑な気持ちになりながら、逃れるためにこう送った。


from.依麻
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
私の友達に孝仁のこと好きな人がいるから、
その子の方が孝仁にお似合いだよ!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


それを送ると、ハチはひたすら女子の名前を連発して当ててこようとした。
しかし、全員ハズレな訳で。


from.ハチ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
頼むよ><

絶対言わないから教えて×0×
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


こう来ても教えるはずがない。
いくら好きな人でも、友達の秘密なんてバラせるわけがない。
だから私は、


from.依麻
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
無理!
気になるなら自分で探しな><
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


こう送った。
するとすぐに返事が来たため、私はメールボックスを開く。


そしてその内容を見て、唖然とした。
























































from.ハチ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
孝仁は水城のことが好きなんだよ!!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

Re: *愛迷華* (実話) ( No.98 )
日時: 2013/05/25 20:37
名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: KZLToguX)
参照: ぼよよよん

第四十九話『信じられない真実』


『孝仁は水城のことが好きなんだよ!!』


好きな人からきた、このメール。
なんか、逆切れされたような気もするし——……。
なによりも、複雑だった。


私もいっそ『私はハチが好きなんだよ!!』と逆切れしたかったが、そこは抑えた。


from.依麻
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
冗談はやめなさい(笑)

それが本当かもわからないのに、
私は何も出来ないよ?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


冗談だと信じたい。
後からやっぱり『嘘でした』ってなるかもしれないし、とにかく信じられなかった。
大体あんないい人が私の事好きになるはずないし、接点もあまりないし——……。


そう思っていると、すぐに返事が来た。


from.ハチ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
わかったじゃあ明日b
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


な に を わ か っ た ん だ


恋愛を休憩したい、ということをわかってくれたのだろうか——。
そうだとしたら、嬉しい。


しかし、この考えもすぐにぶち壊れることになる。


**


ハチとのメールが終わり、二十分くらい経っただろうか。
突然、メールの着信音が響いた。


「誰だ? ……げ」


思わず、顔を顰めてしまった。
メールの相手は、

























             里見孝仁



























今、この状況でメールをしたくない人ナンバーワンだ。
孝仁には申し訳ないけれど……うん。
そう思いながらメールの内容を見て、私は大きく溜息をついた。


from.孝仁
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ハロー^^

俺の事好きな人誰?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


や っ ぱ り 孝 仁 も か


というかバラしたなハチィィィィィ!!!!


from.依麻
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
はろー^^

私の仲のいい友達(笑)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

from.孝仁
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
誰?

俺は知る権利あるよね?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


すぐにきたこの返事に、私は思わずひるんでしまう。
確かに、孝仁には知る権利はあるかもしれない——が……。
さすがに、友達の秘密をバラせない。


from.依麻
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
まぁそうだけどさ…

でもその子に口止めされてるから、
私からは教えられないな><
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


そう送ると、また女子の名前ラッシュが始まった。
しかしハチ同様、全員予想が外れている訳で——。
私はひたすら拒否をした。


すると、数分孝仁から返事が来なくなった。
もしかして、断念してくれた——……!?


——そう思っていたのもつかの間。


「ひっ」


再びメールの受信音が鳴り、私はうなだれた。
まだ断念していなかったのか……!!


そう思いながらメールを開くと、


「え」


そこには、



















































from.孝仁
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
誰?

その人に言っといて、
俺は水城さんが好きだから諦めてって^V^
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−












































ありえない、信じられない文章が広がっていた。

Re: *愛迷華* (実話) ( No.99 )
日時: 2013/05/25 20:40
名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: KZLToguX)
参照: ぼよよよん

第五十話『逃げ道』


『水城さんが好きだから諦めて』
孝仁のメールの文章が、頭の中でぐるぐる回る。


これは、嘘だ。
そんなわけ、ない。


from.依麻
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ちょいまって、

え?(笑)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


ひたすら混乱。
今なら間に合う、嘘告白でしたって言ってくれ。


そう願っていると、すぐに返事が来た。


from.孝仁
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
知ってるだろ^^

俺は水城さんが好きなんだ^V^

付き合ってくれないかな?
気持ちの整理は付き合いながら二人でしよ^皿^笑
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


嘘、じゃない……?
いやいやいや、でも、でも——……。


——もう、これ以上の逃げ道は思いつかなかった。


from.依麻
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ありがとう><

ちょっと考えさせてもらってもいい?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


だから、こんな返事を送ってしまった。
いわゆる『返事保留』——……。


真枝の事を傷つけたくないなら、振るのが正解だ。
だけど孝仁の事を、振れなかった。


だから、


from.孝仁
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
いいよ^^
ゆっくり考えて

決まったらメールして^0^
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


私は、ずるい方向に逃げた。


from.依麻
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
わかったよ^^♪

じっくり考えるから
時間かかるかもだけど、
必ず返事出すから
それまで待っててね!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


「……ずるい、私……」


私はそう呟き、携帯を握りしめた。
何が、傷つけたくない——だよ。
これじゃあ、やっぱり真枝を傷つけるじゃないか。


そう思っていると、


from.孝仁
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ひとつだけ言っとく

水城さんだけが好きだから


それじゃあ、またね
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


孝仁から、こんな返事が来た。
『水城さんだけが好きだから』
この言葉が、今の私には本当に嬉しくて——……。
だけど、複雑で。


私の頬には、いつの間にか涙が伝っていた。


……泣いても、状況なんて変わらない。
最低なのは、私。











































逃げたのは、私なのに。

Re: *愛迷華* (実話) ( No.100 )
日時: 2013/05/25 22:38
名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: KZLToguX)
参照: ぼよよよん

*gdgdな返信100記念*
(軽いネタバレあり+今後の予告つき)
(そしてキャラ崩壊注意←)
※モデルになってるキャラクターの人に悪意を持っている訳ではありません←




依麻「……えー、という訳で。話の方向は複雑になっていますが、無事に返信100を突破しました!! 誠にありがとうございます!!」


誠「呼んだ?」


依麻「ちょwwwwwwww」


由良「なんかさー、私の出番少ないんですけど」


依麻「気のせい」


世良「それなら私だって!」


依麻「気のせい気のせい」


誠「依麻と別れたことによって出番がなくなってしまいましたが何か」


依麻「気のせい気のせい気のry」


誠「大体何これ!? なんでこうなってんの!? 誰ハチとか!? 孝仁とか誰だよ!!」


ハチ「あ? なんだお前」


孝仁「呼んだー?」


誠「うdkさどあdけいんdksまlm」


村野「メインキャラ紹介に名前が書いてある俺ですが、出番が全然ありません。これはどうしたらいいでしょうか」


文哉「同じく」


依麻「キットキノセイダヨ(棒読み」


村野&文哉「……」


麻里「それにしても、一応地味に50話突破してる訳だけど。一向に文章が上達しないのはなんで?」


依麻「ギク」


あゆ「しかも話の展開がねーwww」


依麻「ア……アァ……」


真枝「しかも一年も前の話だしね、これ。どんだけ更新ペース遅いのwww」


依麻「0Д・」


加耶「書き留めストックをもっと増やした方がいいと思いまーす」


依麻「」


ハチ「……おい、お前等。水城が息してない」


文哉「まぁほっとこうぜ」


村野「つーか小八! お前、44話に出てた隣に居た可愛い子ちゃんは誰だよ?」


ハチ「え、あ、そ、それは〜……」


孝仁「どういうことだー? ん? んんん?」


ハチ「うるせぇ黙れ」


文哉「名前も作中に出てないじゃねぇか。水臭いぜ、小八くん?」


ハチ「うっ……」


村野「そうだよ、名前くらい教えろ! そして俺がその子と一緒に」


誠「お前彼女いるだろwww」


村野「うるせぇ独り身」


誠「」


由良「ちょっと、誠も息してない」


加耶「で、小八くん……。その子の名前は?」


ハチ「え、あ、えっと……」


あゆ&麻里&真枝「(お?)」


ハチ「山高 春(やまたか はる)だよ。俺の——……モゴモゴモゴ」


依麻&加耶「え? 何? 聞こえなかった!!」


ハチ「え」


あゆ&麻里&由良&真枝「(わかりやすいね、二人)」


孝仁「水城さん生き返ったwww」


**


依麻「さぁ、相変わらずgdgdのままかれこれ900文字超えてしまいましたが」


依麻除く全員「無駄話ばっかすんなやwwww」


依麻「(^0_0^)」


真枝「ちょ、何その顔」


麻里「依麻が全然役立たずだから、代わりに私達が予告します!」


依麻「え」


ハチ「なんか俺が色々登場してますが……。作中でも出てきて先程俺が名前を出した『山高 春』は、遥か後に注目すべき人物になります。春と俺の関係は、春は俺の——……」


孝仁「ちょ、ネタバレやめろや」


ハチ「最後まで言わせろよ! ……まぁいいか。多分読者のみなさんはこのこと忘れるだろうし、作者も忘れるだろう」


由良「ちょwwwwww」


依麻「馬鹿にすんなし(^0_0^)」


村野「その顔やめろや」


文哉「あぁぁ話がまたそれたwww……えーと、小八が軽くネタバレ?したから……あ、今後の予告だ」


あゆ「行数長くなってきたから手短にね」


文哉「わかってるから! ……えー、今までの復習?と今後の予告!

『主人公、水城依麻とその友達の薄田加耶は小八克弥(ハチ)が好き。
複雑な所で、友達の新賀真枝も同じクラスの里田孝仁が好きとカミングアウト。
しかし、その孝仁に告白されてしまった依麻。
気持ちが曖昧で答えが出すことが出来ず、保留して逃げてしまい——。

そんな複雑な思考の中で、事態はどんどん悪化しようとしていた。
依麻たちの周りで描く、それぞれの心理と心境、そして更に複雑化していく関係にこうご期待っ!!』

……っとな。なんだこの復習?と予告」


村野「作者が能無しだからしょうがない」


依麻「0Д・ ……えー、とりあえず、事態は更に悪化してくってことですねwww」


依麻除く全員「(最初からそれだけ言えよ)」


依麻「じゃあもう行数もあばばだから、挨拶! えー、このたびは皆様、k


依麻除く全員「この小説を見てくださり、支えてくださって本当にありがとうございます!! 恥ずかしながら実話をもとにしたという自己満でごちゃごちゃな文章ですが、頑張ってこれからも更新したいと思うのでよろしくお願いします!」


あゆ&真枝&加耶&麻里「*愛迷華*はまだまだ続くよーっ!!」


依麻「……最後にいいところ、もってかれた……」


誠「俺の出番を増やs

















*END*
(色々すみませんでした……orz)

Re: *愛迷華* (実話) ( No.101 )
日時: 2013/05/25 22:57
名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: 6C3OJFg3)
参照: ぼよよよん

第五十一話『加耶の決意』


孝仁に告白され、一夜が経った。
真枝の気持ちを知ってるのに、孝仁の返事を保留してしまった私。


そんなことをしてしまったのだから自業自得だが……。
学校にいる今、気分が非常に重たかった。


「——……マジあいつ腹立つんだけど」


そんな私とは裏腹に、何やらイライラしているハチ。
今日も学校では学祭準備真っ盛りで、作業している教室の中で携帯をいじりながらハチは小さく舌打ちをしていた。
……なにがあった、ハチ。


「も、帰ろ、あいつうざい」


ハチは立ち上がり、横に居た戸沢の腕を引っ張ってバッグを持った。
すると加耶は「あ」と言い、少しだけ手を伸ばす。
……が、ハチには届かず。


その行動を見ていたあゆは、加耶の頬をつんつんと触り始める。


「なに、加耶。小八に今何か言いかけてなかった?」


あゆがニヤニヤしていると、加耶は次第に顔が赤くなっていった。
そして、力強い口調でこう言った。


「皆、聞いて! ……かやね、小八君にメアド聞こうと思うの……っ」
「おおおおおおお!?」


加耶の宣言に、あゆと麻里と真枝は叫ぶ。
私はワンテンポ遅れたが、加耶に近づいて肩に手を置いた。


「加耶、応援してるよ」
「……依麻……」


私が色々悩んでる暇はない。
だから今は、加耶の恋を応援しなきゃ!!
私はそう決意し、加耶を見る。


「加耶がそう決めたなら、ほら。もう小八教室から出ちゃったし、追いかけなきゃ!!」
「……うん……っ!!」
「走れ、加耶!!」


私が笑顔でそう叫ぶのと同時に、加耶は走り出した。
残された私と麻里とあゆと真枝は、顔を見合わせる。


「……私達も、追いかけよ!!」


もう遠くに居る加耶の背中を追いかけ、私達も一斉に走り出した。


**


一階まで降りて、玄関の所で加耶が止まっているのが見えた。
私達は加耶に追いつき、一斉に口を開く。


「メアド聞けた!?」
「まだ……」
「小八は!? どこ?」
「あそこ、自転車置き場のところ……」
「おぉぉぉ!! 早く行ってきな、今一人だしチャンス!!」
「う、うん……!!」


私達が背中を押すと、再び加耶は走り出す。
上靴のまま外に出て、自転車置き場に向かうのを私たちは陰で見ていた。


「小八君、待ってー!」


加耶の声が響き、私達は息をのんだ。
な、なんか私達が緊張する……。


「どうだろう……」
「うまくいくといいなぁ」
「きっと上手くいくよ、加耶なら!」
「うん! 加耶、頑張ってるもんね」


麻里、真枝、あゆ、私の順番で呟く。
皆こうやって頑張ってるのに、私は何してんだか——……。


「こ、ばちくん!」
「あ?」


加耶がもう一度呼ぶと、なんとかハチは振り返ってくれた。
そこから声が聞こえなくなったが、無事にやり取りをしているみたいだ。
しかもハチは、ポケットから携帯を取りだそうとしている。
これはいい感じ——……!?


そう思った瞬間もつかの間、


「……え、邪魔!!」


あゆが叫んだ。
見れば、ハチと加耶の間に


戸 沢 が い る


「戸沢あの野郎ぅぅぅぅ」
「見て、あゆ! 加耶帰ってくるよ」
「え、ちょっとまって、はぁぁ!?」


あゆ大絶叫。
ハチと戸沢はこちらに背中を向け、自転車に乗って消えてしまった。
同時に、加耶は小走りで私たちの元へ駆け寄ってきた。


「加耶、どうだった?」


私達四人は、加耶の顔を見る。
加耶は頬を赤らめていて、息を乱していた。


「……駄目だったぁぁぁぁぁ」
「「「「はぁぁぁぁあああ!?」」」」


加耶が床に膝をついて、叫ぶ。
私達も叫び、加耶の肩を揺らす。


「ちょ、駄目だったって何!?」
「え、何があったの!?」
「戸沢途中で入ってきてたけど何!?」


私達はもう、興奮状態。


「……あのね——……」


加耶は顔を上げ、一から説明してくれた。


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