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幸福論 「第2話」更新中。
日時: 2012/12/16 17:53
名前: 逢衣 (ID: hLayjJCv)
参照: 初投稿です。

『幸せになるためには、どうすればいいの?』

「幸福論」に正解は無いです。
この物語は、烏野有里という女の子が、世間を好きなるまでのお話。
世間を好きになってからが、彼女の幸せの始まりです。

初めまして、逢衣あいっていいます。
初投稿なので、多分下手です。
愛想、つかさないで下さいね?

「プロローグ」>>1

「第1話」>>2,>>3
「第2話」>>6,>>9


コメントして下さったお優しい方

みなみ さん >>4
雪達磨 さん >>7

《参照50突破》2012.12.16

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Re: 幸福論 【コメント・アドバイス大歓迎*】 ( No.1 )
日時: 2012/12/10 14:20
名前: 逢衣 (ID: hLayjJCv)
参照: 「プロローグ」


「幸せ」という言葉は、私に付いて回らない。

与えられる「幸せ」は、自分で掴む「幸せ」よりは負ける。

計算は、合っているはずなのに。

いまいち完成のしない、その「幸せ」は、

私の「幸福論」で変えて見せよう。

さあ、物語の始まり。

Re: 幸福論 【コメント・アドバイス大歓迎*】 ( No.2 )
日時: 2012/12/11 16:48
名前: 逢衣 (ID: hLayjJCv)
参照: 「第1話」


——私は世間が大嫌いで、世間も私が大嫌いだった。

履きなれないコンバースの白いスニーカーは、地面の砂利をザリ…、と鳴らせる。
ほら、クラスの女子に言い寄られるのも、面倒。
(あぁ、もう)

「だから、烏野からすのさん。斉藤君に色目使うのやめてって言ってるの」

誰、斉藤。
少なくとも4組の奴ではないはず。
3組、それとも5組。

「何?2組の斉藤君のこと好きじゃないの」

2組か、と心の中で思うと、私は言う。

「誰、それ。斉藤とか知らないから」

ぽかん、と一瞬そんな顔をした彼女等は、また目つきをキッとして、私に詰め寄る。
女子とか、人間関係とか、恋とか、もう、何もかも面倒で。
こんなにも広い世界の果てにいる私に、何か「幸せ」を神様は何故与えてくれないのだろう。
烏野って苗字だって。
「トリノ」さんって呼ばないでってば、誰、鳥野。
そりゃ、似ているけれど。
(あぁ、もう)
再び私はそう思うと、何処か空で啼く鴉を自分に当てはめてしまった。

彼女等が、「もう、いいわよ」というまでに、私は何度、面倒と思うのだろう。

Re: 幸福論 「第1話」更新中(*・ω・) ( No.3 )
日時: 2012/12/12 18:57
名前: 逢衣 (ID: hLayjJCv)
参照: 「第1話」

この石を、帰るまで蹴り続けることが出来たならば、私は幸せになれる。
ほんの小さな——、「幸福論」。
背後から紅い夕日は光を放ち、ジリジリ、と背中が熱くなる。
白線を、踏み外さない様に。
先へ、未来へ。

「ゆりー」

コンビニ前で、お姉ちゃんが私を呼んだ。
平仮名のままの言い方は優しくて、「有里」というより素敵だった。
私は石を忘れて駆けていく、ああ、幸せ捨てちゃった。
でも、まあいいか。
ばいばい、と手を振るお姉ちゃん。

私は——、これから、出逢う幸福論に気付かないでいる。

幸福論 「第2話」更新スタート ( No.4 )
日時: 2012/12/12 18:56
名前: みなみ ◆84BKJeWIJg (ID: ysp9jEBJ)

ども。みなみです!!

いやぁ〜……文才ありますねぇ……


『鳥野』って『からすの』って読むんですね!!

みなみさん ( No.5 )
日時: 2012/12/12 19:03
名前: 逢衣 (ID: hLayjJCv)


みなみさん


文才なんてそんな!
たいしたことないです。
コメントありがとうございました!!

お互い頑張りましょう!


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