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悪魔な君と契約の口づけを .+*悪魔の花嫁*+.
日時: 2015/01/06 18:18
名前: ドロップ ◆8DJG7S.Zq. (ID: JMwG2Hoo)

こんにちは! …初めまして?

この名前で書くのは初めてです!


この小説は、悪魔みたいな男の子を書きたくて作ったものです

まあ、私の妄想ですが…楽しんで頂ければ幸いです


§§§

すみません!
なんか、すっごい偶然でトリップが同じ人がいました

なので、次からトリップ変えます

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Re: 悪魔な君と契約を .+*契約のキスは突然に*+. ( No.6 )
日時: 2014/12/27 14:20
名前: ドロップ ◆5/7K.VcEo2 (ID: HOE8nich)

「はぁぁん?」

芽衣の顔が、一気にしわくちゃになる。

「勝手にキスしといて、後からあれは契約だ、だとぉ? ふざけんのもいいかげんにしろや、あぁん?」

メイドをやっているときからは想像ができない言葉遣い。
これには、さすがの聖夜も驚いたようで。

「…なに驚いた顔してんのよ」


   キスをしたというのに、さらりとしている聖夜になんだかイラだって


「ファーストキス、奪ったくせに…」


そう言うと、聖夜はさらに目を丸くし、クスリと笑った。


「———悪かった」
「…え、」


さらっと謝られて、なんだか微妙な感じ。

「あ、それと、あれ何なの? 『お前はオレの嫁だ』ってやつ!」

とりあえずそれは置いといて、次の問題に入る。



   「ああ、その契約が、キスだ」



またまた涼しい顔で言う聖夜に、芽衣は顔を真っ赤にさせる。


「え、じゃあ、私はあんたと婚約を約束したてきな?」
「ああ」


聖夜は表情を全く変えない。
芽衣のじとっとした目線もどこ吹く風、といった感じで受け流す。

「ていうか、この妖怪どうにかなんないの? てか、ホントに妖怪?」

芽衣がその妖怪らしきものをよく見ようとして、立ち上がった瞬間。

「———へぶっ!」

妖怪らしきものが芽衣の足を引っ掛け、芽衣は変な声を上げて転んでしまった。

「いたた…てか、なんであんたと婚約の約束をすると妖怪が見えるようになんの?」

しかし、この芽衣の質問に、聖夜はすぐに応えなかった。


   「…白、か……」



       ———てめぇ、見やがったな こんにゃろう



芽衣はさっとスカートを戻し、聖夜の前に立つ。
あまりにもこの場にそぐわない発言だったことだろう。


「…てめぇは、悪魔かー!」


芽衣は、そう叫ぶと同時に、腹に拳を一発…。

もちろん、今の『悪魔』というのは、例え。
例えの…つもりだった。


   「ああ、正解だ」


腹に向かって一直線に進んだ拳は、何にも当たっていない。
それどころか、視界から消えているのだ。

芽衣が、声がするほう、上のほうを向くと———。




                   「オレは、悪魔だ」





   ———漆黒の翼で宙に浮き、邪悪な笑みを浮かべる、聖夜の姿があった。



Re: 悪魔な君と契約を .+*契約のキスは突然に*+. ( No.7 )
日時: 2014/12/27 14:24
名前: ドロップ ◆5/7K.VcEo2 (ID: HOE8nich)

   ———夢か、うん、そうに違いない


どんな夢見てんのよ、私は、と言いつつ自分のほっぺをつねってみる。

「いったー! なんで、なんで痛いのよ!」
「自分でつねったんだろ」
「夢じゃないの?」
「バカか、お前は」

むう、とほっぺを膨らませ、芽衣は聖夜の翼をじっくり見る。
そして、そっと触れてみる。

「綺麗…」


     美しく広がる大きな翼———


しかし、芽衣はすぐに変なことを言う。

「売ったらどれくらいに「アホ」」

こんなときにまでお金のことを考えている芽衣に、聖夜は心底呆れた表情で言う。

「全く…」

すると、聖夜は芽衣の左手を取る。

「…? なに、聖夜…」



———安らかな 風が吹く


     ———その優しいぬくもりは、私たちに何を伝えようとしているのだろう


左手の薬指に、聖夜の唇が触れる。
一瞬、何が起きたか分からず、芽衣はぼーっとしてしまった。

「…じゃあな、芽衣」
「え、えぇ! なんなのさーっ」

芽衣が声を上げても、聖夜は振り返らず歩いていく。

(薬指にキスなんて…恋人同士みたいじゃない)

ほんのりと熱を持つ唇が触れた瞬間、何が起こったのか分からなかった。

「あれ、なにこれ…」


     芽衣の視線の先にあったのは———指輪



「綺麗…だけど、なんで?」


不思議に思い、そっと触れてみる。

『売るなよ』
「ぎゃあぁぁあっ!」

すると、急に指輪から声が聞こえてきた。
どうやら、すでに録音されていた…らしい。

『これは、どこにいても身につけていろ。あと、これは普通の人間には見えないから心配すんな』

そこまで言うと、もう、指輪からは何も聞こえなくなった。


   「…ムカつく……悔しい…」


   ———こんなことされて、ドキドキしてしまうなんて



       『お前は、オレの嫁だ』



   聖夜の言うことに、自分だけ振り回されて なのにドキドキして



       聖夜は私のことなんでも知っているみたいな感じ


       なのに、私は聖夜のことなにも知らない …知りたい



平凡な生活を送ってきた芽衣の前に突如現れた悪魔、聖夜。



   ……はたして、その目的は一体なんなのか





            ———さあ、秘密の契約を始めよう



Re: 悪魔な君と契約を .+*契約のキスは突然に*+. ( No.8 )
日時: 2014/07/13 16:59
名前: 雪菜 (ID: HKLnqVHP)

またきました!!

どんなこれからの展開きになりますね〜。



そして芽衣ちゃん、言葉…ww

Re: 悪魔な君と契約を .+*契約のキスは突然に*+. ( No.9 )
日時: 2014/07/21 21:01
名前: ドロップ ◆5/7K.VcEo2 (ID: L0v6OTPI)

雪菜さん!

また来てくれてありがとうございます☆


はい、芽衣は言葉遣いがすぐ変わってしまうんです…ww

実際は可愛いのに、残念です うんうん←


こんな駄作にコメントしてくださるなんて、雪菜さんくらいですよ

マジ女神です←


コメントありがとうございました!

Re: 悪魔な君と契約を .+*契約のキスは突然に*+. ( No.10 )
日時: 2014/08/02 23:57
名前: ドロップ ◆5/7K.VcEo2 (ID: L0v6OTPI)

新しく小説作りました

「白雪姫は蜜の味」という題名です


よかったら見てください♪


更新は相変わらず遅いですけど。。

こっちも、なるべく早く更新します!



これからも、どうぞよろしくお願いします


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