コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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君ニ届ケ。-天国まで200日の君へ-
日時: 2013/11/16 13:52
名前: 綾音 (ID: qyuIaVem)



prologue*

「貴方の命は、おそらく
後、200日です」


この声と沈黙は未だに忘れられない。

まだ、笑っていたかった。
一緒に、居たかった。

でも、そんな夢は
あっさりと終わってしまうのか。

でも、でもね。
1秒でも1分でも君の隣に居るよ。

ねぇ、私の声 君ニ 届ケ。


登場人物*
泉 菜々 -izumi nana-余命宣告をされている中学2年生。テニス部に入っている。


伊藤 怜生 -ito reo-菜々の彼氏。菜々を隣でいつもサポートしている。

夢原 美和 -yumehara miwa-菜々の親友。テニス部に入部している







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Re: 君ニ届ケ。-天国まで200日の君へ- ( No.9 )
日時: 2013/11/17 17:03
名前: チャルトン (ID: 6.Nua64i)


はじめまして!こんにちは!
チャルトンです。

題名的に泣けそうな話かな と思い、読ませていただきました。

感動的なはなし、大好物です(〃ω〃)ジュル←

菜々ちゃん…頑張って生きてください!
怜生くん、菜々ちゃんを一生懸命支えてあげてね!!!!

これからどうなっていくのか気になります。
更新、頑張ってください。

応援しています。

でわでわ。

Re: 君ニ届ケ。-天国まで200日の君へ- ( No.10 )
日時: 2013/11/23 14:08
名前: 綾音 (ID: qyuIaVem)

カリン様>
コメントありがとうございます!!
私の本名かりんっていうんですよぉ!!

更新できなくてすみません!
これから頑張っていきます!!

どうぞよろしくです^^


チャルトン様>
コメントありがとうございます!
私も感動的な小説大好きです!!

怜生君と、菜々ちゃんしっかり見守っていてください!

更新頑張ります♪
よろしくです




更新できなくてすみません!
期末テストが終わったので、これから更新も上がります!

よろしくです

Re: 君ニ届ケ。-天国まで200日の君へ- ( No.11 )
日時: 2013/11/23 14:30
名前: 綾音 (ID: qyuIaVem)



「んー..菜々ちゃん体調良くなったから
3日だけ学校行っていいわ」


「え、本当ですか!?」


久しぶりの学校
こんなに嬉しいことはない——・・・

「うん!じゃあ明日から学校OKね!
だけど、だるくなったりしたらすぐに保健室行くのよ!」

「はぁいー!!」


——・・
ドアの前に立ってる私。
ドアの向こうに皆の声が聞こえる

ガラッ!!
しーーん...
そして。ザワッッ!!

「菜々ちゃん!!大丈夫??」
「菜々ー!!」

「皆!!」
久しぶりの顔。

「菜々が居なくて大変だったんだよぉ!!」
「やっぱ一人抜けると大変だよな」

「私・・一人だけが抜けて大変なの?」
「あったりまえじゃん!!」

「「29人全員が集まって、2−3なんだから!!」」

皆が..私の事を必要としてくれる...

「何の騒ぎ??」
ガラッ...と扉をあけた怜生

「あー怜生!!彼女が来たよ!!」
「あ!菜々!もう平気なの?」

「3日間だけ、外出許可もらったの!!」
「やったな!!」

病院の時とはまた【違う】笑顔。
病院の時は。ただただ私の事を心配して笑ってくれた笑顔。
今は、本当の無邪気な笑顔だ。


私本当に...このクラスでよかった...

Re: 君ニ届ケ。-天国まで200日の君へ- ( No.12 )
日時: 2013/11/23 14:54
名前: 綾音 (ID: qyuIaVem)

——・・

(そういえば、まだ美和にあってないや...)

「おーい皆ぁーこないだの中間テストの結果
発表されてるぞぉー」

ザワッ!!
「え、マジ!!」「俺今回やばかった!」
皆の声が混じり合う。

私は、入院するちょっと前にテストをうけたから
私の名前も乗ってる..

「菜々ちゃん!見に行こー」
「うん!!!」


——・・・
「うわー俺やべー」
「私結構良かったな♪」

色々な声がする
だめだったとか良かったとか..


でも、その中には。

「うわーまた1位かぁーすげぇな!」
「中間も期末も...ほんと、私立中受ければよかったのにねぇ」

「ほらあいつ...夢原 美和!!」

ザワッ!!
「美和ちゃんすごいねー...」


昔から美和は、運動も勉強も何もかも完璧で。
よく昔から比べられてた。


あの、思い出したくない過去を——・・・・

Re: 君ニ届ケ。-天国まで200日の君へ- ( No.13 )
日時: 2013/11/23 15:09
名前: 綾音 (ID: qyuIaVem)

——・・

昔は、私と美和はテニスをやっていた。
チームは別々だったけど、大会でよく一緒にやっていた


私の両親から、よくこういう言葉をかけられていた
『次こそは、次こそは夢原さんに勝ちなさいよ!!』

それを聞きながら大会に挑んだ。
だけど、どんなに頑張っても美和に勝つことは出来なかった。

結局、美和は優勝で。悔しくて、悔しくて..
それから美和の顔も見ることは、無くなっていた。

その半年後
また大会で美和と当たった。

美和は、この半年でものすごく強くなっていた。
でも....私も負けない...!


だけど、結局負けてしまった。
ああ、本当にコイツには歯が立たないって。


大会終了後、駐車場で。
「あ、あの泉さん!!」

声をかけた女の子。それは..美和だった。

「え、なんですか?」
「あ...あの!!さっきの試合ね楽しかった!!
泉さん...めっちゃ強くなってて..あの今度一緒にテニスやりませんか?」

「ええ、よろこんで!!」
「えへへ...ありがとうございます!!でわ、そろそろ行きますね」


それから、美和とは同じ中学に入ったけど。

親の欲望は消えなかった。
「美和ちゃん、スポーツクラブに入ったんだって!菜々も入ろう」
「今度の、クラブ大会美和ちゃんには勝ちなさいよ!!」
「すごいわよねー美和ちゃん、頭もよくてスポーツも出来て...」


気づけば美和ちゃん美和ちゃんしか言わなくなっていった。




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