コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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魔法が使える世界
日時: 2015/12/10 20:25
名前: 胡桃 ◆/GgRTOxpqo (ID: dQt5LOir)

☆*,初めの挨拶,*☆
はじめまして。胡桃と申します。これから、小説を書いていこうと思います。書く小説の名前は、魔法が使える世界です。
魔法系の小説です。書くのは、初めて何ですが、良かったら見ていってくれると、幸いです。

☆*,プロローグ,*☆
何も無い日々が続いて行く。そんな何も無い日々だったと言うのに、まさか・・・魔法の世界に行く何て。
これから、悪者と戦う?そして、魔法を習わなければならない?どうして私がそんな事をしなければ駄目なの?

☆*,注意.お願い,*☆
小説のアドバイスを言うのは良いですが、悪口は書かない様にお願い致します。
たまに来れない時や、小説を更新しない時が有ります。ご了承ください。
面白いと思った小説には、コメントをしたいと思います。その時は、宜しくお願いします。

☆*,目次,*☆
第一話 魔法使いになる少女
>>1 >>2 >>3 >>5 >>8 >>10
>>12 >>13 >>14 >>17
第二話 魔法の練習は難しい
>>18 >>19 >>20 >>21 >>22

☆*,読み方について,*☆
「」は普通の会話文
()は心の中で思った事
『』は小さな声(音)
【】は凄く大きな声(音)

☆*,コメントしてくださった方々,*☆
てるてる522様
音無 凰様
コメントありがとうございました。

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Re: 魔法が使える世界 ( No.1 )
日時: 2015/12/06 20:26
名前: 胡桃 ◆/GgRTOxpqo (ID: 2bESk3K2)

第一話 魔法使いになる少女
ここは、特に変わった様な所でもなく、何も無い町。そんな中で、一人の少女が、部屋で寝転がっていた。その名前は、春風菜々子。中学三年生のしっかり者だ。勉強や運動は出来る。性格も優しい。何もかもが完璧な少女。もちろん、学校でもかなりの人気が有る。だが、幽霊や宇宙人等の話は信じない。そして、菜々子には、父が居ない。離婚をし、今は母と菜々子だけで暮らしているのだ。母は、仕事に行っているらしく、今は家に居なく、菜々子だけだった。そんな少女は、今はやる事が終わったらしく、自分の部屋で寝転んでいる。
「あぁ、やる事無いし、出掛けようかなぁ・・・」
何とも女子らしい部屋で、独り言を言った。と、そんな時、友達から遊びに誘われていた事を思い出した。その友達の名前は、桃宮由美。いつも、菜々子に支えて貰っている。菜々子は、早く行かなければ、約束を破る事になってしまう。少し焦り、家の鍵を閉め、急いで由美の家に走った。十分後。ようやく由美の家に着き、「桃宮」と書いてある隣にピンポンを押す所が有った。そこのピンポンを鳴らすと「ピーンポーン♪」と言うよく聞き慣れている音が、菜々子の耳にも小さく聞こえた。由美の耳にも聞こえたらしく、閉じていた玄関の扉が開けられた。
「あっ!菜々子!いらっしゃ〜い!入って!」
と、由美がニコニコとした顔で出て来た。菜々子は、少し遅れたが、何も言われないのが良かった。と、心の中で思っていた。「うん。」と喜んだ顔で返事を返した。そして、由美の部屋に入った。どうやら、母は菜々子と同じで、仕事に行っているらしい。父は、買い物に行き、少し留守番をしていろと言われている。そこで、菜々子と遊ぶ約束をしたらしい。菜々子は、由美の部屋へと足を踏み入れた。由美の部屋に入ると、よく見ているピンクと赤の家具が沢山の部屋だった。
「さ、座って!おやつも有るよ〜。何しよっか?」
いつも通り、菜々子と由美は楽しく話をしていた。だが、十分ぐらい立つと、由美がいきなり変な事を言い出したのだ。

Re: 魔法が使える世界 ( No.2 )
日時: 2015/12/06 19:13
名前: 胡桃 ◆/GgRTOxpqo (ID: 2bESk3K2)


「ねぇ、何か変な声しない?」
と、意味不明な言葉が、由美の口から出て来たのだ。菜々子は、幽霊等は、一切信じない。そんな事を言った由美は、少し可笑しいと思い、菜々子は気のせいだと言い返した。
「変な声?気のせいだと思うけど・・・」
そう菜々子が言うと、由美は「そっか。そうだよね・・・」と、少し安心した顔で菜々子に言った。と、その直後、部屋のどこからか、由美の言った通り、変な声が聞こえたのだ。
「こっ・・来て・・・お願い・・・」
と言う奇妙な声を、菜々子と由美は、全部耳に聞き入れてしまった。「こっち来て・・・お願い・・・」と言っているのだろう。驚いた二人は、その事を言った。そして、由美が変な声にこう言い返した。
「私は、行きませーん!・・・と言うか、貴方は誰?」
そう由美が大きな声で言うと「そ・・・なら、その女の子・・・をこっちに・・・持ってくる・・・よ。」と言う声が聞こえた。その時、菜々子の下に、穴が空き、吸い込まれてしまったのだ。菜々子は、驚いた顔をし、悲鳴を上げてしまった。由美は青い顔をしながら、さっきよりも大きな声で叫んでしまった。
【菜々子!ちょっと!菜々子ー!】
由美が大きな声を上げた時には、もう遅かった。穴は消え、菜々子は穴に消えてしまったのだ。由美は、一人残された部屋で、パニックになり、気絶してしまったのだ。そして、菜々子は穴から落ち、今度は川にバシャンッ!と水の音を立て、川の中に落ちてしまったのだ。菜々子は、泳ぎも得意だったからか、すぐ地上に上がれた。だが、服やスカートは、全部濡れてしまっていた。
「うわぁ・・・びしょ濡れ・・・って!ここは、どこなの?」
回りを見渡すと、とんがった様な帽子を被った人々が沢山居た。その人々は、びしょ濡れになった菜々子の事何て、見向きもしなかった。知らない人なのだから、それもそうだろう。と、思ったが、どうしてこんな所に来てしまったのか考えた。すると、向こうから、菜々子の事を呼ぶ声が聞こえた。人が沢山居たせいか、よく見えなかった。見てみると、赤い猫の様な妖精が菜々子の事を呼んでいたのだった。
「菜々子さーん!菜々子さんは居ませんかティナナー!」


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