コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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ぞんびちゃんの日常。(オリキャラ募集)
日時: 2016/01/15 20:10
名前: worm (ID: YC3fWPpt)

 初めまして、wormと申します
 オリキャラのゾンビをテーマにして書いていきたいと思います!
 オリキャラのゾンビがテーマとか言ってますが主人公は別です...(笑)
 
*お願い*
・始めての作品なので至らないところばかりだと思います
 なので広い心を持っていただいて()たくさんアドバイスを下されば嬉しいです!
・悪コメ等が来ても無視して下さい
・是非宣伝などしていって下さい!見に行きます!

 よろしくお願いします!

[目次]

▼物語

>>1   Prologue
>>2   story start
>>3   sleep...
>>4   And I get up
>>7   Let's Lunch
>>9   The second sleep
>>14  At night
>>19  After a gunshot
>>20  To a zombie

▼番外編

>>8   ぞんびちゃんのキャラクター紹介。
>>21  ぞんびちゃんの参照100突破祝い。

▼企画

>>24  オリキャラ募集

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Re: ぞんびちゃんの日常。 ( No.1 )
日時: 2016/01/11 13:55
名前: worm (ID: YC3fWPpt)

Prologue

 とある町の森の奥。緑が生い茂って、太陽の木漏れ日がかろうじて入るような、薄暗い湿った空気の場所。
 場所も場所だし、町の住民は知らない人が大半だろう。
 そんなところにコンクリートで出来た重たい雰囲気の建物がある。
 その建物の屋根の下には看板が立てられていて、そこにはこう書かれている。


      “ゾンビ監視所”



Re: ぞんびちゃんの日常。 ( No.2 )
日時: 2016/01/13 07:04
名前: worm (ID: YC3fWPpt)

Story start

 扉が並んだコンクリートの建物の中。ひんやりとした空気が中を流れている。
 床もコンクリートで、歩くごとにコツコツと靴の音が響いて耳に届く。
 靴の鳴る音をなんとなく聞きながら歩いていると、前から女の人が近づいてきた。

「先輩。おはようございます」

 俺が挨拶すると灰色のスーツを着た長い黒髪の女性がにっこり笑って、

「やー関くん。おはよう」

 と言った。

「関くん今日は例のアレだから。よろしく」
「あーはい。分かってます」

 今日の用件か。面倒くさい。
 この雰囲気を感じとったらしい先輩は、

「よろしい。あの子関くんのこと相当気に入ってるみたいだし頼んだよ」

 と、苦笑しながら言った。

「.....はい」
「ん。じゃーよろしく」

 先輩と会話が終わってから少し歩いて、俺はあるプレートが掛かった扉を開けた。

    “No.09 Bino”

Re: ぞんびちゃんの日常。 ( No.3 )
日時: 2016/01/11 19:48
名前: worm (ID: YC3fWPpt)

Sleep...

 俺が扉を開けると、赤い絨毯が引かれていて、他はベッドと机と椅子というシンプルな部屋の中心に女の子が窓を見上げながら座っていた。
 灰色の髪を2つにくくっている、ワンピースの女の子。
 俺に気づくと彼女は赤い瞳を輝かせて、

「関くーん!おはよう!」

 と言いながら飛びかかってきた。
 そして俺はそのまま押し倒され床に寝転がった。
 痛いところはかろうじてなさそうだ。

「あーおはよう。上を退け」
「やーだー久しぶりだもん」
「昨日の昼ぶりだろ」

 この子は時間の経過が1時間が半日くらいの感覚なのだろうか。
 彼女は俺の胸に顔をうずめて抱き締めてくるので仕方なくそのまま続けた。

「今日は泊まりだから。明日の朝まで監視する」

 と言うと女の子は顔を上げ嬉しそうに笑った。

「やったーっ!どうせならずっと居て?」
「嫌」

 監視と言われて嬉しいとかこの子はMなのかもしれない。
 俺は彼女を乗っけたまま上半身を起こして彼女に立ち上がるように手でジェスチャーをした。

「もう関くんってばドライー」

 残念そうに拗ねて立ち上がる彼女はお気付きの通り、ゾンビである。

 No.09、ビノ。俺が監視しているゾンビだ。
 彼女は監視所に連れてこられたゾンビの1人。
 俺は途中から監視役になったので詳しいことはよく分からないけど。

「俺、時間まで寝てるから」

 時間を見ると10時。
 はたから見るともう起きてからしばらく時間が経っているのかもしれないが、平均の睡眠時間が長い俺はまだ眠い。
 これから寝ようと目を閉じると、

「えーなんでー?」

 と不満そうに言ってきた。

「時間までする事ないし。」
「私と遊ぼうよー」
「眠い」

 すでにもう寝れそうだ。

「...襲っちゃうよ?」
「はいはい。俺強いから大丈夫」

 そこまで会話をして俺は意識を手放した。


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