コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 愛さないと死んじゃう呪い。《祝!参照100超え!》
- 日時: 2015/11/16 21:20
- 名前: リヴ (ID: dDPEYPay)
暴君魔王少女が勇者にかけられた呪いは。
「誰か私を愛しなさいっ!」
愛してくれないと死んじゃう呪いでした。
暴君。でも本当はお友達が欲しい魔王少女、メルエラ。
彼女は無事生き残れるのか__
さあ、愛しなさいっ!
+*+*
こんいちは、リヴという駄作者です。
若干ファンタジーなコメディを書きます。戦闘は無論なし。
もうすぐで伴奏の日が…。死ぬ。
+*+*
〜駄作者の雑談〜
最近学校で『愛してるゲーム』をやってるんですよ。
ルールは簡単、相手に嘘告白をして照れさせたら勝ち!
ノリのいいやつとやんないと楽しくないです。
男子にやったら物凄く照れてて「あはははははっっ!!!www」って大爆笑してやりました。
楽しいので是非やってみてください!
- Re: 【さあ貴方】愛さないと死んじゃう呪い。【愛しなさい!】 ( No.1 )
- 日時: 2015/11/09 18:14
- 名前: 僞露狗 (ID: 5j0aAg4P)
ども。カロクです。
この小説、とても楽しみです。
沢山コメント貰えるといいですね!
更新頑張って下さい!
これからも応援してます!(っ・ω・c)
- Re: 【さあ貴方】愛さないと死んじゃう呪い。【愛しなさい!】 ( No.2 )
- 日時: 2015/11/09 20:08
- 名前: リヴ (ID: d4ff9UDO)
>>僞露狗さん
どーも。コメありがとうこざいます。
楽しみと言ってもらえて嬉しいです(ニヤニヤ
次本編いきたいと思いますので、待っていてくださいッ!
- Re: 【さあ貴方】愛さないと死んじゃう呪い。【愛しなさい!】 ( No.3 )
- 日時: 2015/11/09 20:22
- 名前: 僞露狗 (ID: iWD.qGKU)
了解です!!
待ってまーす!(*´∇`*)
- Re: 【さあ貴方】愛さないと死んじゃう呪い。【愛しなさい!】 ( No.4 )
- 日時: 2015/11/09 20:27
- 名前: リヴ (ID: d4ff9UDO)
キラキラとした玉座の間、と言うべきであろう場所に、勇者クリオと魔王メルエラが対峙していた。
玉座に座るのは幼い子供。
白銀の髪に、不思議な色合いの銀色の瞳。その容姿は神秘的であったが、ずり落ちている王冠と小さな身体に不似合いな玉座。子供がふざけて座ったようにしか見えなかった。
しかしその少女は、かの魔王、メルエラだった。
そして対峙する全身金ぴかの男。髪はさらさらの金髪、瞳は澄んだ蒼色。その顔立ちは凛々しく、美しい。
その身を守る黄金の鎧は玉座の間のシャンデリアに反射して、目が痛いくらい光っている。
この男こそ勇者クリオだった。
「あたしは魔王メルエラなにょ、なのよ!頭が高いわよ!」
「俺は勇者クリオ。王国で俺を待っている人達の命を背負ってやって来た。何としてでもお前に勝つ!」
だあんっ!と一歩踏み出すクリオ。メルエラは肩をびくっ、と震わせ、その振動でいかにも高そうな王冠がもふもふの赤い絨毯の上に落ちる。
「な、あたしは何もしてないわよ!それは、前の人格の魔王がやったことでしょ!」
魔王メルエラは、不老不死であった。しかしその記憶量故、記憶が一杯になるごとに人格が破棄され、新しい人格ができる。前の魔王が傍迷惑な戦闘狂で、その迷惑を今のメルエラが被った、というわけだった。
しかし相手は勇者。魔王を倒す存在である。
彼にとって人格とかは関係ないのである。
「俺たちにとっては関係ない!勝負だ、魔王!」
可哀想なのは今のメルエラであった。
- Re: 【さあ貴方】愛さないと死んじゃう呪い。【愛しなさい!】 ( No.5 )
- 日時: 2015/11/10 07:53
- 名前: リヴ (ID: d4ff9UDO)
- 参照: http://estar.jp/work/novel/23802329/愛されないと死んじゃう呪い%E3%80%82?_=1&_from=
「はあっ…はあっ…。つ、かれたぁ…。」
ぱたん、とメルエラは冷たい地面の上に倒れ伏した。
その小さな体はぼろぼろで、お気に入りの赤いマントは土で汚れていたり、破けている。
あの後。
いくら魔王と言っても新しい人格のメルエラはまだ子供。戦闘のやり方など知っているわけがない。
そこで側近たちが命懸けで勇者からメルエラを逃したのだ。
「リドも、メリーも、ケレスも…大丈夫かな。」
不安そうに、倒れ伏しながら呟く。
彼女にとって側近とは従者ではなく、大切な『友達』なのだ。
「そうだ…状態、状態確認…。」
この世界には、ステータスとかいう便利なものはない。しかし、自分の最低限の状態がわかるようにはなっている。そして上位者であるメルエラは状態の詳細もわかるようになっていた。
状態確認、と意外にもはっきりした声でメルエラは呟く。
「ぅえ、呪い…?」
メルエラは、その小さな手で目を擦った。
しかしそこにはやはり『状態:呪い』と書かれたウィンドウが浮いている。
メルエラは、ちょんっ、と呪いの文字に触れる。
ピッ、という機械音とともに呪いの説明欄が表示される。
そこには確かに。
『定期的に誰かの情(恋情、友情、愛情)をもらわないと死ぬ。不老不死でも死亡する。』
と。
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