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男子三人の色々な事情
日時: 2015/11/14 23:08
名前: クッキーコロッケ (ID: fNGurB8b)

プロローグ…

「私は何故気がつかなかったのだろう…」

一人の男の子は、人を笑顔にさせる王子様。

また一人の男の子は、強引だけど優しい王子様。

最後の男の子は、暗くて後ろ向きだけど、頑張り屋さんな王子様。

でも、この三人の王子様は悩みがあった。
ずっと…ずっと…ずっと…言えない悩みがあった。

「ああ、神様。
私は王子様を助けられるのでしょうか?」

そう言うと、お姫様の目の前に神様が現れた。
神様は、答えた。「助けられる」と…。

「どうすればいいのでしょうか?」

それは________________


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Re: 男子三人の色々な事情 ( No.1 )
日時: 2015/11/15 00:44
名前: クッキーコロッケ (ID: fNGurB8b)


事情1、図書室

紗希「それは…何!?」

どうも、私は光沢紗希。
ごく普通の女子高生。そして、今、絵本を読んでいました。
絵本を読んでいる高校生なんて、見たことありませんよね?
まぁ、そんな私が絵本を読んでた理由は、小さい頃、覚えていませんが
ある男の子から貰ったんです。その絵本を…。
でも、その男の子は言ったんです。
「僕がいなくなってから読んでね」と…。
そして、その男の子がいなくなった。
私は、その絵本を開けた。そして、最後の方のページを開くと…
ページは破れてた。

紗希「何でページが破れてるんだろ?」

名前も顔も覚えてない。
覚えてるのは、絵本を貰ったときのことだけ。
いつも思う。この先を知りたい、何故破いた?と…。

「「「「「キャーーーーー!!!!」」」」」
紗希「!?」

廊下?
うるさいなぁ…。
ここは図書室なのに。
まぁ、ここの図書室はあまり使われてないんだけど。

紗希「はぁ…。王子様か…」

王子様。きっと格好いいんだよなぁ…。

ガラッ

??「図書室…だよね?」
紗希「は、はい!」

私の目の前に現れたのは…王子様でした。

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Re: 男子三人の色々な事情 ( No.2 )
日時: 2015/11/15 19:08
名前: クッキーコロッケ (ID: fNGurB8b)


事情2、笑顔

??「久しぶりだな…図書室に来るの」
紗希「へぇ…」
??「君しかいないの?」
紗希「はい」

私以外にも図書委員の子はいる。
だけど、どうせ来ないなど言って、委員会の仕事をやらない。

??「あのさ」
紗希「ひゃ、はい!」

か、噛んでしもうた…。
恥ずかしい…!
だって、男子と話すの久しぶりだし!
噛むのは当たり前!!

??「オススメの本って無いかな?」
紗希「オススメ…」

確か、合ったような…?
あ!思い出した!
私は本を取り、その男子に渡した。

??「これは…?」
紗希「少年と妖精のお話です!少年は最初、弱くて何も出来なかったんですが、
妖精に出会い、少年は強くなるんです。でも、少年は強くなるだけでは駄目と
気がつき、妖精と旅に出るんです。そして、旅をして出会い、仲間達と一緒に
世界を救うんです!しかも、一人一人の人物に名言が合って…」

って、喋りすぎた…!?
絶対、変な子って思われるよね?

??「…借りてもいいかな?」
紗希「え…?」
??「君が話してくれたから、読みたくなっちゃったよ!」
紗希「ありがとうございます!えーっと…」
燈火「俺は伊藤燈火。よろしく!」

私は伊藤君の笑顔を見て、ドキッっとした。
本当の気持ちをちゃんと出してる笑顔だった。

紗希「伊藤君…。あ…」

そうえば、思い出した。
伊藤君って、確か学園で人気がある男子だった。
しかも、ファンクラブがあるって…。
それでさっき、女子が騒いでたのか。

燈火「えっと、君は…」
紗希「私は、光沢紗希です。よろしくお願いします!」
燈火「紗希…か」
紗希「私、最後鍵を閉めますので…」
燈火「あ、うん。分かった」

伊藤君は先に出た。
私は伊藤君が出た後、パソコンをシャットダウンしてから図書室を出た。
それで、鍵をかけた。

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