コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 男子三人の色々な事情
- 日時: 2015/11/14 23:08
- 名前: クッキーコロッケ (ID: fNGurB8b)
プロローグ…
「私は何故気がつかなかったのだろう…」
一人の男の子は、人を笑顔にさせる王子様。
また一人の男の子は、強引だけど優しい王子様。
最後の男の子は、暗くて後ろ向きだけど、頑張り屋さんな王子様。
でも、この三人の王子様は悩みがあった。
ずっと…ずっと…ずっと…言えない悩みがあった。
「ああ、神様。
私は王子様を助けられるのでしょうか?」
そう言うと、お姫様の目の前に神様が現れた。
神様は、答えた。「助けられる」と…。
「どうすればいいのでしょうか?」
それは________________
- Re: 男子三人の色々な事情 ( No.3 )
- 日時: 2015/11/15 20:38
- 名前: 桃美 (ID: SDPjcky.)
たのしー!!二回読んじゃいました!!
- Re: 男子三人の色々な事情 ( No.4 )
- 日時: 2015/11/15 22:26
- 名前: クッキーコロッケ (ID: fNGurB8b)
桃美さん、読んでくれてありがとうございました。
未熟な私の小説を読んでくれて、本当にありがとうございます。
失敗することが多いかもしれませんが、また来てくれると嬉しいです。
- Re: 男子三人の色々な事情 ( No.5 )
- 日時: 2015/11/15 22:45
- 名前: クッキーコロッケ (ID: fNGurB8b)
事情3、夕日
紗希「早く帰ろ」
私は大事に貰った絵本を持った。
すると…
燈火「紗希!」
伊藤君が私を呼んだ。
一瞬、私は戸惑ったが、伊藤君に近付いた。
燈火「途中まで一緒に帰らない?」
紗希「…え?」
燈火「嫌だったかな?」
紗希「嬉しいです。ですが、私なんかと帰ってしまって、いいんですか?」
燈火「全然!むしろ、嬉しいくらい!」
嬉しい?
伊藤君の顔を見ると、真っ赤になってた。
燈火「特別な意味じゃないから…!」
紗希「特別?」
燈火「…分かってない?」
紗希「はい、全然分かりません…」
燈火「…はぁ〜〜…」
紗希「!?」
伊藤君は、いきなりしゃがみこむ。
私、何かしちゃったかな?
燈火「気にしなくていいよ。俺の勘違いだから…」
紗希「?」
燈火「ヨシッ!帰ろっか!」
紗希「はい?」
伊藤君と一緒に帰った時、久しぶりに夕日が
綺麗に見えた。
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- Re: 男子三人の色々な事情 ( No.6 )
- 日時: 2015/11/16 19:52
- 名前: クッキーコロッケ (ID: fNGurB8b)
事情4、転校生
紗希「転校生?」
小明「そう!転校生が来るらしいんだ!」
この子は綾瀬小明。
私の唯一の友達だ。
性格はサバサバしていて、正義感がある子。
まるで、私とは反対の性格だ。
小明「まぁ、転校生は置いといて…。じゃーん!」
小明は私にスマホの画面を見せつけた。
というか、転校生は置いといてって…。
小明「ムーンナイトの新曲が出たんだよ!」
紗希「ムーンナイトって、確か…」
小明「今人気のアイドル!しかも、私達と同じ高校二年生なんだってさ!」
紗希「へぇ…」
小明「その上、一人で活動していて、めっちゃイケボ!もう、惚れてしまう!」
紗希「…」
小明、最近、イケボ男子にハマってるな〜…。
紗希「いいよね、小明は」
小明「は?何で?」
紗希「やりたいことは、とことんやる…みたいな?」
小明「は?あたしなんかより、紗希の方が結構やってると思うんだけど」
紗希「…いやいや、んなわけない」
小明「まぁ、いいや。とにかく、新曲の『おめでとう』を聴いて!」
おめでとうって…。
すると、ガラッっとドアが開いた。
先生「お前ら〜、席つけ〜!」
皆はドタバタと自分の席に戻った。
私はその様子を見てる。
先生「転校生、紹介するぞ〜。入れ」
??「はい…」
ガラッ
転校生は綺麗に名前を書いた。
字、上手すぎ…。
私なんて、雑だから。
ZATSU☆
で、名前は…柳沼翠君って言うんだ…。
翠「僕は柳沼翠って言います。本を読むことが好きです。よろしく
お願いします…」
先生「柳沼と仲良くやれよ。後、席は…綾瀬の隣な」
ということは、私の斜め前か…。
仲良くなれるといいな…。
翠「…」
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- Re: 男子三人の色々な事情 ( No.7 )
- 日時: 2015/11/16 22:29
- 名前: クッキーコロッケ (ID: fNGurB8b)
事情5、本
次の時間は化学か…。
嫌だなぁ。だって、苦手なんだもん。
って、ヤバッ。筆箱忘れた。
小明「紗希、どうしたん?」
紗希「筆箱忘れた。先行ってて」
小明「オッケー」
私は急ぎ足で教室に向かった。
ガラッ
紗希「急ごう…」
バサッ
紗希「うわ!?」
確か、ここの机、柳沼君の…。
落っこちたのは、本?
私は落ちた本を拾った。
紗希「涙と希望と絶望と…。この本、知ってる…!」
確か、女の子が主人公で、二人の男の子が出てくる話しだよね。
一人の男の子は、何故か喋れなくて。
もう一人の男の子は、何故か耳が聞こえなくて。
でも、それには理由があるんだよね…!
病気とかじゃなくて、トラウマみたいなのが合ったらしいけど…。
途中までしか読んでない…。
紗希「じゃなくて、早く戻ろう!」
私は勢いよくドアを開けた。
翠「!?」
紗希「柳沼君!?」
翠「あの…先生が光沢さんを呼んでこいと…」
紗希「ご、ごめん!柳沼君に悪いことしちゃって…」
翠「いえ、全然大丈夫です…」
ああ…柳沼君に悪いことしちゃったな…。
ちゃんと、シャキっとしないと!
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