コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

幸福論 「第2話」更新中。
日時: 2012/12/16 17:53
名前: 逢衣 (ID: hLayjJCv)
参照: 初投稿です。

『幸せになるためには、どうすればいいの?』

「幸福論」に正解は無いです。
この物語は、烏野有里という女の子が、世間を好きなるまでのお話。
世間を好きになってからが、彼女の幸せの始まりです。

初めまして、逢衣あいっていいます。
初投稿なので、多分下手です。
愛想、つかさないで下さいね?

「プロローグ」>>1

「第1話」>>2,>>3
「第2話」>>6,>>9


コメントして下さったお優しい方

みなみ さん >>4
雪達磨 さん >>7

《参照50突破》2012.12.16

Page:1 2



「第2話」 ( No.6 )
日時: 2012/12/16 11:10
名前: 逢衣 (ID: hLayjJCv)

家の近くの公園を通りかかった時、私は地面を打つボールの音に気が付いた。
最近、この公園で見かける男がいる。
オレンジのラインが入ったアディダスのジャージに、スニーカー。
身長は高く、髪色は漆黒。
——そんな、男だ。

公園を覗くと、彼はいた。
額にしたたる汗は、酷く、輝いていた。

私は何かに打ち込んでみたかった。
全てを忘れられる、何かに。
制服のまま、私は公園に飛び込んだ。
これなら、世間を好きになれるかもしれない、と。
そう思ったのだ。

「やらせて」

私は彼に言った。
一瞬驚いたような表情を彼は見せたが、すぐに爽やかな笑顔を浮かべる。

「ONEonONEでも、する?」

私はこの頃から、白線を消してしまっていたのかもしれない。

Re: 幸福論 「第2話」更新中。 ( No.7 )
日時: 2012/12/16 15:34
名前: 雪達磨 ◆1x97e8uwoc (ID: au7rBPzb)

はじめまして、雪達磨ゆきだるまと申す者です。

文章の一つ一つに、良いなぁ、と思いながら読ませて頂きました。
良いですね、『自分で掴む幸せ』とてもかっこいいです。

そして文才があって、羨ましいです(笑)
私も小説を書いているのですが、表現の仕方等、とても参考になります。

執筆、頑張ってくださいね。応援しています。

Re: 幸福論 「第2話」更新中。 ( No.8 )
日時: 2012/12/16 16:59
名前: 逢衣 (ID: hLayjJCv)


雪達磨 さん


褒めすぎですよっっ!
私はまだまだ未熟者です。
文才があるだなんて、これで「文才ある人」だったら本当に文才のある方に失礼ですよ〜(笑)

コメントありがとうございます。
お互い頑張りましょうね♪

「第2話」 ( No.9 )
日時: 2012/12/16 17:27
名前: 逢衣 (ID: hLayjJCv)


しばらくボールを打ち、彼が3点先取し中断した。
これほど汗を掻いたのはどれくらいぶりだろう。
毎日続けたら痩せれるかな、なんて。
ハァハァ、と切れた息を正常へ戻す。
すると、彼は口を開いた。

「その制服、白川第一?」
「あ、うん。そっちは?」
「あ、俺?朋井崎。何年?」
「1年だけど」
「俺も。そういや、名前は?」
「烏野有里。よく鳥野に間違えられるけど。烏は一本足りないの」

繰り返される質問のループ。
彼は「名取アオハル」と名乗ると、アオハルって呼んでと付け足した。
じゃあ、と私は言って、

「ユリでいいから」

と笑ってみる。
アオハルはまた、質問をした。

「何部?」
「吹部」
「『すいぶ』って吹奏楽?」
「そう。ほぼ帰宅状態だけどねー。アオハルは?」
「俺はバスケ。レギュラー外されたけどな」
「だから、ここで練習してるの?」
「まあな」

ふう、とアオハルは一息吐くと、オレンジに染まる空を見上げた。

Re: 幸福論 「第2話」更新中。 ( No.10 )
日時: 2012/12/22 12:28
名前: 逢衣 (ID: YF6AES9Y)

ずっと来れなくてゴメンなさい。。。。

これから更新続けます!


Page:1 2



この掲示板は過去ログ化されています。