コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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バネと役者。
日時: 2015/09/12 13:16
名前: miki* (ID: YhMlOecY)

おひさしぶりです!mikiです!
、、、といっても覚えているかたはいないとおもいますが(笑)

早速ですが、これは、私が前にに書いていたものです。
わけあって途中から更新することができず、
ひさびさに探してみると過去ログになっており、
続きを書くことができなくなっていました。。。

ということで、これからまた更新していきたいと思います!
カメさん更新ですが、優しく見守ってください(*^□^)
出きる日に、出来るだけ多く更新していきたいと思います。



┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬
┼┼┼┼┼目次┼┼┼┼┼
┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴

登場人物  →>>008

00*プロローグ
       →>>001

01*部活
    #01 →>>002
    #02 →>>003
    #03 →>>004

02*学級
    #01 →>>005
    #02 →>>006
    #03 →>>007
    #04 →>>009

03*入部
   #01 →>>010

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Re: バネと役者。 ( No.7 )
日時: 2015/09/08 01:31
名前: miki* (ID: 1hluJEzQ)

02*学級

#03

「あら、桜沢さん、早くグループに入りなさい。」

「は、はい」

カリナちゃんは、グループ作りに乗りおくれて、1人でウロウロしてた。
6人グループだから、まだ5人グループにいけばいいのに。
うちのグループも5人しかいないのに、なんで来ないの?

「桜沢〜、こっちきなよ。」

アヤミちゃんがいきなり言った。

「そうだよ〜、うちらまだ5人だし。」

サヤカちゃんが便乗して誘ってる。
私はこの2人が言うなんて思ってなかったから、びっくりした。

カリナちゃんのほうを見たら、とてもおどおどしてて…
いつものカリナちゃんじゃなかった。

「早くこいってのー」

アヤミちゃんがボソッとつぶやいた。
怖かった。
それが聞こえたのか、カリナちゃんは急いで私の隣に座った。

2人がクスっとわらう。

「じゃあ、このプリントに書いた通りに観察して、レポートにまとめてね〜」

先生がプリントを配る。
えっと、最初は花の花粉の採集か…

プリントを読んでいると、隣のカリナちゃんからメモが回って来た。
先生の目を盗んで開いて見る。

《怖い。助けて。》

二言だけ、かかれていた。
きっと、アヤミちゃん達の事だ。
でも、助けてって言われてもなあ…

そういえば、なんでカリナちゃん、嫌われてるんだろ?
どうしてアヤミちゃん達の前だとこんなに大人しくなっちゃうんだろ?

___小学校の時、何があったんだろ…

気付いたら私はそのメモを制服の胸ポケットに入れて、

「先生、気分が悪いので保健室行ってもいいですか?」

といって、カリナちゃんを付添人に教室を出ていた。

バネと役者。<学級 #003終>

Re: バネと役者。 ( No.8 )
日時: 2015/09/08 01:12
名前: miki* (ID: uFFylp.1)

△▼△▼登場人物△▼△▼

主人公
  金井マリエ 12歳 7月11日生
       1年2組 演劇部員

中村ナズナ  12歳 4月29日生
        1年5組 バスケ部員

藤澤エリカ  13歳 4月10日生
        1年4組 陸上部員

桜沢カリナ  12歳 12月25日生
        1年2組 演劇部員

大宮アヤミ  12歳 9月9日生
        1年2組 演劇部員

幸 サヤカ  12歳 10月31日生
        1年2組 演劇部員

三木ユキナ  13歳 4月2日生
        1年4組 演劇部員

江野沢マミ  12歳 6月11日生
        1年4組 演劇部員

佐々木ナズナ 13歳 1月23日生
        2年1組 演劇部員

神田ユウコ  13歳 11月9日生
        2年3組 演劇部員

加藤ミズキ  13歳 6月15日生
        2年4組 演劇部員

江藤レイカ  14歳 8月26日生
        3年1組 演劇部長

大野 カホ  14歳 7月24日生
        3年4組 演劇部副長

星名 アイ  15歳 4月4日生
        3年1組 演劇部員

高城ミレイ  15歳 4月4日生
        3年1組 演劇部員

田中 ミク  14歳 2月23日生
        3年3組 演劇部員


Re: バネと役者。 ( No.9 )
日時: 2015/09/08 17:56
名前: miki* (ID: /TdWvv73)

02*学級

#04

「マリエちゃん?大丈夫?気分悪いって…」

カリナちゃんが心配そうに気にかけてくる。
それを横に、私は黙って誰もいない保健室へかけこむ。

「あ、先生もいない、マリエちゃん、休んでて、今先生呼んでくる!」

「待って!」

保健室からでようとしたカリナちゃんの腕を掴んだら、カリナちゃんはビックリした顔で私をみる。

「マリエちゃん…?あれ、どうしたの?」

「どうしたの?」

「……え?」

「アヤミちゃんとサヤカちゃんのこと。小学校の時なにかあったんでしょ?」

「………なにも‥ないよ‥。」

「うそ。」

「うそじゃない!」

「じゃあ!…じゃあ、このメモはなんだったの?」

胸ポケットに入れたメモを取り出して、目の前にだす。

「《怖い。助けて。》ってさ…アヤミちゃん達の事だよね?」

「………」

「なにが…あったの……?私でよかったら聞くよ。」

そう言うと、カリナちゃんは涙を流してた。
今までみたことない、哀しい顔。

「なんでも…ないって…言ってるでしょ…」

「あっ、まって!」

そういった後、カリナちゃんは走り去ってった。
………私、ちょっとおせっかいだったかな。

その後私も保健室を出て、皆のいる理科室に戻ることにした。

バネと役者。<学級 #004終>

Re: バネと役者。 ( No.10 )
日時: 2015/09/12 13:25
名前: miki* (ID: YhMlOecY)

03*入部

#01

「失礼しまーす」

私はアヤミちゃんとサヤカちゃんと3 人で演劇部の部室に入る。 カリナちゃんはあの後、理科室にも教 室にもいなくて……。先生に聞いたら、 体調不良で帰ったって聞いた。 ……悪い事しちゃったな。

「はーい、あ、この前の……どうしたの?」

見学に行った時に優しく話しかけてく れた先輩が、また笑顔で接してきてく れた。

「どうしたの、レイカ」

「あ、うん。この前見学に来てくれた子なんだけど……」

『レイカ先輩』っていうんだ……。

「あ、入部金もってきました。入部…… したいんですが……。」

「私達もです、よろしくおねがいします」

アヤミちゃんがつづけて言う。 そしたら、レイカ先輩は優しく微笑ん で、

「入ってくれるの?!ありがとう!」

綺麗だった。笑顔も、レイカ先輩のな にもかもが輝いて見えた。

そういえば、この前の新入生歓迎会の劇では、ずば抜けて演技うまかったな……。確か……白雪姫の、王妃様。

意地悪な役になりきってた。最初はホ ントにそういう人かと思って、怖いな とか思ってたけど、この笑顔を見る と、全て演技だったんだなって思う。

「すごいねー、一気に3人も。ねえ、 レイカさん。」

「もー、何よ、私は関係ないない。ほら、カホ、ちょっと手伝って。いろいろ書いてもらわないといけないから さ。」

「はいはーい」

カホ先輩って人は、少しクールで、バサバしてるって感じかな。確かこの前の劇では、王子様役してた。とってもカッコ良かった。

「ユウコ、ちょっと職員室行って先生 呼んできてくれる?」

「はいっ、分かりました!レイカ先 輩!」

2年生のユウコ先輩が急いで呼びにい く。 ユウコ先輩は小学校の時、家が近くて よく遊んだ。とっても明るくて、皆の人気者だった。

「じゃあ、ここに名前とクラスと番号 だけ書いてね」

私達は名簿に名前を書いて、少し先輩 たちと話していた。

バネと役者。<入部 #001終>

Re: バネと役者。 ( No.11 )
日時: 2015/09/24 20:32
名前: miki* (ID: C9n6E2JV)

03*入部

#02

「じゃあ、皆集まってー」
「はーい」

レイカ先輩の呼びかけに、部員が集まる。

「それじゃ、私とカホはこの子達の入部手続きの手伝いをしてくるから、これにかいてあるエチュードしてて。ミレイ、ちょっとよろしく。」
「ほーい!じゃあ、みんな、あっちいこっか。」

エチュード…?なんだろう。ああ、なんか初めての事だらけでわかんないな。
私達3人は、部室の隣の教室に移動した。

「じゃあ、ここに必要事項書いてね。」
「はい。」
「あ、先生、これ入部金でーす」
「あー、はいはい。しかし嬉しいわね、3人一気に入ってくれて。」
「ですね!次の劇、人数多いのができますよ♪」

レイカ先輩が嬉しそうに答える。
次の劇、というのは、7月にある、お楽しみ会で全校の前でする劇のこと。3年はこれが最後の劇になる。私達とは、最初で最後の劇。
どんなげきするのかな、楽しみ!

バネと役者。<入部 #002終>


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