コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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二重人格らしいが、私は関係ないはずっ!(>□<)100突破!
日時: 2015/11/13 18:33
名前: クッキーコロッケ (ID: fNGurB8b)

あり得ない感じのラブコメです。


11/7・・・キャラクター紹介、変更。来てくださった、お客様。
11/8・・・参照100突破!ありがとうございます!番外編。

【キャラクター】

烏川恋歌からすがわれんか:普通、平凡、日常を願ってる女子。
宇佐見和也うさみかずや:毒舌。二重人格の一人。背が低い男子。
犬塚翼いぬづかつばさ:気弱。二重人格の一人。髪が肩まである。
山崎虎輝やまざきこうき:穏やか。優しい。二重人格の一人。アホ毛がある。
熊谷嵐くまがいあらし:ツンデレ。二重人格の一人。不良っぽい男子。
馬場涼ばばりょう:クール。二重人格の一人。眼鏡をかけている。

×増えます×

【お客様】

*冬野悠乃さん*
私の駄目小説に来てくれた、第一号様です!同じ二重人格の小説を書いていて、
文才があるお方です。本当、凄い人です!

*てるてる522さん*
未熟者の私の駄目小説を面白いと言ってくださった、神様です(真顔)
しかも「とても」面白いって言ってくださって…本当に涙が出そうです(涙)

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Re: 二重人格らしいが、私は関係ないはずっ!(>□<) ( No.7 )
日時: 2015/11/04 19:09
名前: クッキーコロッケ (ID: aw1kgo/k)


3、カチッ

まぁ、入学式定番の校長先生の話が終わり…。
なんと、今日は!もう下校!
イェーイ!下校だぁーー!

ドンッ

恋歌「わ!」
??「うわ!」

いったー…。
一体、誰とぶつかった…?
って、誰って言っても、知り合いは多分いないと思うけど。
いたら、逃げるわ。

??「す、すみません!」
恋歌「…いえ、大丈夫…です」

え、何この子。
背が高いのに、気弱?
そんなに怖くなかったし、知り合いでもない…。
まさに、パーフェクト少年!!
ネクタイの色が青だから、同じ一年生か。

??「…」
恋歌「それでは…」

カチッ

カチッ?何だろう…、まぁいっか。
私は下駄箱に向かった。





恋歌「ん?あれは…宇佐見和也?」

今日、私を助けてくれた、恩人様…!
ありがとうぐらいは、言った方がいいよね?

恋歌「宇佐見くーん!」
和也「!?」

カチッ

またカチッ?
今日は、カチカチデーだなぁ〜!
そんなことより…!

恋歌「宇佐見く…」
和也「ひぃ!」

宇佐見君は顔を真っ青にして、一歩下がる。
………?
クラスの時の威勢はどこいった?
上から目線の王様みたいな感じだったのに…。

恋歌「宇佐見君、あのさ、私が男子に馬鹿にされた時、助けてくれてありがとう」
和也「助けた?僕が?」

え…何か可愛いんですけど。
同じ上でも、上目遣いは反則だーー!

和也「もしかして…」

カチッ

まただ…。
このカチッは一体何?

和也「…」
恋歌「宇佐見君?」

私は宇佐見君の肩を優しく叩く。
さっきの上目遣いは、どこいった。
くそかわ…ゴホン。

和也「貴方は…烏川恋歌さん…」
恋歌「宇佐見君、大丈夫?さっき、怯えてたから…」
和也「!?も、もしかして、『もう一人』の僕に会いましたか!?」

も…もう一人の僕…?

NEXT…




Re: 二重人格らしいが、私は関係ないはずっ!(>□<) ( No.8 )
日時: 2015/11/05 01:24
名前: クッキーコロッケ (ID: aw1kgo/k)


4、馬鹿

和也「!?も、もしかして、『もう一人』の僕に会いましたか!?」

も…もう一人の僕…?

恋歌「もう一人の僕って、どういうこと?」
和也「話を聞いてなかったんですか?もう一人の僕は、もう一人の僕です」
恋歌「は?」
和也「だから、そのまんまの意味です。やっぱり、馬鹿には分からないんですね」

…はぁ!?
何?恩人様だから、ありがとうって言ったら、何かカチッって鳴るわ、
怒られるわ…訳が分からん!
しかも、生意気&毒舌!

和也「そうえば、何しに来たんですか?」
恋歌「はぁ!?何しにって…ありがとうを伝えに来たの!さっき助けてくれたから
ありがとうって言おうとしたら、怯えてたじゃん!」
和也「やはり、会ったんですね」
恋歌「は?だから何に?」
和也「もう一人の僕と。ハァ…馬鹿は本当に馬鹿ですね」

はぁ!?何こいつ。
馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿言ってきて…!
もう知るか!帰ろう!

和也「ちょっと、待ってください」
恋歌「嫌だ」
和也「…」

グイッ

恋歌「わっ。手、引っ張らないでよ!」
和也「貴方が素直に付いていけば、問題は無いはず。馬鹿は本当、馬鹿ですね」
恋歌「馬鹿馬鹿言われた相手に付いてくる訳が無い!」
和也「とにかく、黙っててください!」
恋歌「誰が黙るか!アホー!」

NEXT…


Re: 二重人格らしいが、私は関係ないはずっ!(>□<) ( No.9 )
日時: 2015/11/05 22:43
名前: クッキーコロッケ (ID: aw1kgo/k)


5、二重人格

結局、カフェに来ました…(泣)
何で、私が、こんなカフェに来なきゃならないの!?
もう最悪…!
…まぁ、このコーヒーが美味しいから、いんだけどさ…。

和也「よく飲めますね。ブラックコーヒーを…」
恋歌「そういう宇佐見君は甘党なんだ…。じゃなくて!用件!プリーズ!」
和也「…プリーズの発音、おかしいです。プリーズの発音はplease!はい!」
恋歌「プ…please!じゃなくて、何?用件は!」
和也「…さっき、怯えてたって言ってましたよね?」
恋歌「うん」
和也「二重人格って、知ってますか?」
恋歌「うん、まぁ…」

二重人格って、二つの人格のことでしょ?
いつもの自分と、もう一人の自分みたいな?
よく漫画とかアニメとかである、ありあり設定な感じだよね〜。

恋歌「でも、その二重人格がどうしたの?」
和也「貴方にあまり言いたくありませんが…」

じゃあ言うなよ。
と、心の中で突っ込む私であった。

和也「僕は…二重人格、なんですよ」
恋歌「…二重…人格…。二重人格?え、嘘…」
和也「本当なんです…」
恋歌「…へぇ〜…」
和也「やはり、信じてないですね」
恋歌「信じてるよ。叫びたいけど、ここカフェだし」
和也「貴方は空気読めない人かと思ってました」
恋歌「はぁ?」

でも、まぁ…二重人格か…。
実際にあるんだなぁ。二重人格。
と、言うことは…。
私はノートとペンを取り出した。

和也「?一体、何をするんですか?」
恋歌「状況を理解するため、一応書いとく」

私は、『宇佐見和也:毒舌→気弱』と書いた。

和也「毒舌から気弱って酷すぎますね。まぁ、馬鹿になるよりはマシですけど」
恋歌「酷いね、宇佐見君。…あのさ、宇佐見君」
和也「何ですか?」
恋歌「他にも二重人格の人がいるかも」
和也「それは、どうでしょうか?」
恋歌「とにかく、二重人格の人を見つけるために、行動しよう!」
和也「…は?」

NEXT…

Re: 二重人格らしいが、私は関係ないはずっ!(>□<) ( No.10 )
日時: 2015/11/06 19:09
名前: クッキーコロッケ (ID: aw1kgo/k)

6、諦めないで

次の日…

昨日、宇佐見君は用事を思い出したと言って、帰った。(て言うか、人を呼んで
おいて、自分が先に帰るとか…無いわー)

恋歌「あ、宇佐見君。おはよう!」
和也「…おはようございます」
恋歌「嫌がってる顔、ヤメテ」

さすがに傷つくんだけど…!

恋歌「そーえば、昨日の覚えてる?」
和也「はい。覚えてますよ。でも、無理です…」
恋歌「?何で…?」
和也「この高校に何百人の生徒がいると思ってるんですか?」
恋歌「…分かってる。何百人いるかなんて…そんなこと、分かってるよ」
和也「分かってるなら…」
恋歌「それでも、諦めたら終わりだと思う」

私はクルッと、宇佐見君の方を向く。
そして、宇佐見君の手を握った。

恋歌「ある漫画に、こんな名言があったんだ。『諦めたら駄目だ。未来を
見つけるため、諦めずに前を進め』だから、宇佐見君も諦めないで、前を進んで」

すると、徐々に宇佐見君は顔を真っ赤にした。
あれ、何か可愛い…。

和也「あ、あまり見つめないでください…。それに手…」
恋歌「手?ああ…ごめん」
和也「…」
恋歌「後、昼休み、中庭で待ち合わせね!」
和也「…分かりました」

宇佐見君の言う通り、二重人格の人はいないかもしれない…。
でも、同じ人がいるかもしれない…。
頑張らなくっちゃ!

??「…」

NEXT…

Re: 二重人格らしいが、私は関係ないはずっ!(>□<) ( No.11 )
日時: 2015/11/07 01:12
名前: クッキーコロッケ (ID: aw1kgo/k)


7、犬塚翼

あっという間に、お昼休み…

恋歌「お昼だー!」

さてと、中庭に行きますか。
でも、その前に、ジュースを買わなければ。
高校って、意外に便利なんだけど、勉強が…。
いかんいかん。そんなこと考えてたら、駄目だ!

??「…」


何か、視線を感じる…。
けど、まぁいっか!
そう思いながら、歩いた。





和也「遅い」
恋歌「別にいいじゃん!ほんのちょっと遅れたって!」
和也「本当、馬鹿は馬鹿ですね」
恋歌「はぁ!?馬鹿馬鹿言わないでくれる?」

ほんのちょっと遅れただけなのに…!
本当、宇佐見君って最低!

和也「それよりも、何故呼んだのですか?」
恋歌「え、あ、うん。あのさ、部活をやってみない?」
和也「部活…ですか?」
恋歌「そう。多分、部活をつくれば、来ると思うんだよね。」
和也「…部活名はどうするんですか?まさか、二重人格部なんて考えてません
よね?」

ギクッ!

さ、さすが宇佐見君…。鋭い…。
その?反応に気づいたのか、宇佐見君はため息をついた。

恋歌「じ、じゃあ、二重部か人格部!」
和也「ただ二つにわけただけですよね?」
恋歌「そーだけどさ…。じゃあ、変わり部は?」
和也「貴方、壊滅的にネーミングがダサいですね」
恋歌「それ、家族にも言われる…」

そうじゃなくて!
でも、この高校、意外に変わってる人が多いんだよねぇ…。
先生も変わってる人が多いし、すぐokしてくれるかも。

和也「もう変わり部でも、何でもいいですから、書いてください」
恋歌「…」

腹立つわ〜〜〜〜〜!!!!!
何それ、酷すぎる!
今すぐぶん殴りたい。本当、ガチで。

??「ワーッ!」
恋歌、和也「「!?」」
恋歌「あれ…貴方は、昨日ぶつかった…人」
和也「名前を知らなかったのか?」
恋歌「うん。聞かなかった」

と言うか、何でいる?
もしかして、さっきの視線は…この人?

和也「彼は、犬塚翼ですよ」
恋歌「犬塚…翼…?」
翼「痛たた…」

NEXT…


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