コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 黒蜘蛛
- 日時: 2015/12/25 09:58
- 名前: D.S (ID: mNBn7X7Y)
初投稿です。
明るく楽しく書いていきたいと思います!!
- Re: 黒蜘蛛 ( No.8 )
- 日時: 2015/12/31 11:23
- 名前: D.S (ID: mNBn7X7Y)
夏月さん
読んでくれてありがとうございます^^
青春時代 そうですね(笑)
死神の気持ちが恋愛感情なのかはまだお楽しみ(笑)
- Re: 黒蜘蛛 ( No.9 )
- 日時: 2015/12/31 13:01
- 名前: D.S (ID: mNBn7X7Y)
その子の死ぬ日は、一週間後。俺はその日まで色々話をした。
「ねぇ、死神さん人間はどうして生きているの?」
ある日、その子は言った。
「そんなの知らねえよ。俺は死神だ。」
俺はそう答える事しか出来なかった。でも、その子は笑うんだ。ふふふ。面白い。って。
それを見て、俺は疑問に思ったんだ。
「…お前、死ぬことが怖くないのか?」
俺はその子の涙を見たことがなかった。いままで見てきた人間は、死にたくないって泣き叫ぶから違和感があったんだ。
- Re: 黒蜘蛛 ( No.10 )
- 日時: 2015/12/31 15:04
- 名前: D.S (ID: mNBn7X7Y)
「……怖くはないかな。人間、必ず死ぬんだからね。」
「…嘘だろ。」
俺はその時、思ったんだ。やっぱりこの子は生きてるんだな。って。
笑顔ばかりを浮かべるその子は、人間というよりはロボットのようで。自分を封じ込めているようで…
「…何で?」
また笑う。でも、その笑顔はいままでと違う
「だってお前……泣いてんじゃねーか」
その日、その子はずっと泣いていた。まるで、栓でも抜けたかのように。ずっと、ずっと。
「…死神さん。」
ぐしゃぐしゃの顔で話すその子は…やっぱり人間だった。
「なんだ?」
「やっぱり私、怖いよ。死にたくないよ…!!」
『仕事だから仕方ない。』そんな事言えなかった。
俺が命を奪うまでのカウントダウンが、こんなに辛かったのは初めてだった。
- Re: 黒蜘蛛 ( No.11 )
- 日時: 2016/01/01 21:40
- 名前: D.S (ID: mNBn7X7Y)
「…なぁ、お前は、俺に命を奪わないでくれって言いたいのか…?」
違う、これは俺の本心じゃない…
「…え?、どうしたの…?死神さん…」
俺は…こいつを悲しませたいわけじゃないんだ……
「死神は、命を奪うのが仕事だ。分かってるよな?」
本当は、俺もお前と一緒で……………
「…ごめんね?話し過ぎちゃったかな?」
俺だって………怖いんだ
「お前が泣くと…俺も命を奪いにくいんだよ……俺だって心が無いわけじゃないさ…命を奪えなくなる……俺は、お前の命を奪えない……」
俺は、少し話しすぎたんだ…こいつに心を許しすぎたんだ…知りたいなんて、思っちゃダメなんだ……
「ごめんなさい、死神さん…私のせいで。でも、お願い…………泣かないで?」
泣いている?俺が?涙など、流したことのない俺が?ああ。これが感情か。目が熱いや。こうなったらもう無理だ。俺はこいつの命を奪えない。
- Re: 黒蜘蛛 ( No.12 )
- 日時: 2016/01/04 10:19
- 名前: D.S (ID: mNBn7X7Y)
は?説明が下手?言っただろ。俺は説明が苦手なんだ。
短くまとめるか?
は、お前、長いままでいいのかよ(笑)
は!?どうせまとめられないって、どーゆーことだよ!?
……まあたしかに事実だけど。(小声)
お前と話すのも最後かもしれないんだ。俺の好きなだけ話す。
つまらなかったら言えよ。
続きを話してやる。
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