コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 17歳からの訳ありの青春
- 日時: 2015/08/21 11:53
- 名前: かんな (ID: lEHXqtcI)
初めまして!かんなです(´-`).。oO どうかよろしくお願いします!
中学生のときにこれを利用しててまたやりたくなったのではじめました!
コメントとかしてくれると嬉しいです!!
できるだけ更新できるように頑張ります!
この話はまだ部活として出来ていない軽音部に強制入部させられた女子高生の
基本ギャグでたまに真面目でちょっと恋があるかもしれない青春物語です。
軽音好きな人もそうじゃ無い人もぜびみていってください!
- Re: 17歳からの訳あり青春 ( No.1 )
- 日時: 2015/08/20 21:59
- 名前: かんな (ID: lEHXqtcI)
登場人物
水野 空-みずの そら- 2年生 ボーカル担当
・一応主人公。 登場人物の中で一番まとも
・ダンス部だったが、雰囲気と実力が追いつかず諦めて退部した。
・自分にあまり自信がなく人に合わせる癖がある。変えたいと思いつつも変えられない自分がいる。成績だけは自信ある。
・歌は幼い子から好きでよく好きバンドの歌を歌ってる
・好きなもの→邦ロック、可愛いもの、オムライス
赤坂 陽-あかさか ひなた- 3年生 ギター担当
・軽音部(仮)の創立者であり部長
・容姿端麗で運動神経もよく成績優秀で完璧
・身長がかなり小さくチビと言われるとキレる よく二つ結びしてるから童顔が目立つ
・少し強引だけど明るく男勝りな性格で姉御肌
・好きなもの→ダンディなおじさん、合気道、お肉
黒沼 大地-くろぬま だいち- 2年生 ベース担当
・学年でも有名な不良でよく授業さぼってる。
・おばあちゃんと小学生の妹と3人暮らし
・目つきが悪いのと色白なのを気にしてる
・口調が悪くてぶっきらぼうだけど根はいい人。
・好きなもの→猫(隠してる、昼寝、家族
桜川 桃子-さくらがわ ももこ- 2年生 キーボード担当
・ぱっと見黒髪ボブの小柄で可愛らしいふわふわ系女子
・優しそうに見えて笑顔で毒舌発言する
・ど変態で可愛い女の子大好き(男子ではありません
・人と同じことがあまり好きじゃない。
・好きなもの→可愛い女の子、ホラー映画、スイーツ
森山 和樹-もりやま かずき- 3年生 ドラム担当
・軽音部(仮)の副部長
・イケメンで頭もよくて家事もできるのに残念なイケメンと呼ばれてる
・優しく可哀想な役回りが多いけど、スイッチが入ると豹変する
・ヘビメタ好きなのは軽音部(仮)しか知らない
・好きなもの→肉じゃが、ヘビメタ、スポーツ観戦
白井 雪乃-しらい ゆきの-2年生 ダンス部
・空の親友で元々ダンス部で仲よかった
・ダンス部に戻ってきた欲しいと密かに思ってる
・成績優秀で美人で近づきづらいと思われてるが中身は割と乙女
・クール系の美少女
・好きなもの→数学、少女漫画、ショートケーキ
金山 和也-かなやま かずや-2年生 サッカー部
・空の幼馴染で良き理解者
・サッカー部の次期エースと言われている
・イケメンで運動神経抜群だけど、どとどど天然で鈍感
・雪乃と同じクラス
・好きなもの→サッカー、コロッケパン、空の一番好きなバンド
藤村 紫音-ふじむら しおん-2年生 ダンス部
・髪もいつも巻いててバッチリメイクしてて目立つ
・ダンス部の中心的存在
・同じクラスの和也のことが気になってる…?
・ダンス部を辞めた空をあまりよく思ってない
・好きなもの→メイク、ファッション雑誌、くまのぬいぐるみ
山田-やまだ- 3年生
・生徒会長
・陽のファン。陽からはメガネと呼ばれている
・少々弱気で作中で一番可哀想なキャラ
・陽曰く頭が固い
・好きなもの→きゅうり、陽、坂本龍馬
こんな感じです!
- Re: 17歳からの訳あり青春 ( No.2 )
- 日時: 2015/08/20 22:39
- 名前: かんな (ID: lEHXqtcI)
プロローグ
ー今までお世話になりました。
まるで感情のこもってないお礼を言って立ち去った。
いや、今までお世話になったのは本当だ。なにしろ高校生活の一年間の
ほとんどを捧げたものだったからだ。
あんなな引き止めてた先生ももう何も言わない。 別にいい。むしろありがたいことだ。変に言われ申し訳ない思いするより全然いい。
私も今日着るはずだった部活着を着た同級生横を無言で通り過ぎる。
同級生が気まずそうにこちらを見るが無視する。
そうやって私が部活を辞めたのは1学期最後のテスト前だからもう2週間前になる。
テストが終わり今日から夏休み。
いつもなら部活に行ってたけどこれからは行くこともない。
かといってすることもなかった。
何をしよう…暇だな…。
これからの退屈な高校生活どうしよう…。そう考える私は自分の青春はもう終わったものだと半ば諦めていた
が
こんなことになろうとは思ってもみなかった。
まだ何も知らない私は退屈そうな顔をして学校の帰り道を歩いていた。
- Re: 17歳からの訳あり青春 ( No.3 )
- 日時: 2015/08/21 23:14
- 名前: かんな (ID: lEHXqtcI)
1話
あっっつい。 たまらなく暑い。
今日は学校の夏期講習があったから久々に外に出たけど本当に暑い。
ずっと冷房が効いた室内にいた私の身にはとてもきつい。
学校に行くのは憂鬱だ。暑いし、なにより
〜〜♪♪♪
5!6!7!8! 1、2.、3、4!
ほら!!そこずれてるよ!! はい!!
ダンス部がいるからだ。 辞めてからしばらく時間は経ったものの、こうして元々いた部活が活動しているところの横を通るのは、とてもきまずい。うちの高校のダンス部は講堂か体育館でやっているのだが、しばらく講堂が工事で使えないし、かといって体育館も他の運動部でいつも使えるとは限らない。 今日は運悪く使えない日だったらしく廊下でやっていた。
夏期講習の教室はダンス部の練習してるろうかを通らないといけないから本当に気まずい。
やっとの思いで着いて授業をうけても、暑いし部活のこと考えちゃうしまともに身に入らない。
やっと夏期講習が終わってもすることがないし暇だから中庭で部活でも見ていた。
中庭はあんまり人がいないし日陰もあるので涼しいし落ち着くから、1人でぼーっと過ごすには最適だと思う。
汗水たらして運動している同級生達は、新米帰宅部の私からは眩しく見えた。
はぁ…みんな頑張ってるな。 青春だな。
ぼんやり眺めてたらいつのまにか小声で歌ってたらしい。
不意に後ろから声をかけられた
あの…そこの歌ってる人…?ちょっといいですか
聞きなれない声に夢から覚めたように振り返ると
中学生……いや。うちの高校の制服着てるから高校生がいた。
- Re: 17歳からの訳あり青春 ( No.4 )
- 日時: 2015/08/21 23:20
- 名前: かんな (ID: lEHXqtcI)
2話
見ると、目の前に私と同じ高校の制服を着た、背が小さく童顔で、長い髪を二つ結びにしてる女子生徒が立っていた。いわゆる仁王立ちってやつで。
「………はい????」
急に声をかけられて相当間抜けな返事をしてまった。
「もうっっ!!!今なにこのちっこいのとか思ったでしょ!!小学生かよ!とか思ってたでしょ!!失礼ね〜…」
まって、なにこの小さい人(失礼)。 確かに小さい人だと思うけど自分で地雷踏んでない!? 確かに高校生には見えないけど、小学生とまでは思ってないし…てか急になんなのこの人。
不機嫌そうな小さい人はぽんぽんぽんぽん早口でなにか言ってるけど早すぎて聞き取れない。
「〜〜でさ…って聞いてる!!????? 一応私3年!あんた2年でしょ?一つ上なの!先輩なの!!」
え。
後輩ならまだわかるけど え、先輩…。年上…。失礼だが見えない((断言
確かにネクタイについてる学年カラーのネクタイピンは青…3年だった。
ちなみに2年生は赤。
「え、あ、ごめんなさ…「ま、仕方ないわね。で、本題なんだけど。」
あ、そうだ。さっきから衝撃的すぎてどうして声かけられたかのさえ忘れてた。
「わたしたまたまさっきあなたが中庭で小声で歌ってるの聞いたの。」
うっっわそれはなかなか恥ずかしい。 「口止めの代わりに○○しろ」とかだったらどうしよう…。このひと面倒くさそうだし十分あり得る。
嫌な予感しかしなかった。
しかし目の前の小さい人…先輩は、わたしの嫌な予感の斜め上を行った。
「単刀直入にいうね。わたしあなたの歌声に惚れたの。」
は?笑笑
急にそんなこと言われても何も言えない。
「軽音部はいらない??? いまボーカル募集してるの。お願い!!!!はいって!!」
衝撃的すぎて私はしばらくなにも返せなかった。
どうやら私の嫌な予感はあながち間違ってなかったみたいだ。
- Re: 17歳からの訳あり青春 ( No.5 )
- 日時: 2015/08/21 23:28
- 名前: かんな (ID: lEHXqtcI)
3話
小さな先輩は驚いてる私をほっといて、また1人で話し出した。
「いや〜笑笑急にごめんね笑。 わたし3年2組の赤坂 陽。太陽の陽って書いてひなたってよむの!よろしくね♪」
「は、はあ……」
展開が早すぎてもはや突っ込めない。軽音部ってなに。ボーカルってなに。そもそも軽音部って廃部したんじゃなかったっけ…てかこの人誰!!???
「あのね。私いま軽音部作ろうとしてるんだけど、今四人しかいないのよ〜。部活って5人以上じゃないと新しく作れないから人手が足りないの! しかもギターとベースとドラムとキーボードできる人ならいるけど、ボーカルがいないの!!」
それでわたしに入れってことか…。 でもなんでわたしなんだろう…。 小さな先輩はまだ話を続けた。
「で、ボーカル探してたらナイスタイミング!!!なところにあなたがいたわけ。あまりにもうまいからびっくりしちゃった!どう?歌うほど唄好きならやってみない??」
確かに歌は好きだ。 小さい頃から歌ってたし今もストレス発散で1人で歌うこともある。 自慢じゃないが、カラオケとかに行くと歌でよく褒められてたけど…
正直めんどくさい。
てかこの人ほんとうに信用していいのだろうか…。
「ま、私がやってもいいんだけどぉ…。みんなは他の人のほうがいいって言うしさ…」
私としてはぜひそうしてもらいたい。
やる気のなさそうな私の顔を見て不服そうに思った小さな先輩は、まだ話を続けた。
「じゃあさ〜2年の水野さんの歌声まじ綺麗ー!!!っていってSNS。ソーシャルネットワークサービス に流して拡散させていいの??」
「は!!???てかどうやって拡散するんですか…」
しまった、は!?なんて向こうは"一応"先輩だ。 いや、この際そんなことどうでもよくなってくる。
「え、聞き惚れたから思わず録音しちゃった」
そう言うと、真顔で小さな録音機をポッケから取り出し私に見せつける。 ふざけてない、この人本気だ。本気だと逆に怖い。
「はぁ!!!!!!?????????」
目上の人への礼儀なんてこのときもう忘れていた。
まあ、向こうは人として最低限の礼儀を忘れてるから問題ないだろう。
今まで無邪気で厄介な人だと思ってたけど…
「てかなんで私の名前知ってるんですか…」
「見りゃわかるじゃん。上履き。」
「………あ。」
無邪気の子供レベルを越して相当強引でめんどくさい人だ。
「どうせこんな時間にここにいるってことは暇なんでしょ??じゃ、決まりだね!! ま、見学だけでもいいからさ、ね??」
見事に図星です。 この人さっきから人の思ってること当てたり超能力でもあるのかな…。
「あ!!今たまたま部員全員いるから。まあ私入れて四人だけど笑 付いてきて!!!!はやく!! 」
そんな小さい体でどっからその力が出て来るんだってくらい強い力でぐいぐい引っ張られて
私は 軽音部(仮)の部室の目の前に強制的に連れてこられました。
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