コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 泡沫の夢
- 日時: 2016/05/05 17:49
- 名前: 零 (ID: dB4i1UE/)
はじめまして、零と申します。
此度は、このスレッドを開いてくださってありがとうございます。
このスレでは、短編やらポエムやら、詩やらを投稿していきます。
完璧な小説ではないので、そこを承知の上で、以降を読むことをお勧めします。
時間の無駄なのでね……。
また、小説カキコという場所で、小説ではないもの書くのはどうか、と私自身思っています。
ですが、最近のカキコは何でもアリなカンジになって来たので、その波(!?)に乗ってみることにしました←。
あまりよくないことなどは、理解の上でなので、そのことについての言及や、非難などはしないでください。
いいですね、しないでください。
どうしても気になる方は読まないでください。
あと、SS板で書くか悩みましたがこちらで書くことにしました。
ながながと、大変失礼しました。
このレス内の以下はお暇なときに読んでくだされば!
それではよろしくお願いします<(_ _)>
* * * *
もろもろ紹介
タイトルについて:泡沫のように、儚くも美しい、夢のような物語を書いていきたい、といった理由から
HNついて:零というのは、なにもない状態のことなので、今までいくつもの名前で書いてきたことを忘れて、初心に帰って書きたいという気持ちを込めました。
零について:読み/ゼロ・性別/女・職業/高校生・カキコ歴/4年弱 etc...質問あればご気軽に(いないとは思いますが笑)
- Re: ポエムとも詩ともつかない、短いなにか ( No.1 )
- 日時: 2016/01/24 14:10
- 名前: 零 (ID: dB4i1UE/)
【2番目】
春うららかな、昼下がり。
陽だまりのような笑顔のキミと、お昼を食べる。
青葉の匂いを孕んだ柔らかな風が頬を撫でるなか
キミがおもむろに、わたしに問いかける。
「キミの中の、一番って……誰?」
ツナマヨの入ったおにぎりを頬張ろうとした間抜けな顔のままで
彼を見つめて、固まってしまう。
一番、一番……ねぇ。
そう考え出すと同時に、おにぎりを頬張る。
もくもく、咀嚼をしつつ考える。
「わたしにとって、一番は……わたし、かな」
「え?」
「ははっ……一番は、キミだって言ってほしかった?」
「……いや、別に…………」
拗ねたように口をとがらせて、そっぽを向くキミ。
なんだか面白くて、笑うとキミはジトッとわたしを見る。
その視線を受け流しながら、また思考をめぐらす。
「きっとね。わたしが犠牲になれば、キミが助かる……そんな状況になった時、わたしはキミを犠牲にして、自分が助かる方を選ぶ。
わたしの考え方や、価値観、見えている世界とか。
それってわたしにしかわからないし、わたしが一番好む思考は"わたしの思考"でしょう?
それにわたしは、わたしの一番好きなタイプに変わることができる。
なら、わたしはわたしのことが一番好きだし、わたしのことを一番理解できるのはわたししかいない。
そう考えたら、わたしはわたしが一番好きで、大切……かな」
「アハハッ、難しいこと考えてるんだね。
まあでも、そういう理屈的なところ……好きだけどね」
「……そりゃどーも」
「キミとこうして話してると、俺の事ちゃんと好きでいてくれてるのか、不安になるよ」
キミは苦笑して、そうつぶやく。
昔から、わたしは大抵の物事や、感情などを論理的、理屈的に考えてしまう。
周りからしたら屁理屈とも取れるそれは、わたしを嫌いになるきっかけには十分だった。
いつしか周りに友達と呼べる人はいなくて、嫌われたくないのに……嫌われてしまって。
合わせようとしたこともあるけど、それもうまく行かなくて。
そんな時、わたしを好きだと言ってくれて、どれだけ屁理屈でつまらないことしか言えなくても、傍にいてくれたのが、キミだった。
「……たしかに」
「ん……?」
口の端にご飯粒を付けた、間抜けな顔したキミを見る。
彼の笑顔は春の温かな日差しのように、わたしを照らし、温めてくれる。
わたしは、その笑顔が……
「たしかに、キミはわたしの中で一番には、なれない。
わたしの中でわたしより大切な人なんて考えられない……。
でも、でも…………ね。
キミはわたしの次に、大切な人…………なんだよ」
少し、照れくさくて恥ずかしいけれど、目だけは逸らさない。
いつだって傍で、笑ってくれたキミに、少しでも伝わるように。
「アハハハッ! そっか、俺はキミの二番目か!!」
「…………わたしのこと、嫌いになった……?」
「ははっ、そんなわけないでしょ。
そういう寂しがりなところも、強がりなところも、好きだよ。
嫌いになんて、ならない」
「……っ! う、あ……えと、な、なんなの! 今日一日、好きすき言ってて気持ち悪い」
「照れてるんだ! ハハハッ、アハハハッ」
「わ、笑わないで!! 全く、万年2番のくせに」
「でも、自分のことカウントしなかったら1番……でしょ?」
可愛げがない、つまらない、屁理屈女……。
そんな言葉で塗りたくられたわたしの人生に、鮮やかな色で彩ってくれた彼。
わたしより、大切な人にはなれないけれど。
2番目に、大切な人。
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【2番目】
不器用な愛情表現
初っ端から、約1500字ですが、一応読みきりなので短編です(無理やり笑)
- Re: 泡沫の夢 ( No.2 )
- 日時: 2016/01/24 15:56
- 名前: 零(ぜろ) (ID: dB4i1UE/)
改めまして、零(ぜろ)と申します
たったいま、間違い事件(!?)が起きましたので、改めて。
零、と書いて"れいん"と読むお方とわたし(ぜろ)を間違えてしまう、ということが起きてしまいました
そして、これを今読んでいる貴方様……
れいん様、と勘違いしてきてしまった貴方様……
本当にすみません、ぜろです
名前を付けたのはわたしの方が後なので、替えるべきかもしれませんが
零という名前が気に入っているので、替えるつもりはありません
どうか、よろしくお願いいたします
零
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