コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 恋愛教の信者たち
- 日時: 2013/03/19 15:25
- 名前: ジュエリー (ID: NvOMCXyZ)
〜??side〜
恋愛教の信者。
それは今の日本にあふれている。
本当にくだらない。
僕が通う学校にも、そんな「信者」が存在する。
同じ空間にいるだけで、吐き気がする。
でも、人間観察は、とてもおもしろい。
毎日やってもあきない。
恋愛を元に崩れ行く、友情関係。
恋愛に命をかけている、愚民。
吐き気を気にせずに、僕はここに記すよ。
僕のクラスで実際に起こった、馬鹿馬鹿しい物語を。
- Re: 恋愛教の信者たち〜第一章〜 ( No.1 )
- 日時: 2013/03/19 15:56
- 名前: ジュエリー (ID: NvOMCXyZ)
〜美春side〜
私は星野梨乃。
椚中学校2年3組の学級委員長である。
「みっはる〜♪」
「あ、真子。」
そんな私のもとにやって来てのは、親友の林真子。
クラスの中でもかなり背が高い方で、スタイル抜群。成績はまあまあで、人当たりがよく、顔も可愛い。
要するに、クラスの人気ものである。
「梨乃・・・。あ、あのさ、相談があるの!!」
真子の表情が笑顔から一転、緊張した表情になった。
(ま、まさか・・・。)
私は感づく。
真子がこんな表情をした場合、たいていは・・・
恋愛相談、だ。
「どうしたの?」
気乗りしてないことが、声にでてしまい、正直慌てた。
「あのさ・・・陽介のことなのっ!」
陽介とは、私の幼馴染、岸田陽介のこと。
「陽介が、どうしたの?」
心臓がつかまれたように痛む。
喉が渇く。嫌な汗が背中を伝う。
(お願い・・・!続きをいわないで!)
そんな私の願いは、あっけなく無視された。
真子の口が開く。
「あたし・・・陽介のことが好きかもしれない。」
一瞬、意識が遠のいた。視界が僅かにかすむ。
もう、忘れたつもりなのに。
でも、真子の一言で、記憶の底から思い出が引きずりだされた。
朝の騒がしい教室という空間が、静かになったような気がして。
軽く、周りを見渡す。
あ。
いた。
そこに、陽介は、いた。
「梨乃?」
「あ・・・ごめんね。で、真子は本当に好きなの?」
釘をさすように聞いてみる。
真子は顔を赤らめ、うつむき、でも顔をあげた。
「梨乃、ありがとう!」
え。何が?
私は、真子に感謝されるようなことは、していない。
「梨乃のおかげで、あたし、本気で陽介が好きって、分かったよ。」
墓穴掘った。
私は、馬鹿だ。
余計なことを言ってしまった・・・。
もう、取り返しがつかないよ。
♪キーンコーンカーンコーン♪
チャイムさえも、かすんで聞こえた。
- Re: 恋愛教の信者たち ( No.2 )
- 日時: 2013/03/19 19:14
- 名前: ジャイアンツ→チョコチップ (ID: 1OHGFOUy)
あ〜!この小説おもろいやん!っつーかモデルわたしっしょw
これからもがんば^^ジュエリーかわいいよ!かわいい!
好き!好きよ!ww