コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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その姫 change the ギャル。
日時: 2015/12/13 18:14
名前: ブランシュ (ID: ptSF.ucw)

*更新速度遅めです*

普段は、別の名で小説書いてます。
とある事情でこのような形に。
まぁ、まだ誰かは秘密です、そのうち明かします。


「その姫 change the ギャル。」四作目です。
塾でうとうとしてるうちに、コレダッ,,!!!!と、時代の革命がおきたかのように思い付きました。

それでは、よろしくお願いします。


*目次という名の案内状*

・プロローグ  >>1
・初めての私。 >>2-5


*お客様リスト*


*お知らせ*
音宮様主催の小説参照対決に、このスレを出場させていただきました。
かのん様、杏莉様、音宮様、ブランシュでの対決となっております。
現在のように、不定期更新が続くかと思われますが、ご理解お願いします。


スレ立て日: H27.7.13

Page:1 2



No,1成功 ( No.3 )
日時: 2015/11/08 00:03
名前: ブランシュ (ID: /bKE8PZK)

目が覚める。

重たい瞼をあけると、目の前にはピンクの天井が飛びこんできた。


「ここ・・・どこ?」

窓からはいる朝日が少女を照らす。

少女は、起きたばかりの脳をフル活用させ、昨日のことを思いだそうとした。





昨日・・・・昨日は・・・・私・・・・何をして・・・・?




どうしても思い出せない。


おいかけてくる自分の影。
私の影をそめる大きな影。
ゆれる影。
丑みつ時。

__必死にかける。




パーツごとには思い出せたがスベテがつながらない。

わからない。


昨日・・・昨日・・・・

なにかが・・・なにかを・・・



必死にさがそうとしても、思い出そうとしてもあと1ピースみつからない。

記憶のピース。パズルのピースが。


__なに?__なぜ?__どうして?____


























わからない。




































ガチャリ。突然足元から音がした。ビックリして音の方を見ると、さっきはしまっていたドアが開いていた。





「調子はどーぉ?大丈夫?」



そして、そこにはきらびやかな少女がたっていた。

Re: その姫 change the ギャル。 ( No.4 )
日時: 2015/11/25 17:05
名前: ブランシュ (ID: /bKE8PZK)

きらびやかな少女は名を水野里麻(mizuno rima)といった。

彼女いわく、通称キャデーとよばれるここはシェアハウスだという。

しかも、「若者専用」。さらには、「お洒落なギャル大歓迎」

ってことで、ギャルが集まっているらしい。

メンバーはおもに5人。



「んでんで?まりえってぃは、どーすんの?」

私にホットミルクをだしてくれた里麻ちゃんは、キッチンのカウンターごしに言った。

ちなみにだが、まりえってぃというのは里麻ちゃんが私につけてくれたあだ名だ。里麻ちゃんはここでは、「りまたん」とよばれているからそう呼んでほしいと言ったが、初対面だしなんだか恥ずかしくて言えない。


「どうしようかな・・・昨日どこでなにしてたかすら覚えてないんだよね・・・」

「え、まぢ?!やばばばばっ!!!!」

まじです、どうしましょう。

里麻ちゃんいわく、私はキャディーの近くの道路で倒れていたらしい。それを里麻ちゃんが連れてきて、キャディーに運び入れたようだ。

そして、現在。
キャディーの空き部屋で寝かされていた私は、起きたはいいが記憶がない。


「本当にどうしよう・・・」

そうつぶやいたのと同時だった。






「よし。まりえってぃ!!!!まりえってぃは今日から、ここの住人ねっ!!」

とっぴょうしもないことをいきなり彼女は言う。

「え、何言ってるの・・・?私、お金もなんもないんだよ・・・?」


私がそういうと、彼女は不適な笑みをこぼし言った。


「そりゃあ、もちろん。働いてもらいますよ?」

「え、いや。だってわたし・・・高校生だし、昨日までの記憶、ほとんどないんだよ?そんなの採用してくれるバイトなんて・・・」

ないにきまってる、そう言いかけたとき___

「ええーい!!!くよくようるさぁい!!!はい、まりえってぃ正社員として採用!!これで仕事の心配なぁ〜しっ!!!!」

「えっ・・・?」

ちょっと待って。理解が追い付かない。

正社員?採用?何の?


そんな疑問は、里麻ちゃんの次の一言できれいさっぱりなくなる。




「私、実はね。自分のお店もってんの。それでね__」

彼女は彼女のブランド、「ジェリービーンズ」という通商ジェービ(服屋)を経営しているそうだ。

ここにすんでいる里麻ちゃんあわせ5人はジェービで働いている、と里麻ちゃんは言う。

まぁ、しいて言えばここはジェービのスタッフハウスということ。

それなら、生活費の心配も要らない。

昨日までのことをゆっくりと思い出せる時間もある。



「まりえってぃ、どーする?はいる?」

言葉にすると軽く聞こえる里麻ちゃんの発言は、どこか真剣で、私も真剣に答えなきゃな、と思った。















「古城まりえ(koshieo marie)、キャディーにはいらせていただきます!!!」


私の声がキャディーに響きわたった。


____これが物語の始まり。




No,3彼女の境遇。 ( No.5 )
日時: 2015/12/13 18:11
名前: ブランシュ (ID: ptSF.ucw)



「んー、まずは外見かな〜・・・よし、まりえってぃ行くよ!」

そういって、りまちゃんはキャディーのそとへ私をひっぱりだそうとした。

「え、いや、りまちゃん。待ってよ!」

思わず、そういってしまった。
なんだか、りまちゃんのペースにのまれている気がする。

「待つって何よ〜ってか、りまちゃんとかやめてよーん、りまたん、ね?」



うん、分かったから。で、どこにいくんですか。
そう言おうとしたときだった。


とても綺麗な少女が、私達の横を通りすぎてキャディーへはいっていこうとした。

とても、ギャルといえるような格好や顔立ちではなく、きれいなモデルさんみたいな。外見じゃなくて、ギャルは中身が大事なんかも。


少女をじっとみていたら、少女はキャディーの前で立ち止まって、りまちゃんのほうをみて言った。


「店長、買い出し終了しました。お店を開けるまであと1時間37分です。それまでにもどってきてください」

よくみると、その少女はどこか見たことがあるような気がした。

どこでだろう。

ていうか、すっごいきっちりしている子だな、あの子もギャルなの?


そんな疑問がうかんだが、心のなかに止めておくことにする。


私が見とれていると、少女は、キャディーへはいっていった。

「りまちゃん、あの子はだレ?」「だから、りまたん!」「ああ、ごめんなさい。りまたん?」

無理矢理りまたんと言わされたが、なんだかそう呼ぶことで親しさをもった気がした。
よし、これからはそう呼ぼう。


「あの子ね、私の妹なの。ジェービの従業員!」「え、妹?!」

正直、すごく驚いた。

あの顔立ち、どこかみたことあるって、りまたんだったんか・・・

お人形のように可愛らしいりまたん。そして、モデルさんのような顔立ちの妹さん。


母親はさぞ綺麗なんだと思う。


「妹さんがあんなに綺麗で、りまたんもかわいいんだから、お母さんも綺麗なんだろうなぁ。お母さんはどんなひとなの?」


興味本意だった。

世間話程度だった。

りまたんをもっと知りたいと思った。

ただ、それだけ。

それだけだった。

ただ・・・ただ・・・・


「何言っているの。私には母親なんていないよ。ここにいるキャディーの皆もよ。私たちは、親に捨てられたの。親が嫌で。いなくて。寂しくて。悲しくて。ここに集ったの。心にとめておいて」

悲しそうな顔をしてりまたんは言った。

私は、ただただ呆然と立ち尽くすことしかできなかった。



「ま、そんな暗い話しはやめて!じゃ、気持ち切り替えてレッツラゴー!」

りまたんは、そういい走り出したが、りまたんのその笑顔はくもっているように思える。

「まりえってぃ早くー!!」「うん!今いく!」



私は、はじめて彼女等のおかれた冷たい境遇に居合わせたような気がした。







Re: その姫 change the ギャル。 ( No.6 )
日時: 2016/01/23 11:01
名前: ことり ◆E09mQJ4Ms. (ID: A2yHVZ/p)


「古城様、まりえ様が…」



___「何だと?今すぐ探し出せ!」

*



「美容院?」「そー、まずは外見からっ」

まじですか。

美容院なんて…私、この髪型以外似合わない気がする…

ギャルってどんな髪型すんのよ。

「えと、まりえちゃんってゆうの?担当のももてぃでーす!よろしくっ」

「あ、はい、よろしくお願いします」


担当さんのノリの高さに驚いた。
ギャルは、みんなこんなもんなのか?

わけわからん…

「では、シャンプーからいきまーすっ」

ももてぃさんがそう言ったとき、私は気持ちさのあまり眠ってしまっていた。


*


「まりえってぃ!起きて!」

「ん…えっ、なにこれ」

「かわいーっまぢ可愛いっ」

鏡にうつる私は、くるくるツインテールをしていて、髪色も明るくなっていた。

見かけは、確かにギャルっぽい。

いや、でもでも、

「なんか横でふわふわ揺れてるの落ち着かないんですけどー!」

「慣れればだいじょぶだいじょぶーっ」

もうりまたんのテンションについていけない。

「じゃ、次はジェービでお買い物っ、あと開店まで45分しかないからっ行くよ!」

「え、りまたんっ」


私は、りまたんに拉致され、ジェービへ向かった。

どんなふうに生まれ変わるのだろうか、楽しみだ。

Re: その姫 change the ギャル。 ( No.7 )
日時: 2016/01/23 11:09
名前: ことり ◆E09mQJ4Ms. (ID: A2yHVZ/p)

のわわわわわっ、名前、間違えて投稿してしまったあああ。

でも削除するのもったいない(´△`)
名前は、編集できないし…

って、ことで種明かしですっ←はや、

どもっ、ブランシュことことりです!

ことことりって笑
というのは、さておき…

いや、本当は完結間際に発表をしたかったのですが…
まぁ、私のバカなミスにより、しょうがないと。
どちらにしよ、種明かししようがしまいが更新の遅さはかわらないと←

これからものろのろ更新ですが、よろしくお願いします!


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