コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 他愛も無い話ですが
- 日時: 2016/01/03 23:46
- 名前: 名無したろう (ID: wyieLVt/)
人は産まれたとき、皆ぼっちだった。
そう悟った少年少女のお話です。
実話に少しばかりフィクションを絡めてあります。
キャラも募集しています。
- Re: 他愛もない話ですが、 ( No.7 )
- 日時: 2015/07/17 21:58
- 名前: 名無したろう (ID: OSct4JfX)
末弟はその名の通り、一番下の弟。相棒の弟である。
あのマスターに『末弟様』と呼ばれるまでに意味のわからない行動と頭のおかしさで有名だ。好きな食べ物は鮭フレークと永〇園のお茶漬けのもとの鮭。豚の反対は鮭だと言っている。
「…さて、弟よ。何をしている。」
「パンツ大明神様と交流をしている。姉上よ、話しかけるでない。」
ここで一つ発覚したのは、相棒の性別が女ということ。しかし、すぐにそんな設定、忘れてもいいのである。
パンツ大明神様とは、末弟のパンツに宿りし秘められた神。その神と交流するには、パンツを頭から被ることらしい。(末弟談)
「かといって、か弱き乙女の前でパンツを被るなんて、ちょっとどうかと思うわァ〜ん。」
「うるせー。妖怪おっさん女。お前が男もんの下着コーナーの前で興奮してんのは知ってるんだぞ。爺ちゃんの靴下の臭いかいで『ふわふわぁ』とか言ってんのもしってんだぞ。」
「うっ…そ、それは…」
ここでもう一つ発覚したのは、相棒が本当の変態だったと言うこと。ちなみに読んでいる漫画は、漫画と見せかけて辞典である。
末弟は鼻を短くならし、やれやれと言わんばかりに首をふった。パンツを頭から被ったまま。
「姉上は変態すぎる。」
「変態じゃないよっ!変態という名の紳士だよ!」
…………………
「だまらっしゃいッ!」
「タコスッッ!!」
相棒
→生まれ変わったら、究極生命体(アルティメットシイング)になりたい。
末弟
→生まれ変わったら、鮭フレークになってフリーズドライされたい。
- Re: 他愛もない話ですが、 ( No.8 )
- 日時: 2015/08/01 20:29
- 名前: 名無したろう (ID: Qvwcv6K1)
少しは頑張るのよ。
古ぼけた空間に古ぼけた私。
なんてナンセンスなのでしょう。
と、女は誰も返すことのない内緒話をした。神のみぞ知る神の味噌汁を啜り、処刑台と同じく13段積まれた怪奇な話を産まれた赤子をあやすようにそっと触れた。
溶けてしまいそうな冷たい書籍はアンティーク調の鳩時計の鳴き声と、ノイズがまた味を出すクラシックの声を聞き、女の手によって目を覚ました。
女は新しいものを知らない。
故に外の世界を知らない。
代々受け継がれた美しい色合いの着物に袖を通し、朝露を浴びた紫陽花の如く鮮やかな色合いの大きなリボンを艶やかな髪につけ、
ハイセンスなのは貴方がくれた蝶々のようなりぼんだけ。
口から吐息混じりに言葉が漏れる。女は次の面会を待つ、愛に囚われた囚人のようにもなれた。死よりも苦しき貴方に会えない時間はまるで首を縛られているように息が出来ない。
次は、林檎が喉につまり、一度は死んでしまった白雪姫になったつもりだ。貴方のキスで目が覚める。
貴方との出会いはまるで夢。
空一面に、色とりどりの砂のような星。それらをなんでも知り得る月が見つめている。幻想的かつ、女が求めるハイセンスな空間に、窓から身を乗り出して喉の奥から絞り出したような声を出した。
そこで貴方は「綺麗ですね」と内緒事。女に囁く声は、月に聞こえていた。月は雲に恥じらいで顔を隠す。
あれはどういう意味なのか。悲しいことに女は鈍い。
聞き返された伝えられない気持ちを「星が綺麗だということですよ」と、苦い珈琲を飲んだ後のような顔をして表情を緩める。
今日も星がきれいだ。
だから貴方に会えるはず。
女の思考は溶けたチョコレートのよう。冷めなければ固まらない。思う気持ちは泥々とさらに溶けていく。
窓をコンコンと叩く音。
貴方の焼いた美味しそうなパンの匂い。涎が垂れる。
月に一度の内緒事。女は「今日は寒いですね」と貴方に言う。貴方の鼓動と胸は大きくそして暖かい。
- Re: 他愛もない話ですが、 ( No.9 )
- 日時: 2015/09/17 21:30
- 名前: 名無したろう (ID: ai5/g0Y4)
少女漫画をかれこれ約五年読んでいない私が、少女漫画の設定を考えてみたよ。
これから恋愛小説を書きたい人は、ぜひ。
春野さくら(ヒロイン)
→彼氏いない歴=年齢の超地味子。そんな彼女の好みのタイプはモハメド・アヴドゥル(ジョジョの奇妙な冒険第三部より)。中二病だったため、高校デビューをしょうと意気込むも、落ちに落ちてしまったためそれどころでは無い。友人はいない。
好きな音楽は般若心経。足フェチ。嫌いな食べ物は醤油。最近まで鹿せんべいを食べ物だと思っていた。初恋の相手は工事現場で深夜にアルバイトをしていたおじさん。あわよくば一夜を過ごしたいと思っていた中三の夏。
相沢なつめ
→校内一のイケメン。女子からは王子様と呼ばれているが、性癖がアブノーマル。趣味は自動販売機の隙間に落ちている小銭を探すこと。ファザコン。友達がいないが、女子からは孤独を生きる人物として高評価。
主人公のことを「クッ、面白い。我が遺伝子と組み合わせるための契りを結ぶに等しき娘よ…ククク…」と評価しており、初キスをいきなり奪った。当然、主人公からは全治二ヶ月の怪我を負わされた。
好きな食べ物はケンタッキーのチキンの骨。
その他もろもろ。
フリーですので、どうぞ。
- Re: 他愛もない話ですが、 ( No.10 )
- 日時: 2015/11/18 20:49
- 名前: 名無したろう (ID: mXDJajPZ)
夏の晩だった。
夜勤で、お盆だってのに帰れずにいた。
不幸中の幸いか、実家はいまだに死人ゼロ。おじいちゃんも元気だ。あとは、よく分からんままに帰ってきた、甥っ子や姪っ子の相手をしなくていいことぐらいだろう。
散らかった部屋は足の踏み場も無い。静寂の中、一人孤独に震えている。出しっぱなしのこたつが、冷たく感じた。汗が額を撫でるように流れ、今日の栄養になったカップ麺の容器には、すでにハエがたかっている。
(……んん?)
まだ寝付けないため、ボーッとしていると、何やら耳の奥で声がした。いや、耳の奥ではない。隣の部屋からだろうか。こんな夜中に何をしているのか…けしからん、もっとやれ。
などという戯れ言遊びに興じていたところ、どうやら男の声らしく、乙女ではないことに対してショックを受けた。あえぎ声は苦しそうに続く。必死でズボンへ吸い込まれる右腕を抑え、息を殺して、相手の様子を聞いていた。
バッチーン。
…なんていう、漫画のオノマトペのような音が、耳の中の静寂を切り裂きAVさながらのあえぎ声を消した。
ドンドンという地震のような足並みで、外へと出てあく。誰なのかは知らないが、隣人は男なのできっと女の方だろう。
本当に少ししてから。まだ五分もたっていないだろう。
一度考えることを放棄した脳を叩き起こして続きを聞く。
もう一人の方が、ギシギシという音をたててから扉を開けた。どこへいくのか。彼女の尻でも追っかけたまえよ…。
「……あっ、」ふと、声が出るか気になって声を出した…レベルの音量で、鍵を閉め忘れたドアを見た。
がちゃりと音がして、月明かりがさしこむ。
茶髪の細い髪の毛、前髪を上にあげるようにして結った髪型が特徴の、所謂チャラ男さんだ。名前すら覚えていない。
「どうしたの?」
シカトすんなよ。
「泣いてる……?お腹とか痛い系?」
涙でぐちゃぐちゃになってしまった顔に、フツメンの手がさしのべられる。気持ち悪がってもらってもいい。タオルを顔に投げつけるよりはましだろう。
「…ずびばせん……」ずずっと、鼻を二回すすった。
「ええと…あのさあ、なんでズボン履いてないのかだけ聞いていいかな?熱帯夜でも脱ぐのはどうかと思うよ、大体君、ここが平安時代なら掘られて…」
「ぼられだんれす…あい…」
「ぼられた?」
「掘られたんです……」
とかいうのを、別館に投稿しようとしてやめた。
私が書くとこうなるぞ。
- Re: 他愛もない話ですが、 ( No.11 )
- 日時: 2015/12/01 06:52
- 名前: 名無したろう (ID: v6.r5O3g)
エクソシスト氏と悪魔たん(的な)
※エクソシストは悪魔を喚びませんが、このエクソシストさんは悪魔を喚ぶのが趣味ですので、ご了承ください。
エクソシストとは、まあ、悪魔が憑いている人から悪魔を取り除くことで生計をたてている人のことだろう。
「可愛いベッラとイチャコラねんごろしたい!だから、サキュバスを召喚したい!」
バチカン市国のエクソシスト氏(愛称・ニコちゃん)は、中肉中背の夢見がち乙女系三十路おっさんである。
「却下!二次元だけで足りてるし、つーか、ろくに女も抱けねーのにどーすんだ!体力が持たないぞ!」
こちらの真顔でギャーギャー騒ぐ霊媒師(本名・崇さん)は、昔はモテまくりだったオタク青年。
「うるへえ!!いでよ!サキュバスゥゥ!!」
「喚ばれて、飛び出て…どーもっ!チャオ!インキュバスだよ!」
「……えっ?だれおま」
「君が召喚したインキュバ…あ?男?は?え?」
下半身裸のイケメンと、コ〇ドーム装着済みの男。二人が睨み合う絵面をカメラにおさめる霊媒師。なんともいえぬ、カオスな空間。顔面蒼白のサキュバスことインキュバスは、あまりのショックに顔を丸めた紙のようにして泣き始める始末である。
「夢魔なのにさあ…呼び出されるから、現実のオレっちとセッ〇〇したいのかと思って……男………うわァァ!!帰れないよぉ!!」
「オレだってェェ!」貧弱な拳を震わし「巨乳の美女とヤれると思ったんだよォ!!滅しろ!!カス!」と続けて聖水を投げつける。
「は、はあっ!?何いってんの!?…いや、何いってんの?!」
「どうせなら…もっと凄い悪魔とかに…触手プレイで攻められて…理性を捨てて…本能のまま快感を…」
「ばっ、ばか!死ね!お前が滅しろ!変態!すけべ!」
カオスな状況の中、霊媒師はひそかに「ニコはこんらんした」とほざく。
美青年や美少年などと、何かと美をつけるが…それが申し分ないほどの容姿は、まるで奇跡のようである。…と、いう感想よりも。
長い睫、透き通る人形のような肌、枯れ葉のような色合いのくるくるとした髪、膨らんだ薄ピンクの唇、今にも折れそうな細い足、少年特有の危なっかしい色気、エトセトラ……。とにかく、おとぎ話のプリンスのようなこの容姿のインキュバス。真坂このような者がエクソシストの好みだとは…霊媒師は少しだけひいた。
インキュバスとは夢魔の一種であり、女性の寝込みを襲い、精を注ぎ、自分の子供を産ませる低級悪魔である。しかも襲う女性の好みの男性像で現れ、下半身を露にした姿のため、断ったりすることは難しかったそうだ。
「…あっ、今日は水曜日だし……おい!クソエクソシスト!」
「エクソシスト様だろが!」
思わずキレた彼に、インキュバスは冷静な面持ちで言う。
「アスタロト様を喚べよ。クソエクソシスト」
「ええと…うちの悪魔がすみま「ちょおーっと、アシュ…私のことを構いなさいよぉ…」…ご迷惑をおかけしま「こっち向きなさいよ、綺麗な顔してんだしさぁ」…ベル…」
数分経って、なんとか鎧武者のようなイケボのロバとそれにまたがる巨乳悪魔と、なんだがペコペコとしている金髪ロン毛が飛び出した。
ゴーグルと触覚のようなものがついた黒いファーの帽子を胸に抱え「ええとっ、はじめましてっ。ベルゼブブでーす…えへっ、」と、萌アニメ顔負けの自己紹介を、悪魔の君主は何食わぬ顔で行った。
「ベルゼブブ様!」嬉しそうに顔をあげ、インキュバスは微笑んだ。
「はあい。えっと、インキュバス君だねぇ。ほら、サキュバス。君が弟に無茶なことさせるから…」
「だーって、働きたくないの。しかもぉ、私は練乳を買ってきてっていっただけなの。わかるゥン?」
このとき、エクソシストは目配せをしつつ(こういう娘が良いの!謗られたい!)と、モールス信号を送っていた。
「……さあ、お家へ帰るぞ…」
締め括るようにロバが言い、手を降りながら萌系のベルゼブブが消えていった。
こうして事件は終末を迎え、平和に戻りましたとさ。
ニコ「えっ!?嫌だ!!俺との官能シーンが、ねえじゃん!!」
たかし「一人でシコッてろ!!」
MGSのカズさんに思いを馳せすぎてけつが痛い。
私の先輩に某杉田さんと同じような話し方の、クラリネット担当の超頭いいけど変な先輩が居ました。すごく話し方がうぜえ。
そんで、友人の先輩にカズヤ…さんというかたがいて、文化祭に石仮面を出展しておりました。カーズ様ですね。興奮しました。
因みに、ロバ(アスタロト)の声は、安元洋貴さんの地声です。てへへ。
シリーズになるかも
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