コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ドラゴンと生きる日々
- 日時: 2015/08/01 12:59
- 名前: Jack. (ID: 5RAlDtaS)
こんにちは!Jack.と申します。今回は初投稿となっております。更新速度が遅くなったりしたらすみません。一日2つ位のスペースを目指して頑張ります!(できるとはいってなi)
この小説を投稿した理由は、小学生の頃(5,6年位。今は高校。)「ドラゴンって存在するのか?」「ドラゴンは何処にいるんだ?」「他の名前で呼ばれてるのか?」etc…を思ったからです。まあ、ドラゴンを信じない人もいるでしょうけど自分は蛇に爪と羽と足と手がはえたやつと思ってます(笑)こんな自分ですがよろしくお願いします完結はさせる…と思います!
- Re: ドラゴンと生きる日々 ( No.1 )
- 日時: 2015/08/01 18:13
- 名前: Jack. (ID: 5RAlDtaS)
この話は、今の時代より少し前の時代の話です。江戸…等とは少し違った時代の話です。まあ決まった時代とは言い難いですが…『暗黒時代』です。少し衰退しているその国にはまだ衰退していない物もあり…というと時間がかかるのではっきり言うとその国…いや世界にはドラゴンが住んでいました。そして、この話は一人の少年と、もう一人の少女のお話です。少年の名前はシン、少女の名前はレイです。
ドスンッ!…
シン「いてて…」
またベットから落ちた…と思いながら立ち上がると
母「またベットから落っこちたの!?」
シン「ごめんごめん…ってわざとじゃないんだけど…」
母「何度落ちたら気が済むの!?それと早く高校行かないと遅れるよ!」
シン「って、ああそうだった!でも時間に余裕があるから安心しなよ〜」
母「って言っていつも遅れてるじゃないの!」
シン「いや、こんな長話するからだと思う。話かけないでくれ。」
母「あんたが原因を作ってるんでしょ!」
シン「痛い痛い!叩くなって!」
10分後…
シン「まぁ…分かったからもう行ってくるよ。」
母「気を付けてね!」
シン「…はーい(小学生じゃないんだから分かってるっつうの…)」
レイ「あ!先輩!久しぶりです!」
シン「おお、レイか、久しぶりだな。」
レイ「…何ですかその薄い反応は…またベットから落っこちて怒られたんですか?」
シン「い、いや違うけど。」
レイ「顔に嘘って書いてありますよ…それじゃあ高校頑張ってくださいね!」
シン「そっちも中学頑張れよ!」
と、言いつつもついに高校に着いたが…どうやら時間はギリギリだったらしい。
???「おい!まだ髪切ってないのか!肩まで伸びてるぞ!」
シン「からかうなって…仕方ないだろ。」
ちなみに、友人のショウだ。やんちゃな部分もあるけどいい奴だ。
ショウ「仕方ないって…いい加減に切った方がいいぞ。女子にからかわれたくないんなら…の話だが。」
シン「あいつらはいいだろ。もうあんな奴らの煽りは克服したし。」
ショウ「本当かぁ?顔に嘘って書いてあるぞ!」
シン「(こいつ…後輩と同じ事言いやがって…)ふーん。」
ショウ「あれ?本当に克服したのか?」
シン「…心へのダメージは多いけど…」
ショウ「それは痛々しいな…おっと、授業始まるぞ。」
と、マイペースな俺だが今日の午後にこんな事が起きたのだ。
シン「あぁ…やっぱ高校疲れるなぁ…」
レイ「あ、先輩!」
シン「ん?レイか…」
レイ「一緒に帰りましょうよ!家近いですし!」
シン「ん、いいけど。」
その約10分後、空を見上げたら…
シン「あぁ!俺もそんな事が…あ?」
レイ「どうしたんですか先輩?ん…?あれは!」
2人『ドラゴンだ!』
そう、その時見たのはドラゴンだった。明らかに本物だ。天空はバッサバッサと飛んでいる。ドラゴンが出ると言っても、一ヶ月に一回位しか見られない。
シン「あれは…ファイアードラゴンの種の緑か!」
レイ「久しぶりに見ましたよ本物…」
と言いつつも家に到着。さっそくニュースにも報道されている。
シン「おお…俺がさっき見たのと同じだ…!」
母「えっ!実際に見たの!」
シン「ん?ああ、さっきレイと一緒に帰ってて…」
母「へぇ、良かったわね見れて!」
シン「俺も将来あんなのに乗ってみてぇ…」
父「ドラゴンだと?くだらない。」
母「ちょっと貴方…」
父「実際に会えない奴なんて、見てもしょうがないじゃないか!」
爺「わしは見れなくても嬉しいがのぉ…めでたいのぉ。シンも、将来実際に見てみたいじゃろ?」
シン「ああ!勿論だ!」
ドンッと音と共に、
父「ふざけるな!会えない物を見て何が楽しい!?」
その時シンはキレてしまった。
シン「会えなくてもいいだろ!俺は将来会ってみせるぞ!」
父「出来ないくせに何を言っている!ならやって見せろ!」
シン「…ッ……分かった!じゃあ今日準備してやる!明日には俺は出るぞ!…そして条件がある…!俺がドラゴンを連れて帰ったら土下座しろ!」
父「フン、やってやろう。無理だと思うがな。」
母「ちょ、ちょっと…」
爺「…そうじゃ!それでこそ男じゃ!シンよ、立派に育ったのぉ。わしも実物で見てみたい!だからこの勝負に勝つのじゃ!」
シン「…ありがとう!勝って見せる!絶対に!」
その次の日。
母「…本当に行くの?」
シン「ああ…準備は出来ている!」
爺「よし!じゃあ行ってくるのじゃ!…そして土産にドラゴン一匹わしのも取ってきてくれぬかのぉ…?」
シン「ああ!分かった!」
父「俺はそんなデカブツ遠慮するがな…」
シン「じゃあ…行ってくるよ…」
と、行って外を出た時に誰かとぶつかった。
とりあえず一話終了です!結構時間かかりましたw次は明日か今日の8時頃投稿すると思います!
- Re: ドラゴンと生きる日々 ( No.2 )
- 日時: 2015/08/01 20:29
- 名前: Jack. (ID: 5RAlDtaS)
二日目 仲間と一緒に
シン「いてっ…すみません。許してください。何でもしm…ってレイ!?」
レイ「先輩!?どうして?」
シン「…家出した…」
レイ「私もです。」
シン「は?何で?」
レイ「親がドラゴンの存在を認めないからです…なのでドラゴンを持って帰ってくることにしました!」
シン「うーん…あいにくだが俺もなんだ…だから…その…一緒にいかない?」
レイ「いいですよ!…というかまずどこ行けばいいんですかね…」
シン「えーと、まずドラゴンを見つける為には卵から見つけなきゃだから…確か『ドラゴンの洞窟』と呼ばれている所があるらしい。卵を持ってる帰るのは自由だが、責任は持って帰った人が負う。これは決められてる事だな。」
レイ「で、肝心な道は何処へ行けば?」
シン「南側の森だ。」
レイ「うーん、少し遠いけど行けるんではないでしょうか?」
シン「そうだな、じゃあ行こう!」
レイ「でもあんまり人目につかないようにしましょうね…」
ちなみに今は朝の4時である。見つかる確率は少ないだろうけど注意して行かないとならない。
そしてやっと一つの森に着いた。
シン「よし!やっと着いたぞ!今は…えーと…8時か。」
レイ「まずどうします?食料持ってきてますけど…」
シン「俺は緊急用の為に釣りで魚を釣るぞ。」
レイ「じゃあ私は食べ物の用意をします。」
10分後…
シン「5匹…まあまあだけど良いだろう。」
レイ「せんぱーい、出来ましたよ!」
シン「おお、ありがとう…って、やっぱ缶詰めとかか…」
レイ「仕方ないじゃないですか。まぁ満足してください。」
それから10分後…
シン「ちょうど良かったな。それじゃあまた歩くか!」
レイ「分かりました!」
そのまま歩いててひとつ思うことがシンにはあった。
シン「…自然ってこんなに良いんだなぁ…」
レン「そうですね…」
川の流れる音、風に揺らされる葉の音、鳥の鳴き声。こんなに良いのは久しぶりだろう。
レン「(先輩、先輩。)」
小声で聞こえてきたから小声で返す。
シン「(なんだ?)」
レン「(ちょっと茂みに隠れましょう。)」
シン「(えっ、ちょっ、うわぁ!)」
レン「見てください、あれを。)」
その時目に入ったのは羽が葉のドラゴンがいた。
レン「(たしか…リーフドラゴンの種の亞種ですね。レアですよ。)」
シン「(でたら襲われるか?)」
レン「(怪しまれると思います。ちなみに葉を集めて風で飛ばしてくる攻撃をしてくると思います。)」
シン「(風圧の威力はすごいもんな。)」
レン「(葉も早く飛んでくるので当たったらけがをします。)」
シン「(はえ〜)」
リーフドラゴン「グオ〜ッ…」
シン「(おお、飛んでったぞ。)」
レン「ふう!襲われないかとひやひやしました。」
シン「自然って凄いなぁ。」
レン「本当ですね。」
シン「じゃあまた歩くか。」
レン「そうですね。」
約2時間後…
シン「昼飯は魚にしようぜ!」
レン「火はどうするんですか?」
シン「うーん…火起こしをやってみる。」
レン「私は準備しときますね。」
10分後…
シン「火が起きたぞ!はぁ…はぁ…」
レン「本当に起こしたんですか!?ちょっと草とか持ってきます。」
じゃあ俺は木の棒を持ってくる。」
シン「ん?あぁそうだその前に何処まで来たか確認しよう…」
シン「う〜ん…まだまだだな…まぁ先は長いか…」
続く
- Re: ドラゴンと生きる日々 ( No.3 )
- 日時: 2015/08/02 14:44
- 名前: Jack. (ID: 5RAlDtaS)
三日目 川を越して
シン「歩くの疲れないか?休もう休もう。」
レイ「先輩、それ17回目ですよ。」
シン「疲れたんだから仕方ないだろ!…というかルートも確認しとかないとだしなぁ。」
レイ「もう何km歩いてきたんですかねぇ。」
シン「えーと…今は午後の5時で……16km歩いてきたな。」
レイ「あと何kmですか。」
シン「……29km…」
レイ「うわぁ…」
シン「さっきからドラゴン見つけたら隠れたりそして歩いてのループは疲れるよ。いっその事堂々と歩いていこうぜ。」
レイ「先輩はそれでもいいですよ。私はしませんけどね。」
シン「は?先輩見捨てるとか後輩の屑だな(苦笑)」
レイ「は?何て言ったんですか?私本気で怒りますよ?」
シン「すいません許してください。なんでもしますから。」
レイ「早く行きましょうよ。」
シン「そういえば、寝るときってどうすんの?森で寝て襲われない?」
レイ「あ…私も思ってたんですけど交代で見回るしかないと思うんですよ。」
シン「俺寝るから見守っててよ。」
レイ「先輩、人間の屑ですね。先輩の事嫌いです。」
シン「嘘だよ。とりあえず虫は避けたいから小さい木の家みたいのを作るしかないな。」
レイ「(先輩の寝顔見たいから見守ってる側でも良かったんですけど…)そうですね。いい提案ですね。」
シン「じゃあ6時まで歩き続けてみるか。」
レイ「そうですね。暗くなると不安ですから。」
1時間後…
シン「さっそく作るか…まずそこらに落ちてる枝集めないとな。サバイバルセットは持ってきてる。」
レイ「じゃあ私も持ってきますね。」
20分後…
シン「はぁ…こんだけあれば足りるだろ…。」
レイ「問題は自分に合った小屋みたなのを作れるかですね。」
シン「とりあえず木材を自分に合ったくらいに切る。まずは床作り、壁、屋根と順にやろう。寝るためだけに使うし、使った木材は持ち歩けばいい。」
レイ「そうですね。今回は頭が冴えていますね(苦笑)」
シン「うっ…そうだな…。」
2時間後…
シン「よぉし!出来たぁ!」
レイ「私も出来ました!犬小屋みたいな感じですけど…まぁ大丈夫ですね…」
シン「次は食事の準備だ!」
一時間後…
レイ「ふわぁ…眠いですね…。」
シン「魚焼き上がったぞ。食べるか!」
レイ「おいしいですね。(モグモグ)」
シン「そうだな。食べ終わったら寝るか…」
30分後…
レイ「お腹いっぱいです。それじゃあ寝ましょうか。おやすみなさい。」
シン「お休みなさい。……(今のうちに次のルート確認しとくか…結構進んだな…あともうちょいか。)」
続く
- Re: ドラゴンと生きる日々 ( No.4 )
- 日時: 2015/08/02 20:37
- 名前: Jack. (ID: 5RAlDtaS)
4日目 洞窟を発見
シン「うーん…」
レイ「どうしたんですか先輩?」
シン「その…道忘れたんだけど…帰れるかなぁ…って…」
レイ「いやいや、地図あるんだから地図見て帰ればいいじゃないですか。」
シン「いや、森の細かい所までは載ってないだろ。」
レイ「い、いや大丈夫ですって……多分…」衰退した国がどれだけ不便かという事を知った。
シン「まぁ進もうぜ。近いしな。」
レイ「えっ、早くないですか!?」
シン「何言ってんだ、今日は準備だぞ。」
レイ「あぁ、そういうことですか。」
シン「洞窟付近まで行ったら、洞窟より横側で準備するんだ。ちなみに少し遠い所でな。」
レイ「へぇ。何でですか?」
シン「洞窟は音が響くぞ?しかもドラゴンが万が一来たら…襲われるぞ?」
レイ「あぁ、そういう事ですね。」
そして歩き続けていたら…
レイ「いてっ…何ですかこの石……ってここは…んぐっ!?」
シン「(喋るな、洞窟付近だぞ?)」
レイ「(んっ…んぐんぐ。)ぷはっ!」
シン「よし、少し離れるか。」
十分後…
シン「じゃあ準備するか。まず卵を持ち込むバック、ランタン、そして…持って来る卵の確認。」
レイ「私はアイスドラゴンの水色です。」
シン「うーん…俺はファイアードラゴンの赤で…爺ちゃんはグラウンドラゴンでいいか。地上型のドラゴンだ。」
3時間後…
シン「じゃあ寝るか。それじゃおやすみ〜。」
レイ「おやすみ〜。」
続く。
- Re: ドラゴンと生きる日々 ( No.5 )
- 日時: 2015/08/04 14:55
- 名前: Jack. (ID: 5RAlDtaS)
5日目 ついにこの日が来た
レイ「先輩!先輩!起きてください!」
シン「なぁんだぁ…まだ暗いじゃないか…(困難)」
レイ「い、いや早く起きてしまったので…」
シン「俺をなんで起こす必要がある?おやすみ。」
レイ「先輩まっt」
シン「Zzz…」
レイ「…寝ちゃった…」
レイ「一人は嫌なんだけどなぁ…」
レイ「…………」
レイ「………寝よう。」
2時間後…
シン「ふあぁ…よく寝たなぁ…」
レイ「Zzz…」
シン「おい、レイ。起きろ。そろそろ行くぞ。」
レイ「Zzz…」
シン「(こいつ…寝たフリ嫌味を出してるような…)あ、じゃあ俺一人で行くからな。バイバイ。」
レイ「すいません。やめてください。」
シン「やっぱりな。早く朝ご飯食べろよ。俺は食べ終わったからな。」
レイ「…はい…」
30分後…
レイ「よし、じゃあ行きましょうか。」
シン「そうだな。緊張する…」
レイ「早いですよ〜それじゃあランタンつけて…じゃあ入りましょうか。話かけないでくださいね。」
シン「分かってるって。」
そしてそのまま中に入っていった。暗くて不気味だ。
シン「(確かにドラゴンは住みやすいかもしれないな。さてと、長そうだな。)」
5分後…
レイ「(先輩!見てください。)」
シン「(聞きづらいな…何だよ?って…すげぇな。)」
目に入った所はどこを見てもドラゴン、ドラゴン、ドラゴン。全てがドラゴンだ。
シン「(じゃあ探すとしますか…)」
シン「(えーと…ファイアードラゴンは…)」
シン「(…赤はあいつか……卵をもらいますよっと。)」
シン「(爺ちゃんは…グラウンドラゴンの緑でいいか…)」
シン「(レイ、取れたか?)」
レイ「(ばっちりですよ。)」
シン「(じゃあ行くか)」
レイ「(ん…ふえ…ふええっぶしょーい!)」
ドラゴン「グワ?グワァーッ!!」
シン「馬鹿!何やってんだ!早く逃げるぞ!」
レイ「すいません!」
シン「走れ!外まで出るぞ!」
3分後…
シン「外に出た…はぁ…ここなら大丈夫…追ってこないだろ…」
レイ「危機一髪ですね…」
シン「お前が悪いんだろ…ったく…」
レイ「すいません…すいません…」
続く
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