コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 雑談しようぜ(^ω^ )[[ Ⅰ ]]
- 日時: 2014/03/22 22:20
- 名前: いい人、悪い人 (ID: .cyOEvRH)
閉ざされていた伝説のⅠが今、解放される—
第一章、青く刻まれたURL
>>1 >>5 >>7
第二章、紫電のURL
>>10 >>12 >>15 >>16
- Re: 雑談しようぜ(^ω^ )[[ Ⅰ ]] ( No.12 )
- 日時: 2014/03/22 21:39
- 名前: いい人、悪い人 ◆a1TO9CCyZ6 (ID: .cyOEvRH)
次の日
朝か——
いつもと同じ目覚め。ん、いや朝じゃない。昼下がりか。
時計を見る。もう1時半。昼下がりだ。8時に寝たのにいつもと全く変わらない。
相変わらずゴミのように散らかった部屋で布団もしかずパソコンの前に寝ていた俺は起き上がったらすぐさまパソコンの前に這いずりながら近づいていく。
まーた毎日のように底辺の鏡のような一日が始まった。
とりあえずその後部屋の扉をあける。やはりかーちゃんの作ってくれた飯がある。
それをとりあえず食う。うまい。
歯は磨かない。ただしたまにリカルデントみたいなガムは食う。とりあえず今日はガム噛んだ。
俺の朝のしたく終わり。服は着替えない。
ネットサーフィンはじめよ。
もう6時
また何の変哲もない1日のまま終わりそうだな…
その時だった。
コンコン
部屋のドアが叩かれた。
なんだろう。確かにこの時間帯いつもかーちゃんが飯をおいてってくれる時間だけど。変だな。ここ3年間ほどは飯を置くときにドア叩いたりなんかしゃべることなんてなかったのに。
そのとき。ドアの向こうからかーちゃんの声が聞こえた。
「たかし。私ね。働こうかと思うの。」
—えっ?
「さいきんね。お父さんの方も稼げるお金が少なくなってきて…正直、家の家計が苦しいの。」
…
「たかしには悪いけど…勝手かもしれないけど専業主婦じゃなくてちゃんとした仕事を始めようと思うのよ。私、これでも学歴は結構良いの。
ごめんね。それだけ言いたかっただけ。たかしは気にしなくていいのよ。ごはん、ここにおいてくから…」
…
俺は何も返事をすることができなかった。
やはりハロワに行ったほうがよかったのかな…周りの目なんか気にせず、本当に働くっていう決意があったら行けてたはずなのに…
この前、ハロワまでたどり着いてればかーちゃんが働くこともなかったのに…
いや、そんなことよりうちの家計が苦しいって…
俺のせいだよな。俺は働かないくせに親に金ばっかかけて…本当にどうしようもないな、俺って。
本当に死んだほうがいいのかもしれない。生きてても楽しくないし。周りにも迷惑かけるばかり。
いや、でも死んだら死んだで親に迷惑かけるし、悲しむだろうな。俺が死んだところで悲しむ必要なんてないのに…
死ぬことも許されない。いい人生を送ることもできない。本当に詰んでる。
やっぱりハロワに行っておいたほうが…
今日も、8時に寝た。
- Re: 雑談しようぜ(^ω^ )[[ Ⅰ ]] ( No.13 )
- 日時: 2014/03/22 21:43
- 名前: こばやし (ID: emiPMG4Z)
あ、おれだw
- Re: 雑談しようぜ(^ω^ )[[ Ⅰ ]] ( No.14 )
- 日時: 2014/03/22 21:43
- 名前: NOiSE (ID: VR025uml)
音読してみましたがいいですね〜〜!
- Re: 雑談しようぜ(^ω^ )[[ Ⅰ ]] ( No.15 )
- 日時: 2014/03/22 22:11
- 名前: いい人、悪い人 ◆a1TO9CCyZ6 (ID: .cyOEvRH)
次の日
とりあえず目覚めからの描写は抜かす。昨日と同じなんでね。
いまは2時。俺はパソコンの前にいた。俺の頭の中は昨日のことでいっぱいだった。
かーちゃんが仕事に…
俺はどうしたら…
まあとりあえずそんなこと言いつつ俺はネットサーフィンを始めた。
その日の2時半だった。かーちゃんの声が聞こえたのは。
「たかし。私、仕事行くね。もう仕事につくこと自体はだいぶ前から決めてあったし、もう仕事に行く準備はしてあったの。じゃあまた…」
俺の気のせいかもしれないけど、その声の語尾は少し震えていたような…
俺はまたしても何も言えなかった。親がこんなに苦しんでるのに何も言えないなんてなんて無情なんだろう。まあ、言いたくても言えないだけなんだと思うけど…
かーちゃんが玄関から出ていく音がした。
おれはしばらく俯くと、いつもの癖だろうか。パソコンの方を見ていた。
最近、本当に心が苦しい。死にたい。
その時、けんいちがおれキーボードの上に飛び乗った。
「ちょっおい!」
おれはすぐさまけんいちをどかした。まったくいつの間に俺の部屋に入ってたんだか…
そしておれは液晶画面に向自然とが左上に目がいった。そこにはなんとあるURLが貼られていた。
これはハロワの…
おれはいつもの癖みたいなもんでエンターを押してしまった。
まずい!またなんか変な思念みたいなのが俺の頭の中に入ってきた!
————————————————————————————————————————— — ————
どうも文字で表現するには難しいがまた、おれをハロワへと駆り出す何かが俺の体と脳の中を駆け巡った。
いこう。ハロワに。
おれは3日の時と同じように支度をした。何をしたかは省く。これも前書いたんで。
さっそく、外に出た。
また周りからこの前のような冷たい目線を感じた。でもそんなことはどうでもよく感じた。
いくぞ。ハロワに。
おれは印刷してきたハロワへの地図を握って走り出した。
俺はこの時疑うべきだった。この前の地図と向かうべき方向が逆だったことを。
でも今の俺は何も考えていない。ただただハロワに向かう一心だけが俺の心の中にあった。
両足が自然と動く。風が涼しい。
- Re: 雑談しようぜ(^ω^ )[[ Ⅰ ]] ( No.16 )
- 日時: 2014/03/22 22:18
- 名前: いい人、悪い人 ◆a1TO9CCyZ6 (ID: .cyOEvRH)
>>14
いいですね〜^o^
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