コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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悲恋物語。【参照300ありがとうございます!】
日時: 2015/07/31 18:40
名前: あやか (ID: Dbh764Xm)

始めまして。あやかです。

…嘘です。初めてじゃないです。

今までに4回小説書いて来ましたけど今だに完結させたことないです。

…ははは。(死んだ蛆虫のような目)


この物語は 友達が体験した事を元にして描きたいと思っています。

名前以外は変えず、ここで話すこと全てが実話になります。(予定)

これを体験した友達の身になって考えてくれたら幸いです。

更新ペースは亀だと思いますが、こんな駄作者を暖かく見守ってやってください。

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Re: 悲恋物語。【参照100ありがとうございます!】 ( No.23 )
日時: 2015/08/01 20:08
名前: あやか (ID: Dbh764Xm)

──────そんな楽しい日常が、音を立てて崩れ落ちる。

「え?好きな人?」

ある日、塾の自習室で男子たちと話し込んでいる時、質問をされた。

勿論ですが彼氏が居るなどと口が裂けても言えないので、

「そんなのいるわけないじゃんwww」

笑って誤魔化した。

つまらなくなった男子は、それぞれ別の話をし始めたけど、歴は違った。

「じゃ、昔の好きな人は居ないのか?」

この言葉だった。私を地獄に入れたのは。

勿論、昔の好きな人は歴だったが、言える自信もなく、

「居ないって。」

こう言い逃げようとしたけど、歴はしぶとかった。

「じゃあさ、俺も言うから、小雪も言えよ。」

…なんでこうなった。と言う結果になった。

しかしこれ以上歴に何を言っても無駄なので、了承することにした。

「せ〜っので指させよ?…せ〜っの!」

Re: 悲恋物語。【参照100ありがとうございます!】 ( No.24 )
日時: 2015/07/05 15:26
名前: あやか (ID: dzc33jqI)

その瞬間二人の指が互いに指差し合っている。

私は、「この歴に限ってまさかね…」と胸の高鳴りを沈めた。

さすがの歴も、
「えっ…?」
と小さく呟いた。
二人共こう思った。
「嘘…」

しかし、これは『現実の真実』だった。

私はもう勉強なんてする気になれず、早めに切り上げて帰った。
いつもは同じ方向から帰る歴もさすがにその気になれず、反対方向から帰った。

まるで、私達を神が見てくれているかのような土砂降りの雨に包まれながら…

Re: 悲恋物語。【参照100ありがとうございます!】 ( No.25 )
日時: 2015/07/06 19:38
名前: あやか (ID: Dbh764Xm)

それからも、ずっと歴のことが頭から離れなかった。

なるべく普通に振る舞うようにした。

男子達の前でも、歴の前でも、露偉の前でも。

歴といる時は、心の中でずっと暗示をかけていた。

(私は露偉が好き、私は露偉が好き、私は露偉が好き、私は露偉が好き…)



──────嘘だ。

流れ行く年月の中で、私の気持ちは動いて行った。

露偉の事も勿論好きだ。だが、それはあっちから告白して来たから、意識したこと出て来た、自分でも分からない「思い込み」だったのかもしれない。

それに比べて歴は、私の事をずっと好きでいてくれて、私も心から歴のことが好きだった。

それが分かった今、意識しないことの方が難しいじゃないか。

「なんで…こうなるの…」

私は恋がしたかっただけなのに。

恋をするだけでこんなに苦しいことになるなんて。

「恋を…しちゃ…だめなの…?」







私が心に深い傷を二つ負っている時、さらに私を追い詰める事が起きた。

Re: 悲恋物語。【参照100ありがとうございます!】 ( No.26 )
日時: 2015/07/11 20:20
名前: あやか (ID: Dbh764Xm)

え〜っとぉ…

しばらく放置していてすみませんでしたァァァァァァァァァァ!!

家のWi-Fiがおかしくなって、インターネットが繋がらないと言う事件が発生しまして…

…嘘ですすみません。

だいぶ放置してました。

リアルが忙しかったので…((言い訳乙

と、とりあえず!また書き始めようと思うので!


宜しくお願いします!!

Re: 悲恋物語。【参照100ありがとうございます!】 ( No.27 )
日時: 2015/07/11 20:33
名前: あやか (ID: Dbh764Xm)

──────葵と歴が別れた。

「…えっ…」

この知らせを歴の口から聞いた時、体が固まった…

「なん、で…?」

からからの喉からやっと声を出した。

そう質問すると 歴は私の目を真っ直ぐに見つめて、言った。

「お前が好きだから。」

その時、私の中の何かが動いた。

「…そんなの、望んでない…」

口を開いたら、もう止まらなかった。

「私は、そんなの望んでない!!」



その日、私は部屋でうずくまっていた。

ついに起きてしまった。

私だけでなく 葵も不幸にしてしまうなんて。

葵にはもう合わせる顔が無い。

大親友を無くしてしまう。

そう思うと、苦しくて、苦しくて…。

「やだよ…こんなの…」

神様は、なんて残酷なことをするのだろう…

うずくまったまま、私は意識を手放した。


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