コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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ネコミミゲート
日時: 2015/09/07 02:22
名前: Litchi (ID: ???)  

小説かくの初心者でデビュー作品になります。
文章がおかしい箇所やタイプミスなどあるかもしれませんので悪しからず。
キャラクターは増えていく予定です。
ネコミミ生やしたキャラクターがあんなことやこんなことをして余生を謳歌するストーリーです。
期待しないことをおすすめします

カオスです

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Re: ネコミミゲート ( No.10 )
日時: 2015/09/09 22:38
名前: Litchi (ID: ???)  

「「......えっ」」
「だから、神様に会ったんですー」
「...それマジ?」
「本当ですー。私、人間になってからモノが綺麗に見えるようになったので、この瞳は嘘をつきません」
  こういう話は聞いたことないなぁ。話がごちゃごちゃしてきたよ。
「私、頭から落ちてるときに走馬灯を見たんです。で、思い出がフラッシュバックしてるときに、しにたくないしにたくない〜って願っていたら、神様に会ったんです」
「へえ...変わった話だね」
「み..2号、続きは?」
私もミキも頭の中グルグルだよ、2号。

「えー、コホン。わたしの幻覚かもしれませんが、いかにも神様!ってかんじの人が現れて、『まだ生きていたいかい?』って聞かれたんです。それで、私はうなずきました。そしたら、神様は指をぱちんって鳴らして消えちゃいました。それから...わたしが目を開けると、こんな姿になってて、これ以上は覚えてないんです」

めちゃくちゃだけど、信じようと思えば信じられるような話だ。

「1号ちゃん、これは本当って捉えていいよね?」

ミキがこっちを向いて首をかしげる。

...ちょっと待てよ。
何故私は『神様に会った話』を違和感なく受け入れることができた?
何故私は2号と同じネコミミが生えてる?
そして2号は前の記憶がなく、私はネコミミが生えてることが当たり前のように日々を過ごしてきた...?
デジャヴ。

「1号ちゃん?どうしたの?」

これは、なにか怪しい!!!

「事件だっ!事件のニオイがするよ!!ミキ、2号、私なにか思い出せそうな気がする!」
「ほんと?!」
「くんくん...事件のニオイってどんなのです〜?」
「私、なにか怪しく感じるんだ!2号がこんな姿になったのも、神様の話も、どこか心にあたる節があってさ」
私、なにか分かりそうな気がする。
「手がかりがあれば、だけどね」
「ズコー」
ミキのこけ芸が炸裂した。

すると、2号の尻尾がピンと立った。
「それでは、この3人で原因を追跡する、ってのはどうでしょう?」
「「いいじゃん!」」

2号の提案に賛成して、私たちは「変わり身現象調査グループ」を結成したのだった。

さて。今日は知恵をつめすぎちゃったかな...
ミキと2号に別れを告げ、家まで帰る。今日は宿題もないし、外は真っ暗だ。
はやく帰って寝よう。

ざっと入浴を済ませて、髪の毛が乾いてないまま布団にもぐる。
あー、幸せ。
今日は眠いから寝るかー...
こうして私の奇妙な1日が終わるのだった。

Re: ネコミミゲート ( No.11 )
日時: 2015/09/09 23:15
名前: IA (ID: w2QxUPin)

神様にあって人間?になったとな…
よくわかりませんね…でも続きを楽しみにしてますね。ゆっくりで構いませんので頑張って下さいね
それではまた明日

by i

Re: ネコミミゲート ( No.12 )
日時: 2015/09/10 01:37
名前: Litchi (ID: ???)  

うー...
自分文章書くの苦手なので練習がてら頑張るつもりです。
創作はそんなに甘くないことを知りました(笑)
ちょっとはマシになるといいな...

Re: ネコミミゲート ( No.13 )
日時: 2015/09/14 00:45
名前: Litchi (ID: ???)  

〈視点:???〉

...ここはどこだろう。
視界がぼやけていて、体を動かそうにも動けない。
暗闇。
私は何をしたのだろう?

「......?」
辛うじて、声は出せるようだ。
私は力を振り絞って、もう一度体を動かそうとしてみた。
すると同時に、体じゅうに激痛がはしる。
「...ッ?!」
全身を打ちつけるような、激しい痛み。
私は気を失いそうになる。
目を閉じそうになるのをぐっとこらえ、耐える。
何が起こってるのかわかんないけど、ここで一生終えてたまるか...っ!!

突然、声がした。
「キミは『死にたくない』と望んだね」
視線をうつすと、そこには白く輝く布をまとった人物が、光を発しながらたたずんでいた。
顔まではよく読み取れない。
後ろで一つに結った髪は金にひかり、静かになびいている。
甘く優しい、男性とも青年ともとれる声。
私は答えた。
「...ああ。何が...あったのか....知らねえが..ここで、死んだら恥だ!!!」
ただ、この状況を切り抜けたい。
その気持ちを目一杯にこめて、叫んだ。
「...わかった」
謎の声の持ち主は、すこし悲しげな表情をして返す。
「ボクが未熟で、すまない」
途端に謎の声の持ち主の体と私の視界は、輝く光に包まれて見えなくなった。

そこで、私の意識は切りはなされる。

Re: ネコミミゲート ( No.14 )
日時: 2015/09/14 20:36
名前: Litchi (ID: ???)  

ジリリリリリリリ....
...朝だ。
学校へ行かないとなぁ。
適当に目玉焼きでも焼いて朝食を済ませ、歯磨きして顔洗って制服着て家を出る。
通学路を走っているとき、ふと思い出した。
そういえば2号、今頃どうしてるかなー...
まぁ昨日の情報だって嘘かもしれないし、幻覚だもんね。
こういうことを気にしてるとモヤモヤして仕方がないから、すぐ忘れるようにしてる。
学校に着いた。

「ミキおあーっす」
「あっ1号ちゃん今日も元気だねぇ」
「えへへ〜...じゃなくて!!2号はどうしてるの?」
「2号は...家にいるよ?何か変わったことは、あまりないかも」
「ならいいけどさ〜、突然なんだけど、私今日変な夢見ちゃって」
「変な夢って?」
...っとここで、チャイムが鳴った。

今日はもう、人間化現象が気になって全然授業に集中できなかった。
おかげで先生に何度もバインダーで叩かれ、私の頭には瘤の三倍アイスクリームが建設された。
いたた...

放課後を知らせるチャイムが鳴った。
そろそろ帰らなきゃだなぁ。
「んじゃね、1号ちゃん!」
「ばいばーい」
「あっ、帰ったら連絡するね」
「えっなにを」
「ほら、夢の話とか、2号の話とか」
「りょうかいだよ」
まずは、家路を急ぐことにした。


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