コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

羽柴第一学園の日常
日時: 2016/03/05 21:40
名前: イナ (ID: uLBjsRTH)

設定

橋下葵 ハシモト アオイ
羽柴第一学園中等部一年三組。
いわゆる眼鏡っ娘。セミロングの髪。
美人。部活動には所属しないが、大人気アイドルグループ、「花みら!Ⅶ」に所属している。

山口恵 ヤマグチ メグ
羽柴第一学園中等部一年二組。
葵とは幼馴染。葵のそばにいるから気づかれにくいが、可愛い系の女の子。ショートの髪。
部活動は、書道部に所属。

琴凪翔 コトナギ ショウ
羽柴第一学園中等部一年四組。
顔が整ってる。肌色が結構黒め。頭がめちゃくちゃ良い。面倒なことはしたくない質。部活動は吹奏楽部に所属。理由はラクそうだったから。


最初はこのメンバーで行きます。ときどきアンケートとらせていただきます。
琴凪翔君ですが、私のパートの先輩がモデルです。本当に面倒くさがりやですw

Page:1 2 3 4 5



Re: 羽柴第一学園の日常 ( No.14 )
日時: 2015/07/01 06:52
名前: イナ (ID: uLBjsRTH)

うわぁぁ!
参照が100こえしました!
こんな駄文見てくださって、本当にありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!
イナ

Re: 羽柴第一学園の日常 ( No.15 )
日時: 2015/07/19 23:35
名前: イナ (ID: uLBjsRTH)

「あーおい!」
「メグ?どうしたの?」
葵の幼馴染み、恵には、ある癖があった。
それは、人に抱き着く癖だ。しかも、仲が良いと尚更だ。中学の時、翔に抱きついて、少し悔しかった…
(あれ?私、なに考えて…っ)
「アオイちゃん?どいしたの?顔赤くして」
「な、な、なんでもない!」
「え?ちょっとアオイちゃん⁈どこ行くの⁈」
気がつくと、葵は走り出していた。
「どうしたのやら」
恵は、そう呟くことしか出来なかった。

Re: 羽柴第一学園の日常 ( No.16 )
日時: 2015/10/24 22:00
名前: イナ (ID: uLBjsRTH)

「ハァ…ハァ…どうしてあんな事考えたんだろう…へんなの…」
と呟いて、葵は川辺にへたり込んだ。水の流れる音が心地よく、いつもなら気持ちが落ち着く場所のはずなのに、どうも胸がドキドキして止まらなかった。
「メグ、戸惑ってたけど…大丈夫かなぁ…明日、謝るか」
葵は決心して、なぜあの場から逃げたのか、冷静に考えた。
「確か、メグが抱きついてきて、それで、これが癖だよねって思ったら、翔くんに抱きついてた事も思い出しくて、悔しくて…うーん、分からないなぁ」
頭を抱えて葵は唸った。どうもしっくりくる答えが浮かばない。
「謝ったら、この事も聞いてみようかな」

Re: 羽柴第一学園の日常 ( No.17 )
日時: 2015/10/25 06:32
名前: イナ (ID: uLBjsRTH)

「アオイちゃーん!」
「メグ⁉︎なんでここに」
川辺でひとりあれやこれや悩んでいた葵を、恵は思いっきり大きな声で呼んだ。
葵は、びっくりして振り返った。
「よかった…急に逃げるんだもの。誰だって慌てちゃうわ」
恵はそう言うと、葵の隣に腰を下ろした。
「どうしたの?悩み事?」
「…悩みって言われたらよく分かんないかな。ほら、さっきメグ抱きついてきたじゃない」
「うん。そうだね」
「あの時、メグって抱きつく癖があるよねって思って、昔翔くんにも抱きついてたなぁって考えてたら、なんか悔しいって思っちゃったの。メグ、 どう思う、これ」
「……それって…それってどう考えても恋としかいえないよ?」

Re: 羽柴第一学園の日常 ( No.18 )
日時: 2015/11/08 21:45
名前: イナ (ID: uLBjsRTH)

恵は、さらりと話された惚気に頭を抱えたくなった。
いや、もともと葵は鈍感だ。それくらい知ってた。だが、ここまでくるともう…
「それって…それってどう考えても恋としか言えないよ?」
としか言えない。というか、別に葵の所属している事務所は恋愛禁止でもなんでもないんだから、応援してもいいのだが。
「えぇ?絶対に違うでしょ。第一、私が恋愛とかすると思ってるの?」
なんで言い出す始末。よし、こうなったら、方法は一つしかない!
「アオイちゃん、ちょっと待っててね、翔君連れて来るから!」
今度は、私が駆け出した。


Page:1 2 3 4 5



この掲示板は過去ログ化されています。