コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 【準・恋愛小説】ラムダ君と有意義な生活
- 日時: 2012/12/16 02:56
- 名前: 粉雪百合 (ID: wAE.Fy2c)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=30938
初めまして。粉雪百合といいます。
友達・タメ、大歓迎です^^
※諸注意※
○前にやってたけど書き方忘れました的な小説書き初心者です。
○日本語が苦手です。
○よって、誤字・脱字が多いです。見つけたらツッコんでみよう!←
○この小説は、恋愛小説を書けない人が書いてます。
「準・恋愛〜」ってそんな意味です。今勝手に決めました。←←
○なので駄文です。
○だからって荒らさないでください。泣きます。
○粉雪は眠気に弱い生き物です。しょっちゅう話の途中で寝ると思います。
ぶつ切りになってると思いますが勘弁してください。
○そのせいで更新もめちゃくちゃトロいです。勘弁してくだs((ry
○ヲタクばっか出てきても許してね☆
コメント待ってます。
ダメ出しが並ぶと思いますが、それでも待ってます。
ツッコミとか超待ってます。
よろしくお願いします。
【目次】
キャラ紹介>>4
プロローグ>>1 * 第1話>>2、>>3 * 第2話>>6 * 第3話>>8、>>10
- Re: 【準・恋愛小説】ラムダ君と有意義な生活 ( No.9 )
- 日時: 2012/11/10 23:43
- 名前: 粉雪百合 (ID: gJM7cnIU)
γ「別に、俺には無理しなくていいんだぜ?」
不意に、ガンマ君は本から顔を上げて言った
γ「どうせここにはウチの学校の奴なんていねぇんだし、学級委員長が敬語じゃなくても気にもしねぇよ」
・・・。
無理してるように見えているのか・・・
私は苦笑をこぼす
θ「・・・いいんです。このままで」
そういうと、いつもは騒がしいぐらいの彼は黙ったまま頷いた
λ「お前、そんなに、イメージが大事なのかよ」
横から掛けられた問いに、私は声を詰まらせた
答えることが、出来なかった
しびれたみたいに頭が真っ白になって何も思い浮かばない
私は爪が食い込むほど強く手を握り、シカトを決め込むことしか出来なかった
+++++++++++++++++++++++++
無言のまま自然と帰路に立った私たちは、なんというわけでもなく、ただ帰る方向が一緒だっただけのように、微妙な距離を保っていた
左右それぞれにいる彼らは、どこか居心地の悪そうな顔をしながら俯いている
またしても、不意に声がかかる
γ「そういえば、漫画を描いているらしいけど、何描いてんだ?」
θ「恋愛漫画ですよー」
はぁ、と深いため息と共にガンマ君にそう返す
そう言ったら何てことは無い。やはり、『見せてくれ』と彼も即行で返してきた
θ「そんなこと言ったって、ガンマ君とかが見て面白いものじゃないですよ。かわいい女の子なんて存在しないですし。物語中99.9パーセントも男が占めている、ある意味奇抜な漫画ですよ?」
λ「そういえば、『双花螺旋譚』って男同士の恋愛って感じだったモンね・・・」
θ「2,3話までは恋愛物かどうかすらわかんなかったけどね」
ねみーぃ・・・
- Re: 【準・恋愛小説】ラムダ君と有意義な生活 ( No.10 )
- 日時: 2012/11/16 00:02
- 名前: 粉雪百合 (ID: gJM7cnIU)
γ「別に、俺には無理しなくていいんだぜ?」
不意に、ガンマ君は本から顔を上げて言った
γ「どうせここにはウチの学校の奴なんていねぇんだし、学級委員長が敬語じゃなくても気にもしねぇよ」
・・・。
無理してるように見えているのか・・・
私は苦笑をこぼす
θ「・・・いいんです。このままで」
そういうと、いつもは騒がしいぐらいの彼は黙ったまま頷いた
λ「お前、そんなに、イメージが大事なのかよ」
横から掛けられた問いに、私は声を詰まらせた
答えることが、出来なかった
しびれたみたいに頭が真っ白になって何も思い浮かばない
私は爪が食い込むほど強く手を握り、シカトを決め込むことしか出来なかった
+++++++++++++++++++++++++
無言のまま自然と帰路に立った私たちは、なんというわけでもなく、ただ帰る方向が一緒だっただけのように、微妙な距離を保っていた
左右それぞれにいる彼らは、どこか居心地の悪そうな顔をしながら俯いている
またしても、不意に声がかかる
γ「そういえば、漫画を描いているらしいけど、何描いてんだ?」
θ「恋愛漫画ですよー」
はぁ、と深いため息と共にガンマ君にそう返す
そう言ったら何てことは無い。やはり、『見せてくれ』と彼も即行で返してきた
θ「そんなこと言ったって、ガンマ君とかが見て面白いものじゃないですよ。かわいい女の子なんて存在しないですし。物語中99.9パーセントも男が占めている、ある意味奇抜な漫画ですよ?」
λ「そういえば、『双花螺旋譚』って男同士の恋愛って感じだったモンね・・・」
θ「2,3話までは恋愛物かどうかすらわかんなかったけどね」
γ「・・・1000人中1人だけ女子・・・すげぇ逆ハーレム・・・・・・」
θ「・・・・・・・・・この人の脳内ってどうなってるんですか・・・?」
不意に呟かれた台詞に、私は思わずそう聞き返してしまった
黙ったと思ったらそんなこと考えてたのか。
λ「しょうがないよコイツ宇宙人だし。」
γ「はぁ!?お前みたいな変態に言われたくねぇな!」
λ「大丈夫だ。俺は二次元にしか発情しねぇ。」
γ「駄目だ・・・コイツ終わってる!!そこは胸張って言うことじゃねぇ!」
λ「お前は宇宙人にしか発情しねぇもんな。電波系だもんな。」
γ「発情言うな女子の前だ!俺をその議論に巻き込むな!!電波系はよく分からん!!」
θ「えぇー、電波系はおいしいと思いますよ。ネタとして。」
γ「え、シータ嬢までソッチの人なの!?俺じゃもうツッコミが追いつかねぇよ・・・!?」
おかしいな。普段はガンマ君がボケ役なのに。
ケタケタと乾いた声で笑うラムダ君に、ガンマ君は眉を吊り上げる
いつもと逆の立場になっているので、ガンマ君は少しやり辛そうである
λ「俺は、素のシータ嬢も面白いと思うよ。」
ラムダ君はひとしきり笑ったところでこう言った
λ「正直、どんな人か知らないけどね。少なくとも俺らよりはマシだろ」
γ「俺らって言っただろ今。俺も含めただろ!」
λ「俺らでも浮いてないんだからさ、シータ嬢も素でいいんじゃないかな」
γ「おい、無視すんな!」
λ「ま、無理強いはしないけどね・・・ってうるせぇよ頑真!黙れ電波!!」
γ「無視してんじゃねぇ変態ちび!!怒りの鉄槌をくらえ!!」
ガンマファイナルショット!!とわけの分からない掛け声とともに、飛び蹴りを繰り出すガンマ君
ラムダ君はソレを腹部に受け、仰向けに倒れこむ
ゴッ、とコンクリートに後頭部を打ち付けたらしき音がして、ラムダ君は絶句しながら転げまわる。
よし、視線が痛いから他人のふりをしよう。←大通りにて。
- Re: 【準・恋愛小説】ラムダ君と有意義な生活 ( No.11 )
- 日時: 2012/11/25 13:25
- 名前: 粉雪百合 (ID: gJM7cnIU)
- 参照: パソ禁だってよ。
なかなか来れなくてすみません。
母親の目を盗んで更新しに来ました☆←
・・・高2にもなって親にパソコン管理されるとか・・・;;
では、ちゃっちゃとやっちゃいます!
- Re: 【準・恋愛小説】ラムダ君と有意義な生活 ( No.12 )
- 日時: 2012/11/25 14:34
- 名前: 粉雪百合 (ID: gJM7cnIU)
四話
『ラムダ君と二次元への扉』
λ「シータ嬢って腐女子だよね。」
θ「・・・いきなりなんですか。」
ここは放課後の教室
ラムダ君の他にもまだたくさんの生徒が残っている中での発言だった
正体をバラすような台詞に、私は思わず語尾を強める
λ「あー、大丈夫。ここには俺と同類の奴しかいないし」
β「おい、二次元にしか嫁がいないような奴と一緒にすんな!」
ふりかえると、背後にピンク色の髪をした少年が立っていた
θ「っ!?!?」
思わず息を呑む私を見て、眼前に立っていた金髪の少年が言った
α「ほら、そんな頭にするからお嬢ちゃんがビビってるだろ?」
β「ちっ。しゃーねぇだろ。バンドでこの髪にせざるをえなかったんだから・・・。って言うか栄斗も人のこと言えねぇだろ」
α「金髪眼鏡って二次元的にはイケメンの主要パーツだろ!」
γ「それはテメェの思い込みじゃぁあ!!!」
ひゃっはぁ!!とガンマ君が金髪眼鏡さんに回し蹴りを繰り出す
金髪眼鏡さんは軽々とその脚をよけて、私の横にピッタリと張り付いてきた
その場のほとんどの人間が一瞬で険悪そのものに変わる
え?何で??
λ「おい、栄斗。シータ嬢が状況を把握できずに困ってるぞ。まず自己紹介しろ」
α「あ、マジで?」
いや、そういうことじゃないんだけど・・・
複雑な顔をする私に、栄斗と呼ばれた金髪眼鏡さんは肩に手を回しながら言う
α「俺は有原栄斗(ありはらえいと)。ラムダとつるんでる真面目っ子(笑)でっす☆クラスメイトにはアルファって呼ばれてるし、お嬢ちゃんもそう呼んでくれたらいいよ」
γ「(・・・何でアルファ?)」
λ「(『有原』って名前と俺に対抗して付けさせたらしい。)」
ぼそぼそと小声でラムダ君とガンマ君がそんな話をしている
ラムダ君に合わせて付けたギリシャ文字の渾名か・・・
ガンマ君もギリシャ文字だし、なんか最近良く聞くなぁ・・・
θ「初対面で呼び捨てはどうかと思いますし渾名っていうのも・・・」
α「まっじめー。んじゃこの後親睦を深めるためにお茶しに行くっていうのはどう?」
θ「・・・・・・見た目に違わずチャラ男さんなんですね。」
うん、まぁ、そういうキャラだからね☆と、アルファ君はチャラさ全開の眼鏡の奥でウインクをする
っていうかさっきからみんなの視線が痛いんですが・・・
手もそのままだし・・・
β「テメェいつまでそうしてる気だ・・・!!」
妙に殺気ごもった声がアルファ君の後ろから聞こえてきた
振り返るとあの桃色髪の少年だ
α「別に嫌がられなかったからいいかなぁ、と。」
γ「ちょーしに乗ってんじゃねぇぞ、ゴルァ!!!!!」
今度は確実に眼鏡をふっとばしましたガンマ君
その見返りにアルファ君の裏拳がクリーンヒットしてますけど。
取っ組み合いの喧嘩(じゃれ合い)を展開する2人をよそに、桃色髪の少年が私の視界を遮って話しかけて来た
β「始めまして、シータ嬢。俺は宇都宮米太郎(うつのみやよねたろう)。栄斗についてきたら巻き込まれたんだけど・・・」
あれ?この桃色髪の人、アルファ君に比べると案外真面目さん・・・?
λ「ベータ、猫被るな。シータ嬢は人間観察のプロだからすぐバレるぞ」
β「え!?マジで!!?すっげーな、お前!」
きらっ、と瞳を輝かせて私を見つめて来る
・・・なんていうか、ガンマ君に似たものを感じるタイプの人だ
λ「栄斗はただの変態だから関係ないけど、ベータはアイドルヲタクだ。・・・っていうか、三次元の何がいいの?」
β「二次元に居座るお前には関係ねぇな!」
λ「二次元バカにすんじゃねぇ!!二次元には夢と希望が詰まってんだよ!純粋でけがれねぇんだよ!!」
β「画面の中にしか恋人がいない奴の台詞だな、オイ!!」
α「・・・アイドルでも似たようなモンじゃないの?」
λ&β「「黙れ、変態。」」
ひっでー、とアルファ君は呆れて肩をすくめて見せる
ちなみにガンマ君はそんなアルファ君の足の下敷きになってました。
っていうか・・・
θ「(みなさん、いつになったら帰るんですかね・・・?)」
教室の管理を任されている私にとって、いつまでもこうして教室に残られると帰れない
普段は最後まで残って勉強(執筆活動)をしているので、なんの問題もない役職であった
だが、今日はこの有様である。
いつものように執筆できる状況でもない上に、こうも騒がれてはたまったものじゃない
だからってこいつらにカギを渡して帰るのもなぁ・・・
思案している私に、唯一真面目に勉強をしていたクラスメイトが話しかけてきた
μ「(大丈夫?シータ嬢。)」
声の主は、柴崎初海(しばざきはつみ)。こんな名前だが男子生徒だ。
- Re: 【準・恋愛小説】ラムダ君と有意義な生活 ( No.13 )
- 日時: 2012/11/29 22:37
- 名前: 粉雪百合 (ID: gJM7cnIU)
- 参照: 祝☆
気付いたら100参照超えてました!
わぁー、うれしーvV
頑張って更新したいなー^^
・・・パソ禁さえなければ・・・
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